高大連携、多摩美出張授業・・・高二美術コース

高二美術コースの今日の授業は、多摩美術大学のプロダクトデザインの教授、和田達也先生の授業でした。

美術大学とは何か、デザインとは何か、といったテーマを深く掘り下げて、いろいろな画像をご用意くださり、わかりやすくお話をしてくださいました。生徒たちは、俄然「やる気」をかきたてられたようです。

トキワ松学園の美術コースでは、このようにさまざまな美術系大学から先生をお招きして授業をしていただきます。来週は、高校1年生の美術コースに併設の横浜美術大学から先生においでいただき授業をしていただきます。

本学園の先生たちの授業だけでなく、いろいろな角度からのお話を伺うことで、生徒たちは、広い視野を身につけ、様々な情報を手に入れていきます。

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English Day!!

       昨日、中学生は、English Dayでした。各学年の様子を紹介します。
中学1年生↓

中学1年生にとって初めてのEnglish Day は、英語劇に挑戦しました。Going Abroadというトキワ松の生徒達が成田からUKにホームステイに出かけ、その行程で色々な楽しい思いをしたり、トラブルに巻き込まれたりするというオリジナルストーリーです。生徒達は、英語のセリフを覚えるばかりでなく、演技にも磨きをかけ、小道具や衣装に工夫を凝らして本番を迎えました。舞台に乗る緊張感や達成感は、きっと一人ひとりの心に残ったことと思います。来年はどんな成長や挑戦が見られるか、今から楽しみです。                                                                

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中学2年生↓

中学2年生は、日本に住んでいるフィンランド、イラン、エジプトの方に英語でインタビューし、その内容をまとめてプレゼンテーションをしました。今年は劇や、テレビ番組、人形劇、紙芝居など工夫を凝らした発表がいっぱい!発表する側も、見る側も楽しいEnglish Dayでした。

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中学3年生↓

中学3年生は「世界の女性」をテーマに調べ物をし、発表の準備をしてきました。今日は、11日のクラス発表会で選ばれた各クラス1チーム(10人~11人)が舞台に立ち、中国、ルーマニア、エジプト、サウジ・アラビアについて劇やプレゼンなど様々な形で発表をしました。各国の女性がどのような生活をしているのか、その国ではどんな女性が活躍しているのか、聞いている生徒達も興味津々でした。発表する側も聞く側も良い緊張感を持ち、最後のEnglish Dayにふさわしい会を全員で作ることが出来ました。

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子どもたちの目が輝きました!本の読み聞かせ 小中交流

中学2年生と3年生はトキワ松の小学生に絵本の読み聞かせにいきました。
迎えてくれたのは、明るく純粋な小学校1年生と2年生、3年生のまなざしでした。
きらきらした瞳でまっすぐにこちらを見つめ、登場人物にぴったりと同化して物語に入り込んできます。そんな小学生に後押しされて、普段、演劇部、ミュージカル部、マンドリンギター部などでも活躍している生徒たちは、とても楽しい時間を過ごすことができました。

生徒たちが選んだ本は,中学2年生が「けばけば」「ふうばあちゃんの赤いくし」「ハリネズミのピックル」、3年生が、「わかがえりの水」「おんちょろちょろ」「コンとあき」「ずーっとずっと大好きだよ」でした。

人の前で読んでみて、初めて気付くこともたくさんあり、読み手の中学生もちょっぴり成長できる素敵な体験でした。

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アフリカン・フェスタへGO!

国際交流部は定期的に校外に出て異文化に触れています。今月のお出かけは横浜・山下公園で開催された「アフリカン・フェスタ」です。
広々とした山下公園内では、大使館コーナーやNGOコーナーがあり、アフリカ諸国について学んだり、アフリカで活動する多くの団体について知ることができました。他にも、カメルーンやコンゴの音楽を楽しんだり、アフリカに送るカード作り、アフリカファッションコーナーなど体験型のブースもたくさん!
部員が一番楽しみにしていたのは、もちろんアフリカの食べ物です!みんなアフリカ各国のお店を見比べて、食べたことのないものに挑戦!ケバブやジブチのお料理、ラクダのシチュー、ケニアのコーヒー・紅茶などいただきました。ラクダのシチューはどんな味がしたのでしょうか?
生徒たちにとっては普段はあまりなじみのない遠く離れたアフリカ大陸ですが、今日のフェスティバルをきっかけにアフリカ諸国について更に関心が高まったようです。

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続・「いのちの授業」の教育がとりあげられました・・・

 先月16日のグリーンリボンDAY制定イベントの公開授業に続き、今度は「日刊ゲンダイ」

(11月10日付・9日発売)にトキワ松学園の「いのちの授業」がとりあげられました。

すぐに臓器移植について授業するのではなく、高校1年生・高校2年生の保健で「生老病死」

というストーリー性を持たせています。             

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高校2年間の保健の授業を通し、自分の命を考え、そして他人の命について考えられる力を

育んでいくことが一番の目的です。

高二理系クラス生物の授業報告

1学期の特別な取り組みとして、環境問題のプレゼンテーションを行いました。今年度のクラスの特徴は、堂々としたプレゼンもさることながら、その後の活発な質疑応答でした。続く2学期前半の取り組みは、バイオテクノロジーについてのプレゼンテーションでした。遺伝子組み換えやクローン、iPS細胞などなど、最新のバイテク技術についての良い面や懸念される問題点について活発なプレゼンが行われました。

