中3 サマースクールが楽しみです

中3は夏休みにサマースクールとして京都・滋賀に行きます。その事前学習が4月23日に始まりました。

国語(図書室)

図書室の本は30000冊以上!それらを使って「京都新聞」を作成します。京都の歴史の他、和菓子、お寺、着物など自分の興味のあるテーマをみつけてレイアウトから自分で考える新聞づくりです。

  

理科(コンピュータ室)

琵琶湖にいる生物について、インターネットを使って調べ学習をしました。初めてみる生き物をたくさんみつけました。

  

社会(教室)

サマースクールでは滋賀県日野町の民家に2日間宿泊させていただきます。日野町はどこ?御代参街道はどことどこの間を結んでいる?DVDと地図で学習しました。

  

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高二着付け教室(センスアップ講座)

オリエンテーション1日目から始まっていた高二のセンスアップ講座「着付け教室」を、4月12日にすべてのクラスが終了しました。1クラス2時間かけて、目黒区内の着付けの先生方に教えていただく講座でした。校長先生も全クラスの講座に加わり指導します。身にまとうのは昨年度の家庭科授業で縫い上げた浴衣です。裾の長さの加減や襟の抜き方が少し難しく感じられましたが、全員見事に着付けてとてもきれいでした。しかし本当の着物美人になるには、所作も美しくなければなりません。トキワ松のセンスアップ講座は、着付けてからお辞儀のしかた、歩き方も教わります。先生方のご指導のもと、背筋を伸ばして丁寧にお辞儀をする生徒たちはとてもエレガントでした。

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高三教養講座 裁判傍聴②

 2014年2月21日(金)。いつもは自分たちが興味のある裁判を傍聴する「裁判傍聴講座」ですが、今回は初めて傍聴整理券をもらうために東京地裁の前に並びました。「傍聴券」というのは、裁判を見たい人=傍聴を希望する人が大勢いる事件の場合に発行される券で、事前にくじを引き、当たった人のみ裁判を傍聴できるというものです。私たちが並んだのは1995年に起きた「オウム真理教」に関する爆破事件。将来を期待された多くの優秀な若者が教団に入信し、次々に事件を起こしたことは時々テレビでも特集されるのでご存知の方も多いと思います。今回の裁判では17年間逃亡し、その後出頭した人物が被告人(=裁判で「犯罪を行った」と訴えられる人)です。さぞや傍聴希望者が多いことだろう…と思ったにもかかわらず、列に並んだのは70~80名ほど。「あれ?これだけ?」とちょっと拍子抜けでした。法廷は東京地裁の中で一番大きい場所で、だいたい100名が入れます。「もしかしてトキワ生全員が当選するかも…」と思ったけれど、結局11名中6名(教員1名を含む)が当選。有名な裁判を間近で見ることができました。

そして3月7日(金)。判決は求刑懲役12年に対し、懲役9年。生徒たちはどのように感じたのでしょうか。以下は生徒の感想です。

被告人はスーツを着ていて髪も短く清潔感のある身なりだったので、初めは被告人だと思えませんでした。受け答えも丁寧な話し言葉であり、裁判所職員に囲まれながら裁判官に応答をしている姿には違和感がありました。こうしたカルト教団(=狂信的宗教集団)に絡んだ事件は、それまで普通に生活をしていた人までもが洗脳やマインドコントロールによって犯罪に手を染めてしまうとは聞いていましたが、今回のさいばんはそうした現実をありありと映し出しているように感じました。特にオウム真理教関連の事件は、世間からは「エリート」ト『呼ばれるような人が洗脳によって犯罪行為に及んだという印象が強いです。地方から上京した未来ある若者の孤独に教団側が付け込んだという話を耳にしたことがあります。自分の子供を信じて送った両親の気持ちや、加害者にあったはずの未来、そして理不尽に命を奪われた人々のことを考えるとオウム真理教という組織を私は許せません。証人として登場した拉致され、亡くなった方の息子さんが涙ながらに語った話も非常に重々しかったです。今後このような悲劇が起こらないようにするためにも、洗脳やマインドコントロールの手法を徹底的に研究し、国民に知らせることが必要なのではないかと思いました。   (R・S)

