1学期終業式②~社会に貢献、探究女子!~

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さて、終業式の中で春休みにフリー・ザ・チルドレンに参加した高校三年生から活動の報告がありました。彼女たちはGS(グローバル・スタディーズ)の授業でフリー・ザ・チルドレンについて知り、国際協力について深く学びたいと、活動に参加しました。アクティビティーを通して貧困問題や社会問題を学んだり、同世代の参加者と話し合う中で、今までの自身の行動の不完全さを認識させられ、向上心を掻き立てられたといいます。

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その後、高校1年・2年生を対象に「Youth for 3.11」から活動参加の呼びかけがありました。この団体は「学生にとって参加しやすいボランティアの機会を提供し、学生が社会問題の解決に参画できる社会の実現」を目指しています。実は、今春卒業したトキワ松の卒業生も参加しています。トキワ松としても震災発生時から様々な支援活動を行っていますが、生徒が活動を行うには制約があるのも事実です。そのハードルを少しでも下げ、学生がボランティアに参加しやすいように援助してくれます。

夏休みは、ボランティア活動や体験教室などに参加することで、コミュニティーの和を広げ、新たな発見や知識を蓄えるチャンスです。今回紹介した団体を含めて、今年の夏に様々な体験をして一回り成長した皆さんと会えるのを楽しみにしています!

海外25大学特別推薦制度説明会

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「やっとテストが終わった~」と思った1学期期末テスト最終日の午後、トキワ松学園では2つの英語に関する説明会が行われていました。高校1年生と2年生が、3ヶ月間オーストラリアの高校で学ぶことができる「ターム留学」の説明会と、高校卒業後に5カ国25大学から行きたい大学を選んで進学できる「海外大学特別推薦制度」説明会です。

「海外大学特別推薦制度」は、海外大学進学を希望する生徒を対象とした高等教育機関ネットワーク”Navitas”と提携したものです。現在の高校3年生からこの特別推薦が始まり、中学1年から高校3年までの多くの生徒と保護者の方が、真剣に説明を聞いていました。

この制度を利用するメリットはたくさんありますが、最大のメリットはやはり「時間的な効率の良さ」でしょう。留学する本人の強い意思と努力が必要ですが、海外へ渡航してから「ディプロマコース」できめ細やかな指導を受けながら大学2年に編入ができる道があるために、最短で21~22歳で大学を卒業できる(日本の大学に進学するのと同じ、さらにイギリスやオーストラリアの場合は3年制なので1年早い21歳で卒業できる)可能性があるのです。

また、本校には「文系」「理系」「美術系」の3コースが高校にありますが、海外25大学の専攻領域が、文系・理系・美術系の全てが含まれているという点においても、本校の教育と非常に相性が良いものとなっています。海外で学ぶ夢がさらに近くなったこの「海外大学特別推薦制度」で、夢を実現しましょう!

事前研修~イギリスへ、準備OK!~

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テストが終わって生徒たちはホッと一息。校内では部活のかけ声や各学年の行事が行われていました。そんな中で、今月18日からイギリスへ出発する海外研修の事前指導が行われていました。

今日は自分たちが作ったスクラップブックを使いながら自分のことや日本の文化についてネイティブの先生たちを相手に1対1の会話の練習を2時間に渡り、繰り返し行いました。

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最初は緊張していた生徒たちですが、自分たちの英語が伝わるのを実感するうちに自然と笑顔になり、口々に楽しかった~の声が!それぞれに手ごたえを感じているようでした。

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順番を待っている生徒たちの間でもお互いに練習する風景が見られました。出発まで10日ほどです。できるかぎりの準備をして充実した研修になるといいですね。

みんなが応援、英検2次対策!

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お昼休みの教室では英検の2次試験に向けて対策をしている姿が見られました。トキワ松では英検の1次に合格した生徒たちを対象に英語科の先生が熱心に指導をしています。そのかいあって、多くの生徒が英検を取得しています。中学では先生が一人ひとりに発音や面接のポイントを丁寧に指導してくれます。

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一方で、高校では既に級を取得している生徒自身が先生役となって同級生を指導していました。中学段階で指導されたことを踏まえて細かい点まで同級生に伝えていました。先生役の生徒も自分の振り返りにもなるといいます。トキワ松の教え合う、助け合う精神がここにも見られました。

 

 

高三 Reader~私が先生!友達に教えよう~

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高校三年生のReaderの授業では、生徒自身が先生となって授業をするという取り組みを行っています。今回はノーベル平和賞を受賞したマララさんや女優のエマ・ワトソンさんが国連でスピーチした英文の文章を題材に各グループ15分ほどの授業を行います。

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その事前準備として、各グループで英文の中で使われている単語や文法の確認をしたり、iPadを使い英文で述べられていることの背景を調べていました。その上で、それらをどこまで伝えるか検討をします。調べたことすべてを話していると授業にメリハリがなくなってしまいます。先生が行う普段の授業を思い出しながらどうしたらよい授業となるか、各グループ試行錯誤していました。

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学習効果をランク付けした「ラーニングピラミッド」では、講義形式の授業では定着率が5%に比べて、人に教える場合は90%と非常に高くなるといいます。それだけを意識しているわけではありませんが、トキワ松には生徒同士で教え合う雰囲気があふれています。これからも仲の良さを生かして、協力しながら力を養ってくださいね。

 