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さて、2学期後半は実験に取り組みます。今日はその第1弾。修学旅行から帰ったばかりの高二を待っていたのは、なんと『ニワトリの頭の解剖』でした。理系の生徒とはいえ最初は戸惑っていたようですが、だんだんノリノリになり、最後には『ホルマリン漬けにして持ち帰りたい!』と申し出る生徒も現れるほどに…。3学期には自由研究に取り組みますが、この積極性が生かされた研究になればと担当教員は内心期待しております。

 

気仙沼訪問報告

3月の震災以来、団扇を届けたり、文化祭で応援をしたりと支援の仕方を考えながら活動してきましたが、11月6日に目黒ユネスコ協会の協力を得て、気仙沼に生徒4人が行ってきました。その報告を校長先生にしました。

現地では、気仙沼の白幡教育長さんに話をお聞きし、全校生徒が書いたメッセージカードをお渡ししました。教育長さんが目を潤ませながら震災のこと、そして、これからの復興について語られる姿に生徒たちも心を打たれたようでした。中でも、「豊かなコミュニティーを持つ」との言葉はとても印象に残るものでした。
その後、沿岸部の被害を見たり、養護施設でお年寄りの方と交流をしたりしました。最後には仮設住宅を訪ね、自治会長さんや大阪からかけつけているボランティアさんからもお話をうかがいました。そこでも震災の様子だけでなく、その後の様子を聞きながら仮設住宅の問題や自立していくための支援のあり方など、多くの事を考えさせられました。
どのような支援の仕方をしたらよいのかと悩みながら活動をしてきましたが、現地の方々のお話を聞く中で、「継続的な心の交流」ということが大切だと確認できました。また、今回の訪問では、気仙沼の方々が支援を受けることよりも「若い世代」に今回の震災で学んだことを伝えたいという強さを感じました。
気仙沼の人々の気持ちを感じながら生徒たちが中心となり、今後の交流が広がっていって欲しいと思います。
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追記:教育長さんにお預けしたメッセージカードは翌日、城南中学校と九条小学校の児童生徒に届けられたそうです。

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今週も図書室はにぎわっています

図書室は今週に入り、各教科の授業で使われています。

昨日を例にとってみると、2時間目には高校2年生の美術「椅子のデザイン」、3時間目には高校2年生の英語「NGOについて」、4時間目には中学1年生の国語「詩」、など、学年も教科も様々。
特に3時間目の英語の授業では、図書資料はもちろん、インターネット、先生方が集めてこられた資料、映像資料など、色々な形態の資料を駆使して調べていきます。必要な情報を得るためには、単一のアプローチの仕方ではなく、多岐に渡った形で調べることが大切さだと学べる授業です。
それぞれの教科や課題で違ってきますが、これらの調べ学習では、作品、掲示物、レポート、発表など、最終的には人に見せる形で表現していきます。

また、今週月曜日から「トキワ松学園読書週間」を図書委員会主催で行なっています。今年度は例年通り「しおりコンテスト」、新に「表紙コンテスト」と「トキワ松のみんなの好きな作家・作品アンケート」を行なうことになりました。どんな作品が出てくるか、楽しみです!!

中1国語        Cyuu1kokugo1      Cyuu1kokugo2

高二美術     Kounibijutu      Kounibijutu2

高一英語  Kounieigo3  Kounieigo4

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高校2年生、小学4年生に授業

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文化祭で高校2年生の有志が取り組んだ『児童労働』についての展示内容が大変充実していたということで、トキワ松の小学生に授業をしてほしいとの依頼を受けました。そこで、7名の生徒たちは、英語の授業をきっかけに「児童労働」に関心をもったことや、もっと調べようとNPOや国連大学等に見学に行ったり、講師を招いて様々な国での児童労働の実態について教わったことを、写真や映像を交えて発表したのです。30分の授業後、山のような質問に答え、昼食もともにし、小学生たちとの交流を深めることができました。

 

≪小学生の感想より≫

・私は大人が働くのがふつうだと思っていたので、ガーナで子どもが働くのを見てすごくびっくりしました。しかも何メートルもの高い木に登って、大人でも取るのが大変なカカオの実を子どもが取るので、私にはあんなことはできないと思いました。

・ガーナの子供達はカカオを取っているけれど、チョコレートを知らないというのは驚きました。

・私達にできることを沢山していきたいです。例えば、先輩のみなさんに教えてもらった「フェアトレード」のマークがついている商品をできるだけ買うというのを実行してみたいです。きっと作った人たちも助かるし、公平になると思います。

・高校生のお姉さんたちの説明の仕方が上手だったのでわかりやすかったです。お弁当の時、妖怪のマネをしてくれたのがとてもそっくりでした!

95年の伝統の重さを感じました・・・講演「トキワ松の歴史」

9日(水)の4時間目は、中学1年生から高校2年生までが体育館に集まり、「トキワ松の歴史」の講演を聴きました。

講師は、本学園卒業生で、以前、図書室の先生をされていた東海林典子先生。先生は、先日文部科学大臣から表彰を受けた本学園の「図書室を中心とした教育」を築き上げた先生です。現在は、1万人を超える卒業生の会である「みどり会」の事務局長として活躍されていらっしゃいます。みどり会からは、創立95周年記念誌「わたしたちのトキワ松」が配布されました。

創立者の三角錫子先生のお話など、学園の歴史をわかりやすくお話をしてくださいましたが、三角先生のお話の中で、「真白き富士の根」の作詞のことをお話なさった時には、コーラス部が素敵なハーモニーを聞かせてくれました。

95年のすばらしい歴史のあるトキワ松学園の生徒として「誇り」を持って学園生活を送ってくださいという言葉を忘れずに毎日を過ごしましょう。

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