本日の中学3年生の理科1の授業は『ニュートンの運動の法則』についてでした。皆さんは電車の中で急ブレーキに耐えられず転んでしまったことはないでしょうか?これには、物体が今の運動の速度を保ち続けようとする『慣性』という性質が関わっています。また、子どもの頃お父さんに思いっきりぶつかりに行ったけれど、逆にはじき飛ばされてしまったことはないでしょうか。これには、相手に力を加えると必ず自分も同じ大きさの力を相手からうけるという『作用・反作用の法則』が関係しています。
物理分野は、このように身近に起こる現象の中に規則性を見つけて他の現象も予測してしまおうというのが目標です。
どんな物理現象にも規則性があります。そして、まわりの人たちが当然のことと思い込んでいるような現象の中に新発見がひそんでいるかもしれません。幼かったころはお母さんに「あれは何?」「これはどうして?」と小さな疑問をたくさん投げかけていたはずです。そんな小さな疑問を大切にする気持ちを忘れずに、勉強に取り組みたいですね。
▲だるま落しで慣性を体験中 ▲ローラーブレードを履いてお互い押し合い
作用と反作用を体験中