高三教養講座 裁判傍聴①

1月15日(火)高三の教養講座の一環として、東京地方裁判所、高等裁判所の傍聴を行いました。

いつもニュースの向こうの裁判所。実際に裁判を見るのは初めて!という生徒たちは真剣な表情で傍聴していました。以下は生徒たちの傍聴レポートです。

① 自動車による業務上過失致死;運送会社に勤める4トントラックを運転していた男性が、交差点で左折する時に男性をひき、死なせてしまった事件。遺族は被告人にも家族があることから、重い刑罰を受けなくてもいいが、法律に従って罪を償ってほしい、と言っている。

・被告人は終始うなだれていて、とても反省している様子でした。本当に自分のしたことを悔やみ、罪を償おうとする姿勢がとてもよく伝わってきました。私は中央の席に座っていたのですが、左側に座っていたのはおそらく遺族の方だと思います。男の子、女の子もいて、ずっとすすり泣いていて、とてもかわいそうだと思いました。自分の父親が突然事故で亡くなってしまうなんて、想像するだけでも悲しくなるのに、その犯人が目の前で話している姿を見るというのは私だったら耐えられないと思いました。

 しかし被告人が反省している姿は、遺族の方にも伝わったのではないかと思います。今回初めて裁判を見ましたが、また見てみたいと思いました。とても良い経験ができました。(A・N)

 

・証人の証言というものを初めて見ました。一言一言がとてもリアルで、被告人側の家庭の事故後の生活の様子などがとてもよくわかり、交通事故などは他人事ではいられないと思いました。

 殺そうと思って起こした事故でなくても、してしまったことは重い罪であり、いつ誰の身近に起こってしまってもおかしくないことだと思うと、本当に日々の緊張感を持って生活しなければならないと思います。日々の生活の中で普通にある車の事故だからこそ、より怖いと感じました。(M・H)

 

②覚せい剤の所持と使用;被告人は平成21年にも覚せい剤の所持と使用で2年服役している。しかし平成24年10月22日に再び覚せい剤を購入し、使用してしまった。

・一度覚せい剤の気持ちよさを知ってしまうと、すぐには忘れられないということをこの法廷を通して学ぶことができました。被告人は「魔がさした」と言っていましたが、「魔がさして」という理由だけで罪を犯していいものではありません。犯行時はいつも親身になってくれた母の顔が浮かばなかったそうですが、その証言からも覚せい剤に対する欲が強いんだなと感じました。覚せい剤から抜けるのは大変ではあると思いますが、本当に反省してほしいです。(M・M)

 

③強盗致傷;酒に酔った男性がトンネル内で女性に対し「金を出せ」と脅迫し、けがを負わせた。検察、弁護人、被告人ともに強盗致傷で一致しており、「どのような罪にするか」という量刑を決めるための裁判。

・裁判といえば、被告人の無罪か有罪かの判断とともに、弁護士は被告人を無罪にするように求めるというものだと思っていたので新鮮でした。犯罪を犯すのはもちろんいけないことですが、酔って記憶にない状況下はとても辛いだろうと思いました。ただ被告人はとても背が高かったので、被害者の方のことを思うと抵抗もできなかったと思います。今回の被告人は28歳の時にも一度犯罪を犯しているということで、初犯ではなかったのでとても生々しく感じました。(略)以前の犯罪から常に気をつけてはいたということですが、やはりお酒で酔ってしまって、このような状況になってしまったので、飲酒運転などその他の犯罪にもつながらないようお酒を飲む際は本当に注意が必要だと思いました。(A・O)

・被告人はお酒を飲むことをやめず、事件当日もお酒を飲んでいました。そのため事件のことを断片的にしか記憶していません。家にあった知らない財布を検察から見せられた映像を通して、自分がとんでもないことをしたと気付いたそうです。被告人は記憶がなかったと言っていますが、事件当日、コンビニやガソリンスタンドの監視カメラで被告人が相手を求めて物色しているところが映っていました。自分の酒癖が悪いことを認識していながら直そうともせず、過ごした結果この事件が起こってしまいました。自分に甘い被告は2度目の罪を犯したので刑が重くなると思うし、私もそれを望みます。(R・T)

 

④強盗強姦;

・あたりまえだけど、犯行時の場所、時間、その時の気持ちを検察官は明確に確認していてすごいと思いました。実際に起きた事件の被告人の気持ちを直接聞けることは本当に貴重だと思いました。(略)犯行時は相手の気持ちはどうでもよく、自分がよければそれでいいのかな、と思いいらだちました。これからどんな気持ちで生活するのか、被告人は周りの人の気持ちを考えるべきだと思いました。被害にあった人の気持ちを考えると本当につらく、話を聞いていてとても悲しい気持ちなりました。(Y・S)