高一 歌舞伎鑑賞教室

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高校一年生が、国立劇場で行われている歌舞伎鑑賞教室に参加しました。本編の上演前に、「歌舞伎のみかた」として、歌舞伎の中で使われる言葉や舞台裏の解説をしていただきました。中でも、女形の役者さんが男性の姿(?)から、お化粧、着付け…を経てお姫様に変身していく様子に、生徒たちは食い入るように見ていました。女形独特の女性らしいしぐさ、振る舞いに、「私たちよりも女らしいかも?」との声も!事前に学校でも歌舞伎についての基本知識を学んでいる生徒たちですが、実際に見ると違いますね。

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本編の「壺坂霊験記」は、夫婦愛を描いた演目で、話もわかりやすく、生徒たちも楽しく鑑賞していました。ここぞという場面で、一般のお客さんから飛んでくる屋号に驚きつつも、「また歌舞伎を見に来たい!いつか私も屋号を飛ばせるようになりたい!」と歌舞伎の世界に魅せられていました。

グローバル化が叫ばれる昨今ですが、外国語を使って「何を伝えるか」が求められています。これらの経験をきっかけにして、日本の伝統芸能に興味を持ち、日本の文化について世界の人に伝えられるようになってくれたらと思います。

国際交流部 アゼルバイジャン・韓国からようこそ!

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今週の国際交流部は、部員みんな大好きなインターナショナルクッキング。ゲストはアゼルバイジャンと韓国からお招きしました。アゼルバイジャン出身のゲストは、2月にも来校して下さったアゼルバイジャン大使館の方です。目黒ユネスコ協会からは韓国のゲストをお二人お迎えしました。

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今回のメニューはなんと2カ国3品の調理に挑戦。
韓国料理はチヂミを作りました。特に海鮮チヂミは具だくさんで、ひっくり返すのが大変。韓国のゲストの方が見せてくれた上手なお手本に生徒は大興奮!生徒も真似してひっくり返します!

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続いてアゼルバイジャン料理。みなさんはアゼルバイジャン料理と聞いて何を思い浮かべますか?…、なかなか予想ができる人はいないのではないでしょうか。今回は家庭でも作れる料理を教えていただきました。1品はラタトゥイユのような野菜の煮込み料理。今回は出来たてをいただきましたが、本当は冷ましてパンの上に乗せて食べるそうです。もう1品は春巻きの皮でお肉を包んだお料理。春巻きでもなく、餃子でもなく、不思議なお料理でした。どちらも家庭で簡単に再現できそうなお料理で、部員はきっと自宅で家族にアゼルバイジャン料理をふるまっていることでしょう。

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今週も日本にいながら世界旅行の気分が味わえた、おいしい部活でした。次回の部活はオーストリア大使館からゲストを招く予定です!

 

 

中学 トキワ松の英語

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トキワ松学園では、世界を舞台に社会に貢献できる女性を育てるために「国際力教育」にも力を入れています。中学の段階ではLS(Listening&Speaking)の授業で、発表する機会を多く作っています。また、近年では電子黒板を活用して生徒たちの理解を深めています。従来の授業に比べて、生徒たちは英語を感覚的に捉えることができるようになってきています。(ちなみに、トキワ松は電子黒板利用の先駆けとして情報番組にも取り上げられています。)

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また、トキワ松では複数のネイティブ教員とのティームティーチングの授業がふんだんに行われています。ネイティブの発音に普段からふれることで高い英語力を身につけており、英検においても高い取得率となっています。

さらに、英語力を高めたい生徒のためには様々な海外研修プログラムがあり、それぞれの生徒の到達度によって英語力を向上させるカリキュラムも用意されています。

生徒の皆さん、日々の授業を大切にして大きく羽ばたいてくださいね!

 

高一 GS~世界を動かす人たち~

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Hi everyone! How are you enjoying the warm weather? Today I would like to tell you about my Global Studies lesson. Today students studied about World Leaders. Using the interactive whiteboard, the students participated in an interactive power point presentation, learning the correct English country names, regions; their flags and each country’s leader. Everyone had a good time answering the quizzes and using the fun whiteboard!

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高一のGS(グローバル・スタディーズ)では「世界を動かす人たち」と題して各国の位置関係や各国のリーダーを照らし合わせながら世界の情勢について学んでいます。地理の授業で学んだことを思い出しながら、各国の状況や話題となっていることを英語で学んでいきます。授業では、先生の作ったスライドを利用しながらクイズ形式で基本事項を確認。電子黒板の画面をタッチするとリーダーの顔写真が動いて旅をします。生徒たちも楽しそう!

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授業の後半では、ペアーワーク(協働学習)で各国のリーダーの呼び方や内容について質問し合い確認をします。一人で勉強するより、友達と協力し合うことで生徒たちにとって馴染みの少ない事柄も飽きずに学ぶことができ、知識の定着も高まります。

定期テストでは、楽しく学んだことを思い出しながら頑張ってくださいね。

イギリスへの事前研修

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イギリス多文化研修プログラムに参加する生徒たちの事前研修が行われました。トキワ松学園では、単に生徒たちを連れていくだけではなく、必要となる会話や訪問地の情報をしっかりと指導してから連れて行きます。これにより現地での研修がより充実したものになります。

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初回は研修に参加する25人で自己紹介の練習。もちろん中学1年生の時に、勉強していることですが実際に海外で使うことを考えると生徒の真剣さも違います。先生からは、自己紹介でちょっと「ユニーク」な答えを用意しておくと相手がすぐに覚えてくれるとか、説明の際に「写真やイラスト」を用意しておくことで相手に伝わりやすくなるなど、実践的なアドバイスが次々に!

現地では、初日から生徒たちだけでバスで通学し、そのチケットも自分たちで購入することになります。その際に困らないようにこれからの事前研修で必要となるスキルを再確認し、実践できるよう練習をしていきます。25人で助け合い、成長しながら有意義な3週間にしてほしいと思います。