高1・高2 後輩へのエール!受験体験発表会

3月2日に卒業した高校3年生を迎え、受験体験発表会が行われました。全体会では4名の先輩方からのお話し、その後、10の分科会に分かれて、各学部や志望にわかれて、懇談会を開きました。

なぜその大学を選んだのか、いつごろから受験勉強を始めたのか、高校時代にどのように過ごしたことが今の自分につながっているかなど、受験を振り返って後輩へのアドバイスをしてくれました。

中には毎日新聞を読んで記事をノートに貼り、まとめたり、進路に関する新書をたくさん読んだりしていた人も。

どの人からも共通して出て来たアドバイスは、

「毎日の学校生活を大切にすること」という言葉でした。様々な活動や経験が無駄ではなく、全てが自分の幅を広げることに繋がっていて、委員会でも部活動でもどんな仕事や活動も一つ一つ丁寧に行うことで自分らしさが作られていく。そして、日々の授業や小テストをしっかりと行うことことが、受験勉強への近道であること、ということでした。

受験勉強は自分がどんな個性で、何が得意なのか見つめる良い機会でもあるのですね。

これから進路を考える高1・高2の生徒にとっては大変有意義な時間で、自分の進路を本気で考えるきっかけになりました。卒業生の皆さん、貴重なアドバイスをありがとうございました!

青空も祝福!輝く未来へ 高校卒業式&謝恩会

春らしい穏やかな3月2日に第71回卒業式が行われました。学年カラーがの高校3年生はスポーツ祭典も修学旅行も常に青空に恵まれ、卒業式も前日までの空とはうってかわって青空が広がりました。

卒業式では全員が校長先生から直接卒業証書を受け取ります。その際に校長先生は一人一人にお祝いの言葉をかけてくださいますが、卒業生もほとんど全員がお礼を述べたり、会釈をしたりと卒業の喜びや感謝の気持ちを示していました。

卒業式が終了した後、ホテルに会場を移して謝恩会が開かれました。食事はフランス料理のコースでしたが、卒業生たちは修学旅行のテーブルマナーで学んだことを生かして、臆せずにおいしく味わっていました。余興は3年間のスポーツ祭典での応援のダンスあり、オリジナルのダンスあり、懐かしい写真あり、担任の先生を交えた新作動画ありの楽しいものでした。ビンゴ大会では生徒に交じって、来賓の方や学年の先生も賞品を受け取って盛り上がりました。最後まで明るく和やかな楽しい会で、終わった後には別れを惜しむ姿があちこちで見られました。

素直で明るくまじめな生徒が多かった青学年ですから、未来に向かって着実に歩みを進めていくことでしょう。成長した姿をぜひ母校に見せに来てくださいね。

高1・2 横浜美術大学 卒業制作展見学🖼

2月16日(土)の放課後、高1と高2の美術デザインコースの生徒は、横浜美術大学の卒業制作展を見学しました。

大学4年間の集大成となるべき卒業制作は、どの作品も作者の想いが詰まったすばらしい作品ばかりでした。見学した美術デザインコースの高校生達は、その技術や表現力の高さ、想像力の豊かさに大いに心を動かされ、刺激されたようです。

「あの作品がすてきだった。」「あんな作品を作ってみたい。」という声が聞かれる一方で、「あと、7年経ったら自分もあんな作品が作れるようになるのかな…」といった不安げな声も聞かれました。しかし、大学で幅広い知識や技術や表現を学び、試行錯誤を繰り返しながら大作を完成させられるようになるのです。高校生のみなさん、これから精一杯学んでいきましょう!

3月7日(木)~12日(火)には横浜赤レンガ倉庫にて、卒業制作展の選抜展が行われます。是非、足をお運びください。

3学期サイエンス講座『人の命を救うバクテリア放線菌』🔬

トキワ松学園では、各学期に1回、理科の各分野の専門家の先生をお招きして、サイエンス講座を開催しています。3学期のサイエンス講座は、日本大学 生物資源科学部の上田賢志先生に『人の命を救うバクテリア放線菌』についてお話をしていただきました。上田先生には、1月下旬にも来校していただき、土に存在する放線菌を培養するための実験指導もしていただきました。

人の命を救う薬の開発のために、どのような研究が行われてきたのかなど、研究の歴史を分かりやすく説明してくださいました。小さな小さなバクテリアが作り出す物質が薬に利用されていること、有効な物質を作るバクテリアを見つけるために地道な研究が行われていることなど、どのお話も大変興味深く聞くことができました。また、トキワ松学園の創立者 三角錫子先生の功績にも触れてくださり、研究の歴史をより身近に感じることができました。

来年度もサイエンス講座をきっかけに、理科に興味を持ってもらえたらうれしいです。たくさんの参加を待ってます!

