一生に一度かもしれない『ブタの眼の解剖』

高一進学クラスの2クラスが、生物Ⅰの授業でブタの眼を解剖しました。

教科書で「環境と動物の反応」のいろいろな受容器のうち、眼の構造について詳しく学んだ後だったので、実際に実物で確認してみようという試みでした。最初本物のブタの眼を見たときには「キャー!」という悲鳴にも似た声が上がりましたが、解剖が進むにつれて本物の圧倒的な迫力のとりこになり、静かにじっくり観察する生徒が増えてきました。実際、ガラス体も水晶体も透明でとてもきれいですし、網膜はピンク色で視神経とつながる盲点の観察も出来ました。

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今週の月曜日には、サイエンス講座で東京工芸大学のロボット博士鈴木先生の講義がありました。そのとき鈴木先生は「ロボットの目を開発していると、つくづく人の眼がよく出来ていることに感動する」と言われていました。今回はブタの眼でしたが、その精巧なつくりを堪能できたのではないかと思います。3学期にはウニの人工授精もあります。お楽しみに!