11月27日(日)ミハマニューポートリゾートで行われたTRIAL2011に選抜メンバー8名で参加してきました。数々の大会で上位に名を連ねるチームと肩を並べて、堂々としたダンスを披露することができました。
寒空の中、屋外ステージでよく頑張りましたね!
本日、高一対象にインターナショナルアワーが行われました。これは、英語の授業に外国の方をお招きして、英語を媒体として自国の言語、文化、宗教、歴史などをお話しいただくというトキワ松学園恒例行事の一つです。
今年は、インドとトルコのお客様が来てくださいました。
トルコの方からは、トルコがアジアとヨーロッパの文化が出会う場であること、また、トルコ語と日本語の共通点などを教えていただきました。
一方、インドの方からは、インドのお祭りや偉人のお話を伺ったり、伝統衣装のサリーを実際に着せていただいたりして盛り上がりました。
短い時間でしたが、生徒たちはみな熱心にお話に聞き入っていました。異文化について、その国の方から直接お話を伺う貴重な時間になったと同時に、世界の共通語としての英語を認識するよい機会となりました。
高一進学クラスの2クラスが、生物Ⅰの授業でブタの眼を解剖しました。
教科書で「環境と動物の反応」のいろいろな受容器のうち、眼の構造について詳しく学んだ後だったので、実際に実物で確認してみようという試みでした。最初本物のブタの眼を見たときには「キャー!」という悲鳴にも似た声が上がりましたが、解剖が進むにつれて本物の圧倒的な迫力のとりこになり、静かにじっくり観察する生徒が増えてきました。実際、ガラス体も水晶体も透明でとてもきれいですし、網膜はピンク色で視神経とつながる盲点の観察も出来ました。
今週の月曜日には、サイエンス講座で東京工芸大学のロボット博士鈴木先生の講義がありました。そのとき鈴木先生は「ロボットの目を開発していると、つくづく人の眼がよく出来ていることに感動する」と言われていました。今回はブタの眼でしたが、その精巧なつくりを堪能できたのではないかと思います。3学期にはウニの人工授精もあります。お楽しみに!
トキワ松の理科では、学期に一度、理科の様々な分野の大学から先生をお招きして、サイエンス講座を開いています。今回は、東京工芸大学でロボットビジョンの研究をなさっている鈴木秀和先生から、ロボットについて大変興味深いお話をうかがいました。
ロボットの眼とは何でしょう?一口にロボットと言っても、いろいろな種類のロボットがあるので、その機能によって、ロボットの眼は「操作する人の目」だったり、「センサー」だったり、「カメラ」だったりと様々です。人間の眼は本当に良くできている器官なので、それをロボットがマネするのは容易ではありませんが、そのロボットの機能によって広範囲が見えるカメラにしたり、サーモグラフィーにしたりすることで、最近ではロボットの見ている世界もかなり多種多様になってきているようです。
近年、ロボットが「視」てそれをもとに「自分の意志で動く」ということがようやく少しずつ可能になってきました。これから先、私たちとロボットには、どんな未来が待っているのでしょうか。とても楽しみになった1時間でした。
また、鈴木先生は、おもしろいお話だけではなくて、ロボットもたくさん連れてきてくださいました!本当の犬みたいに動くAIBOや、自分の意志で迷路を進むロボット…。生徒たちは、講義が終わった後もずっとロボットと触れ合って満足そうな顔を見せていました。
バングラディシュ在住のオーロナ・シャルカルさん(14歳)、フィリピン在住のダン・アーウィン・C・バガポロさん(20歳)のお二人が、トキワ松学園に来校され、中学2年生と高校二年生の英語の授業で、生徒たちと交流会を行いました。お二人が来校したのは、以前ブログでお知らせした国際ユース作文コンクールで最優秀賞、、そして、本学園の生徒が奨励賞を受賞したことがきっかけです。国際ユース作文コンクール受賞(10月28日ブログへ)
お二人は、それぞれ、母国の文化や言語、風習などを実物を交えながら紹介してくださいました。ゲームや自己紹介を行う中で、英語という共通言語で交流が出来たことを生徒たちは本当に喜んでいました。同じ、「私を変えた体験」というテーマで作文を書き、応募したことがきっかけとなって、思わぬ素敵な出会いがあったことを、心から嬉しく思います。
同じ地球で生きていても一生の中で出会える人はほんの一握り。この温かい出会いがお互いに心に残り、これからの生活をより豊かに生きてゆけるきっかけになればと思います。お二人にはトキワ松学園での体験をお土産にこれからもご活躍されることをお祈りしています。
11月12日(土)、中学生対象に進路講演会が行われました。講師は2004年度にトキワ松学園を卒業された高島渚さん。皆さんの先輩です。
