ここのところ、寒気の影響を受けて、寒い日が続いています。日本海側では積雪が多く、平年の2倍というところもあるそうです。
現在、体育の授業で高校一年生はサッカー、中学一年生は持久走を行っています。
↑高校一年生のサッカーの様子 ↑中学一年生の持久走の様子
それぞれの授業の最終的な課題は、サッカーは「ゲーム」と「リフティング」です。持久走は12分間で何周走ることが出来るか「12分間走」です。今日も最高気温が6℃と寒かったですが、寒さにも負けず、元気いっぱいでした。
高校二年生の政治経済は、「世の中のお金の動きを学ぶ」と題して、グループで株式会社を立ち上げ、運営するという「バーチャル株式会社経営」の授業を行っています。
事業計画を発表し、株の販売、銀行からの借り入れで資本金2000万円からスタートし、新商品の開発を進めてきました。
その開発した商品とそのチラシが、現在エントランスに展示してあります。生徒たちが魅力的と思う製品に投票(購入)するのですが、その投票用紙が先生方にも配られました。私が投票したのは…さてどれでしょうか。皆さんもぜひ見にいらしてください。
3学期には売り上げ成績と投資成績の発表、株主総会を開会します。
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中学1年生の12月テストのテスト範囲は、「身近な物理現象(光・音・力)」。そのうち、「力」の実験として、大気圧や水圧の実験をしました。
普段、私たちは何気なく生活していますが、実は頭の上に、10 kmの長さにも及ぶ、空気の層を乗せて生活しています。空気にも重さがあるので、日々それに押されながら生きているということになりますね。宇宙に行くと顔が丸くなったり、山に登るとポテトチップスの袋がふくらんだりするのは、押される空気が少なくなるからです。意識しても、ただ生活しているだけではなかなか感じることのできない大気圧(空気の圧力のこと)。空き缶つぶしや、簡単に空気を抜くことができる(つまり、大気圧を小さくすることのできる)ポンプをつかってマシュマロをふくらませる実験で、みんな楽しく大気圧を感じることができましたよ!
ちなみに実験で使ったマシュマロは、もちろんみんなのお腹の中へ!!楽しい経験と知識をぜひ頭の中で結びつけて12月テストにのぞみたいですね!
えっ?受験生の高校三年生も実験なんてやるの?!そんな声が聞こえてきそうですが、トキワ松の高三年生たちは、座学の勉強・演習はもちろん、実験もしっかりやります。トキワ松学園の理科では、知識は、実際に自分で手を動かして初めて身に付くものだと考えているからです。 2学期後半では、小さいものから1時間まるまる使ってのものまで、理論化学の実験をいくつかやりました。少しご紹介します。
まずは小さな実験。溶媒分子は通すけれど、溶媒に溶けている比較的大きなコロイドと呼ばれる粒子は通さない膜のことを半透膜といいます。卵の卵殻膜(薄かわ)がこの半透膜でできていることから、水にひたすと、卵内部に水が浸透する様子を観察しました。次に、豆腐づくりの実験。豆乳(化学用語で言うと、コロイド溶液とよばれるものの仲間)に多量の電解質水溶液(今回はにがり=塩化マグネシウム水溶液)を入れると沈殿する、という性質を、おいしく確かめるため、豆腐作りをしました。
教科書にのっているような、いかにも化学の試薬を使った実験ではなく、まるで料理のようなこの実験。食べられる実験に生徒たちも大喜びでした。その分、化学をよりいっそう身近に感じることができたようです。
本日、高一対象にインターナショナルアワーが行われました。これは、英語の授業に外国の方をお招きして、英語を媒体として自国の言語、文化、宗教、歴史などをお話しいただくというトキワ松学園恒例行事の一つです。
今年は、インドとトルコのお客様が来てくださいました。
トルコの方からは、トルコがアジアとヨーロッパの文化が出会う場であること、また、トルコ語と日本語の共通点などを教えていただきました。
一方、インドの方からは、インドのお祭りや偉人のお話を伺ったり、伝統衣装のサリーを実際に着せていただいたりして盛り上がりました。
短い時間でしたが、生徒たちはみな熱心にお話に聞き入っていました。異文化について、その国の方から直接お話を伺う貴重な時間になったと同時に、世界の共通語としての英語を認識するよい機会となりました。
高一進学クラスの2クラスが、生物Ⅰの授業でブタの眼を解剖しました。
教科書で「環境と動物の反応」のいろいろな受容器のうち、眼の構造について詳しく学んだ後だったので、実際に実物で確認してみようという試みでした。最初本物のブタの眼を見たときには「キャー!」という悲鳴にも似た声が上がりましたが、解剖が進むにつれて本物の圧倒的な迫力のとりこになり、静かにじっくり観察する生徒が増えてきました。実際、ガラス体も水晶体も透明でとてもきれいですし、網膜はピンク色で視神経とつながる盲点の観察も出来ました。
今週の月曜日には、サイエンス講座で東京工芸大学のロボット博士鈴木先生の講義がありました。そのとき鈴木先生は「ロボットの目を開発していると、つくづく人の眼がよく出来ていることに感動する」と言われていました。今回はブタの眼でしたが、その精巧なつくりを堪能できたのではないかと思います。3学期にはウニの人工授精もあります。お楽しみに!
トキワ松の理科では、学期に一度、理科の様々な分野の大学から先生をお招きして、サイエンス講座を開いています。今回は、東京工芸大学でロボットビジョンの研究をなさっている鈴木秀和先生から、ロボットについて大変興味深いお話をうかがいました。
ロボットの眼とは何でしょう?一口にロボットと言っても、いろいろな種類のロボットがあるので、その機能によって、ロボットの眼は「操作する人の目」だったり、「センサー」だったり、「カメラ」だったりと様々です。人間の眼は本当に良くできている器官なので、それをロボットがマネするのは容易ではありませんが、そのロボットの機能によって広範囲が見えるカメラにしたり、サーモグラフィーにしたりすることで、最近ではロボットの見ている世界もかなり多種多様になってきているようです。
近年、ロボットが「視」てそれをもとに「自分の意志で動く」ということがようやく少しずつ可能になってきました。これから先、私たちとロボットには、どんな未来が待っているのでしょうか。とても楽しみになった1時間でした。
また、鈴木先生は、おもしろいお話だけではなくて、ロボットもたくさん連れてきてくださいました!本当の犬みたいに動くAIBOや、自分の意志で迷路を進むロボット…。生徒たちは、講義が終わった後もずっとロボットと触れ合って満足そうな顔を見せていました。
高校1年の家庭科の授業で、毎年恒例となっている「制服着こなしセミナー」が行われました。
わがトキワ松学園の制服を手掛けてくださっている日本メンモウ株式会社のデザイナーの方においでいただき、より一層素敵な女性になるためのヒントをいくつか教えていただきました。
1、 制服の意味
2、 第一印象の重要性
3、 美しい立ち振る舞い など
何げなく着ている制服にもいろいろな意味があり、学校それぞれの思いが込められているということに改めて感じた1時間でした。また、「筋肉痛になりそう!」と声が聞こえた?!美しい立ち方、お辞儀の練習も習得しました。元気な挨拶が評判の我が生徒も、この後の授業の号令は、お淑やかになったとか・・・。