数万年前の「南極の空気の音」を聞きました・・・サイエンス講座

2月14日(火)毎学期恒例の理科のサイエンス講座が開かれました。今回のテーマは『南極』で、講演者は国立極地研究所の福地光男先生でした。福地先生は、専門が海洋生態学で、南極には何度も行かれている南極のエキスパートです。先生のお話は、ご自身の中学高校大学時代のお話から始まり、南極の自然、そこからわかる地球の歴史、環境問題、宇宙のこと、そして昭和基地での生活の様子と多岐にわたり、あっという間の1時間でした。お話の途中では、何万年も前の南極の氷を溶かすときに聞こえる何万年も前の空気がはじける音を聞いたり、ゴンドワナ大陸時代の植物の化石や南極に落ちた隕石を見たり触ったりと、南極のことを以前よりもっと身近に感じることができるようになりました。

今回講演を聞いた皆の中から将来隊員となって南極に行く人が現れるかもしれませんね。楽しみです!

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