高島さんは日本体育大学を卒業した後、青年海外協力隊に志願し、2年間、アフリカのニジェールという国で現地の子どもたちに体育を教え、現在は東京の中学高等学校で体育の教師として活躍していらっしゃいます。中学時代からさまざまなことに挑戦して頑張った高島さん。その限りない挑戦が、高島さんの人生を支えてきており、最後にメッセージもいただきました。
~~~高島渚さんからのメッセージ~~
皆、辛いこと、嫌なことから逃げたいと思います。逃げるのは簡単なことです。しかし、辛いものこそ、成長につながるいいチャンスです。人は面白いもので、嫌な思い出を後でいい思い出に出来る力を持っています。これから、皆さんはいろんな壁にぶつかることがあるでしょう。決して、そこで逃げたり、諦めたりしないで欲しいと思います。これは、自分の試練だと思って、その試練と戦ってみてください。戦うことで自分の自信になります。また、戦う武器として、自分の経験、自分の考え、知識が必要です。自分の目や体で見て、感じてください。今、皆さんはとてもよい環境がそろった学校にいます。勉強をしなさい!赤点とらない!と言われていると思いますが、すべては自分の為。親や先生の為に勉強する必要はありません。成功に失敗はつき物です。失敗を恐れず、あなた達らしく、今後の学校生活の中でいろんなことにチャレンジしてください。家族や先生、仲間はあなたを応援し、支えてくれます。私は、この学校でかけがいのない仲間に出会うことが出来ました。今も私の宝です。
~~講演会の感想から~~~
*はじめに思っていた将来の夢から、色々なことを学び考えていく中で違う夢に変わっていった様子がよくわかりました。自分の好きなことが将来の職業につながるといいなと思います。この仕事をやってよかったな、と思える仕事に就きたいです。だから中1の今からいろいろなことにチャレンジしたいです。
*私も様々なことに取り組みたいと思います。そして自分の好きなことやりたいことを仕事に出来るのは幸せだと思いました。たとえ大変なこと、嫌なことがあってもあきらめずにそれを乗り越えたときに思い出になるというお話に共感しました。私も将来の夢を実現できるように頑張ります。
*私は失敗することを恐れて、自分から何かをしようとは思いませんでした。でも失敗したからこその成功があると思うと、なんでもチャレンジしたいと思います。
「やってみなくちゃわかならい」という高島さんの言葉は私にとって目標です。
本好きの図書委員が「本をもっともっとたくさんの人に読んでもらいたい!」という思いから始めたフリーパーパー「美登利」。今年度9月に試作として0号を発行し、現在5つの書店に置いていただいています。それが朝日新聞のネット版「アサヒコム」の書評担当の方に「おもしろい取り組みだ」と目に留めていただき、先日「美登利」編集長(中学3年)と図書委員会執行部(高校2年)の5人が取材を受け、11月17日の朝日新聞朝刊(東京版)と、アサヒコムの書評ページ「ブック・アサヒ・コム」に掲載されました。
ブック・アサヒコムのHPはこちら
取材当日はみな緊張していましたが、始まると徐々に編集の方とも打ち解けてきて、本についての話だけでなく、学校のことや将来なりたいことなど、様々なことを話していました。
このフリーペーパー「美登利」では、毎回、図書委員が読んでおもしろいと思った作品を6作品紹介していきます。紹介する作品は、中学1年生から高校3年生まで幅広い中から、中学3年生の編集長のセンスで選んでいます。本誌として10月末に1号も発行しました。年4回の発行を目指し、次回は1月の発行を予定しています。「どんな本がおもしろいんだろう?」と本選びに悩んでいる人の参考にしてもらえればと思います。
現在「美登利」を置いていただいている書店
学芸大学駅前の恭文堂書店、都立大学駅前の八雲堂書店、自由が丘駅前の不二屋書店、有隣堂書店伊勢佐木町本店、同じく西口店
↓有隣堂書店 横浜西口店にて
高校1年の家庭科の授業で、毎年恒例となっている「制服着こなしセミナー」が行われました。
わがトキワ松学園の制服を手掛けてくださっている日本メンモウ株式会社のデザイナーの方においでいただき、より一層素敵な女性になるためのヒントをいくつか教えていただきました。
1、 制服の意味
2、 第一印象の重要性
3、 美しい立ち振る舞い など
何げなく着ている制服にもいろいろな意味があり、学校それぞれの思いが込められているということに改めて感じた1時間でした。また、「筋肉痛になりそう!」と声が聞こえた?!美しい立ち方、お辞儀の練習も習得しました。元気な挨拶が評判の我が生徒も、この後の授業の号令は、お淑やかになったとか・・・。