イギリス多文化研修~その8(最終回)~

Folkestoneでの研修を終え、一路ロンドンへ。見所いっぱい、様々な観光スポットを訪れます。

Greenwich Mean Time(グリニッジ標準時)で知られるグリニッジ天文台では、みんなで子午線をまたいでハーポーズ!丘を下った先にある国立海洋博物館は、歴史好きの人にはたまらない展示がたくさんありました。トラファルガーの海戦とネルソン提督に関してのコーナーなど、ガイドさんの解説にも熱が入ります。個性豊かな船首像も迫力満点!

 

ランチは楽しみにしていたFish & Chipsを堪能し、デザートは見た目もかわいいメレンゲのスイーツ、イートン・メスをいただきました。食後はバスを待つ時間を利用して、移動遊園地のメリーゴーランドに乗る人もいて、みんなの笑顔が弾けました。

英国王室御用達の百貨店フォートナム&メイソンでは、研修に参加するチャンスをくれた家族への感謝の気持ちを込めて、お土産を選びます。

そしていよいよ最終日、この日もトラファルガー広場で写真を撮ったり、National Galleryでダ・ヴィンチの『岩窟の聖母』やヴィーナス誕生で有名なボッティチェリの作品などを鑑賞しました。

様々な体験をした18日間ですが、それぞれが確実に成長を遂げました。空港へ向かうバスの中、「帰りたくない、でも帰りたい。」そんな声が上がりました。帰国して家族に自身の体験を話すとき、その表情はきっと希望と自信に満ちあふれていることでしょう。

以上、2019年度のイギリス多文化研修レポートでした。

イギリス多文化研修~その7~

コンコルドでの充実した2週間、最終日はこの日で帰国するフランスの生徒たちと一緒に修了式のセレモニーです。担当のTeacherから一人一人名前を呼ばれ、修了証と真っ赤なコンコルドT-shirtをいただきました。一緒に過ごした仲間たちとお互いにサインを書き合って、最後は大満足の記念撮影です。

翌日の最後の遠足はCanterburyに行きました。イギリス国教会の総本山であるCanterbury大聖堂の中もじっくり見学できました。回廊から見る中庭は、まるでハリーポッターの世界に迷い込んだよう。美しいステンドグラスにもうっとりしました。

そしてとうとうやってきた、Familyとのお別れです。2週間という短い間でしたが、本当にお世話になりました。Thank you cardを書いて、感謝の気持ちを伝える生徒もたくさんいました。

イギリス多文化研修~その6~

楽しみにしていた2週目のDiscoです。この日もホールの真ん中で元気にDance, dance, dance!中でもリクエストで流れたRADIO FISHの”PERFECT HUMAN”は他国の生徒を巻き込んで、この日最大の盛り上がりを見せました。今年は他国の男子が比較的shyで、場を盛り上げたのはactiveな女子!もちろんトキワ松の生徒もgirls’ power炸裂です。

教室でも、先週より更に積極的に活動する姿を目にしました。2週目のPresentationでは、中国の引率の先生から、「日本の生徒の英語力は素晴らしいですね。」と褒めていただきました。

夜のクイズ大会は、フランス、スペイン、イタリア、サウジアラビア、中国の生徒たちとの混合チームでの対戦です。みんな真剣にアイデアを出し合い、話し合い、競い合いました。使う言語はもちろん英語です。国籍を超えて、みんなが繋がる楽しさを知ったひとときでした。

イギリス多文化研修~その5~

2週目の火曜日、午後は遠足に出かけました。「イギリスで一番かわいいお城」にも選ばれたLeeds Castleです。お城の周りには池があって、水鳥たちがみんなを出迎えてくれました。Leeds Castleは歴史のある人気のお城で、色とりどりに装飾された素敵な部屋をたくさん見ることができました。

水曜日の午後は街に出てEnglish in Action! 道行く人へのインタビューも、先週よりもぐっと慣れてきた様子。時には急いでいる人から断られてしまうこともあります。しかし粘り強く、何人にもチャレンジしてがんばっていました。  

イギリス多文化研修~その4~

2週目を迎えたFolkestoneでの語学研修、Oxfordで買った人気のロゴ入りパーカーを着て、「はい、ポーズ!」今週は新たにChineseの生徒たちを迎え、交流の幅が広がること間違いなしです。

この日の午後は、学校の中庭でSportsやArt & Craftを楽しみました。volleyball, soccer, basketball、最後はhide & seek(かくれんぼ)や「だるまさんが転んだ」まで、すっかり仲良くなったフランスの生徒たちと夢中になって走りました。

stone paintingでは思い思いの色とデザインで小石にデコレーション。絵の上手なトキワ生、フランスの生徒のイラストリクエストに応えたり、teacherの似顔絵を描いてみんなを喜ばせていました。