高3教養講座 飛び立て!卒業生~PAハイエレメント~

高校3年生を対象にしたPAのハイエレメントを実施しました。今回はハイエレメントの中でも難度の高い「ムササビスイング」と「巨人のなわばしご」を実施しました。

(写真ではわかりにくいかもしれませんが…)ムササビスイングでは、天井を通った命綱をつけた人のロープをみんなで一斉に引っ張ります。すると引っ張られた体が勢いよく体育館をムササビのように飛び回ります。自分が感じたことのない感覚を覚えることもでき、とても楽しそうにしていました。

続く巨人のなわばしごは卒業を控えた3年生にとって特別なプログラムです。大きなハシゴを2人組で力を合わせ、体育館の天井まで登っていきます。

到達できた生徒は一番上のハシゴに自分の名前、記念にメッセージを書き込みます。登りきった生徒たちは、歴代の先輩たちが残したメッセージを見ることができ、感激していました。

トキワ松学園を巣立つ卒業生の皆さん。仲間を信頼する心、協力して成し遂げる力、トキワ松で学んだすべてをこれからの人生の中で役立ててくださいね。皆さんの活躍を楽しみにしています!

高校生徒会 高3に送る「さくらアート」🌸

あと数日で高校3年生も卒業…

今までの感謝の気持ちを込めて、高校代表会議が主催して「みんなで咲かせるさくらアート」と題した卒業記念作品をつくり高校3年生の皆さんに贈りたいと思っています。

高3の皆さんには登校日に合わせて桜🌸の花びらのカードに一言メッセージをいただきました。また、先生方や後輩たちからのメッセージも合わせて卒業式当日を彩ります。

当日にもメッセージが書けるようにカードを用意してありますので、保護者の皆様にもご協力いただき、卒業式に満開の桜を咲かせましょう!よろしくお願いいたします。

高2保健 大切な命を守る!普通救命講習

毎年、高2では保健の授業で普通救命講習を実施しています。知識1時間、実技2時間の計3時間の講習を受講すると「救命技能認定証」を取得することができます。いざという時のために講習を真剣に受けることができました。

知識の時間はPC室で行いました。各自、東京消防庁の電子学習室を利用して正しい知識を学び、30問の確認テストに臨みます。全員が24点以上の合格ラインを通過することができました。心肺蘇生の動画をみて、次回の実技への意欲が湧いている生徒たちでした。

実技の時間は東京防災救急協会と地元目黒の消防団の方々が講師として来校してくださいました。人形を前に緊張しながらでしたが、恥ずかしがることなく元気に取り組むことができました。胸骨圧迫や人工呼吸、AEDの操作の仕方を学びました。また、本来は「上級救命講習」で実施される乳児の心肺蘇生の方法を本校では特別にお願いをして取り入れていただいています。将来、母親になる可能性がある生徒たちにとってはとても有意義だったようです。

心肺停止の傷病者に出会わずに平和に暮らすことができるのが一番ですが、いざというときには一度経験したことが命を救うための行動力につながることを願っています。

高3教養講座 日本一有名な本屋『読書のすすめ』に行こう!

2月22日(金)、よく晴れた午後2時、江戸川区の篠崎駅に元気な高三が30名集まりました。目指すは、日本一有名な本屋「読書のすすめ」です。店長の清水克衛さんは、テレビ番組の書評コーナーにもしばしば出演する「本のソムリエ」と呼ばれる方。将来の夢や現在の悩みなどを相談すると、ヒントになる本を薦めてくれるということで、沖縄や北海道からも、わざわざ飛行機に乗って本を買いに来る人がたくさんいるという有名店です。

駅から歩いて6分ほど、店内に入ると、清水店長が笑顔で迎えてくれました。「インターネットの時代だからこそ、本を読んで自分自身を見つめよう」という趣旨のお話を全体で聴いたあと、いよいよ自分に合った本を選んでいきます。清水店長や、ベテラン店員の小川さんに相談したり、店内を回って気になる本を手にとったり、熱心に「自分の一冊」を探していました。いつもは馴染みのない哲学書や思想書、古典などを選ぶ生徒も多くて、「みんないい本を選びますね。一度は読んでほしい本ばかりを選んでくれました」とお店の方々に褒めていただきました。

「気になっていた本を思い切って買う事ができました。」「ニーチェに挑戦したいと思っていたので、頑張ってみます。」「これからは本をたくさん読んで、しっかりした自分の考えを養っていきたいです。」などという感想をそれぞれが語ってくれました。実り多い一日となりましたが、これからの人生にとっても有意義な一日になりますように。