横浜美大『卒業制作展』

2月15日(土)、高校1年生、2年生の美術デザインコースの生徒たちで、本校の併設大学である横浜美術大学の卒業制作展を見学してきました。

4年間の集大成ともいえるクオリティーの高い作品を鑑賞し、それぞれが持つ世界観を堪能しました。

おいしそうなオノマトペに加え食べ物のイラストを描いて表現した食欲を掻き立てる作品や、漫画の中に入り込んだ気分になるユニークな作品など、表現することに無限の可能性を感じたことでしょう。

 

 

また、今年の金兎賞(きんとしょう)受賞者(最も優秀な作品に贈られる賞)には、スペイン海外研修が贈呈されます。

 

 

高1『スタイリングセミナー』

毎年、高校1年生を対象に『スタイリングセミナー』と題して、制服の美しい着こなしについて講習会を行っています。講師には、トキワ松学園の制服を製作してくださっている東京菅公学生服株式会社の方をお招きしています。

 

制服の意義や成り立ちのお話などみんな驚くことばかりだったようです。製作に長い時間と労力がかかっているオリジナルの制服!たくさんの人の思いが込められています。大切に、自覚を持って着こなしてくださいね。

 

【生徒の感想より】

・アメリカでは制服を着用することによってカラーギャングの抗争に巻き込まないようになったということに驚いた。制服に守られていると自覚ができた。

・もともと制服が好きだったのですが、更に愛着が湧きました。

・夏服と冬服のスカートのポケットの位置やフックの違いについて疑問に思っていましたが、謎が解けました!教えていただきありがとうございます。

・ボタンやソックスのポイントのデザインがトキワ松オリジナルだと聞いて嬉しくなりました。

・制服に使われているカラーやデザインに深い意味が込められていることを知って、大切に着ていこうと思った。

 

中3美術 ドライポイント~花をテーマに~

中学3年生のドライポイントの作品が出来上がりました。ドライポイントは版材より硬いニードルやナイフで金属板に傷をつけて描き、削りかすやまくれをそのままにしてプレス機にかけて印刷する版画です。印刷するまでどのような仕上がりになるかわからずドキドキでしたが、それぞれに素敵な作品が出来上がりました。

 

中1「思考と表現」特別授業!

1月20日(月)中学1年生の「思考と表現」の授業にて、NPO法人芸術資源開発機構(ARDA)の方をお招きして対話型の絵の鑑賞(VTS)を行いました。

その日の授業は2時間続きになり、図書室の配置もいつもと違っていたので、生徒たちは興味津々で授業に臨んでいました。

 

1時間目はアイスブレイク。絵の鑑賞をみんなで行う前に小グループに分かれて、アートカードを使いながら、自分の感じたことを‶ことば″にする練習をしました。講師の方々からのていねいな質問に、生徒たちはリラックスして、楽しみつつも、自分の考えたこと、感じたことを口々に発言します。

 

 

いよいよ、2時間目はVTSです。2グループに分かれ、3枚の作品を鑑賞しました。「まずはじっくり作品を見てみましょう」という講師の方の掛け声で、生徒たちは作品をじっくり鑑賞します。次に「思ったことや感じたことを伝えてくださいね」といわれ、次々に手を上げて発表していました。

どちらのグループも作品の中にある、状況や人物の関係性、その作品の中に描かれているものにどのような意味があるのかなど、思い思いの感想を口にしていました。また、「人の意見を聞くことも大切だよ」と言われていたこともあり、友だちの意見も聞きながら、よく考えていました。

一枚の作品を友だちといっしょに鑑賞するという今までにない経験を、楽しみながら行った2時間でした。

トキワ松学園では、生徒たちに感じたことを言語化し、そこからさらに考えを深めていく経験を積んでほしいと考え、「思考と表現」の授業のなかでVTSを取り入れています。3学期の「思考と表現」では、更にVTSで言語力を磨いていきます。

中1 『 センスアップ講座 』

中学1年生は初めて華道の授業を行い、クリスマスにぴったりのお花を活けました。華道部顧問の先生に、日本の華道とフラワーアレンジメントの違いを教えていただきました。

 

 

背筋をただしてお花と向き合う心豊かな時間になりました。

皆さん、初めてとは思えない素敵な仕上がりでした。おうちに飾ってクリスマスをゆっくり味わってください。