まぶしい太陽の光の中、みんなの笑い声が中庭に弾けて、楽しい午後のひとときとなりました。

イギリス多文化研修~その3~

Folkestone4日目の午後はSports、またはArt & Craftのどちらかを選択してそれぞれ活動しました。Sports組は近くのスポーツセンターで、volleyball、badminton、swimming、tennisから好きなものを選んで汗を流しました。Art & Craft組はT-shirts paintingに挑戦しました。

この日の夜はCarnival Night! アクティビティリーダーの用意してくれた色々なゲームで盛り上がりました。

翌日金曜日は、1週間の締めくくりのPresentationです。街頭インタビューの結果をまとめてグループ毎に発表しました。グラフを描いて示すなど、普段から日本で鍛えているPresentationスキルを発揮していました!

土曜日の遠足は大学の街Oxford観光。事前研修で学んだ有名なスポットを実際に見て回り、フリータイムのショッピングも思う存分に楽しみました。

イギリス多文化研修~その2~

Folkestone 2日目の午後は、Dover城へ出かけました。戦争中に実際使用されていたトンネルの中の病院を見学し、臨場感あふれる演出に思わず叫ぶ人も。また、Dover城の中は玉座のある部屋やキッキンなど、どれも触れることができて当時の様子がよく分かりました。また何と言っても素晴らしいのは遠くフランスを臨むDover城からの景色でした。

3日目の午後はFolkestoneの街に出て恒例の街頭インタビューです。小さなグループに分かれて街の人に質問します。初めは緊張しましたが、慣れてくると段々と積極的に声をかけられるようになりました。

この日はイベントは盛りだくさん、この日の夜はディスコで盛り上がりました。各国の生徒たちがリクエストした曲が流れ、歌ったり踊ったり、教室での雰囲気とはひと味違った夜を体験しました。

イギリス多文化研修だより ~その1~

13日に出発し、ロンドンの市内観光を経て、昨日Folkestoneでの語学研修が始まりました。
ロンドンではバッキンガム宮殿、大英博物館、アフタヌーンティーを堪能しました。Folkestoneへ向かうバスの中では、ホームステイ先の家族と対面する緊張からか、挨拶の練習を始める人、歌い出す人など、様々な様子がうかがえました。

研修先のコンコルド・インターナショナルでは、今回フランス、スペインからの留学生が多く、英語を通して少しずつ交流がスタートしました。午後は大学生のアクティビティリーダーがFolkestoneの街のツアーしてくれました。さあ、これから2週間、それぞれのチャレンジが始まります!

 

中1 英語&LS 授業風景

中学1年生の英語の授業では、一般動詞の単語の確認のため、グループで『単語かるた』に挑戦です。30語の単語が書かれているカードを机に並べ、まず手を頭に乗せて、先生が声をかけてカードを取ります。最後に取った枚数を申告します。とても楽しそうに盛り上がっていました

 

またLSの授業では『自己紹介』のプレゼンです。1人ずつクラスメイトの前で発表しました。

発表の際は先生から「Good speaker と同時にGood listener になりましょう。」とお話しがありました。コミュニケーションにおいては、『聞く力』も大切ですね。

みんなの声援もあり、それぞれリラックスムードの中で発表できました。

 

中学1年生にとっては初めての発表でとても緊張していましたが、全員無事に終了しました。今後の成長が楽しみですね。

高3英語 視野を広げる国際力教育『アクティブラーニング』

高校3年生の英語で、ヒラリー・クリントンの大統領選挙敗北宣言スピーチを題材に、アクティブラーニングの授業を行いました。

 

生徒はふたりひと組になって割り当てられた部分を読解し、課題を設定したあと、6人のグループになって教え合う、いわゆる「モザイク・リーディング」の手法を使っています。

この授業では、スケッチブックに透明なプラスチックのカバーがついた、「ヌー・ボード」をホワイトボードがわりに使って教え合いました。英語の長文を扱うのに、パソコンの画面ではいまひとつ小さいため、アナログではありますが、このボードを使った方が効率的に学習できます。

スピーチの内容については、ことばの意味や文法の知識だけではなく、文化や社会の仕組みについて理解した上で、課題を設定することが必要です。生徒たちは「なぜこのような表現になったのか」等々、根拠や理由を考えて話し合っていました。

題材のスピーチは政治家としてのものですが、若い人や女性を勇気づけるメッセージに満ちていて、生徒たちはこれからの社会のあり方について深く考えさせられたようです。

授業の最後に、あらためてヒラリー・クリントンのスピーチ全体を通して聞きましたが、

“ never doubt that you are valuable and powerful and deserving of every chance and opportunity in the world to pursue and achieve your own dreams”

というくだりに多くの生徒が感銘を受けていました。