・被告人は家族、子供がいるにも関わらず、二人の女性と付き合っていることに対して人として信じられないと思った。検察官や弁護人が色々と質問していることに対して「覚えていません」「わかりません」と言っているのが私には考えられませんでした。自分のしたことなのだから、覚えていないわけがないのに。被告人は見た目は普通の人なのに、あんなに怖いことをするなんて驚きました。今回被害にあった人は何も悪いことをしておらず、私自身、そんな目にあうかもなんて思ったことはなかったけれど、常に気をつけていないとだめだと思いました。 (A・J)

道徳・いのちの授業 ~臓器移植~

2014年3月10日(月)トキワ松のお隣の目黒区第八中学校で中学3年生の2クラスを対象に佐藤毅先生の「道徳・いのちの授業」が行われました。

        

見慣れない先生を前にして、少々緊張気味の中学3年生の男女。佐藤毅先生の「『道徳』という授業のイメージは?」という最初の問いかけにはなかなか声が上がりませんでした。しかし話が進み、「アンパンマンマーチ」が流れると生徒たちは意外な音楽にびっくり。一気に授業の雰囲気が和やかになりました。「アンパンマンマーチは皆さんが良く知っている歌だけれど、『生きるとは?』といった歌詞があって、とても深い内容なのですよ」という言葉を前置きに、「いのちのバトン(臓器移植)」のお話しが始まりました。

まず佐藤先生が強調したのは、「どのひとにも4つの権利がある」ということ。そして今回の授業は何か一つの考え方を押し付けるのではなく、自分の考えを持ち、深めていってもらうのが狙いということ。医学が進歩し、以前では不可能だった「いのちのバトン(臓器移植)」が可能になり、移植を望む人に可能性が生まれたことなどが、何枚ものスライドで示されながらわかりやすく説明されていきました。

2009年に「改正臓器移植法」が成立し、脳死になった人や家族が望まなければ臓器移植は行えませんが、本人の意思が不明確な場合、家族が望めば臓器移植を行うことができるようになりました。だから生前から「もし自分が脳死状態になっても、自分の臓器を他の方に提供しないでほしい」または「他の方に役立ててほしい」という意思表示が重要です。そのためには自分の考えを深め、人に伝えることが不可欠です。この授業の中では生徒二人でひと組になり伝える練習も行いました。最後はいのちの話にとどまらず、福沢諭吉の「学問のすすめ」や社会貢献の精神、責任感、他者との共生についての話にも触れ、これから生きていく上で大切なお話もありました。この日に学び、考えた移植の意思についての自分の意見、親の意見もまとめる宿題も出され、とても充実した時間となったようです。

3学期サイエンス講座 『流れ学に基づくデザイン』

2月25日の放課後、3学期のサイエンス講座が行われました。

サイエンス講座とは、各学期に1回ずつ大学の先生や企業の方にトキワ松におこしいただき、最新の科学についてお話していただく、課外授業です。

今回は、成蹊大学理工学部システムデザイン学科の小川隆申教授におこしいただき、『流れ学に基づくデザイン』というテーマで授業をしていただきました。

生徒に与えられた課題はとってもシンプル。

「A4の紙を遠くまで飛ばしなさい。ただし、紙飛行機を作ってはいけない。」

この課題に生徒たちは試行錯誤・・・。丸めたり、細くしたり、円盤や手裏剣をつくってみたり・・・。

班ごとにどうしてそのようなデザインにしたのかプレゼンし、実際に飛ばしてみました。

先生からは、それぞれの形のメリットとデメリットを教えていただき、自分の作品がなぜ飛んだのか、なぜ飛ばなかったのか、納得できたようでした。

その後、渡り鳥がV字で並んで飛ぶことや、水の抵抗が小さい水着の話などをしていただきました。

生徒たちは、空気や水など形が変化する『流体』がつくり出す不思議な力について、楽しく学ぶことができました。

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高三教養講座 消しゴムハンコをつくろう!

高校三年生は、この時期、進路が決まっている生徒を対象に、教養講座が行われています。講座の内容は、裁判傍聴からダンス、はたまた声優講座まで幅広く、先生たちの得意な分野(時には教科と全く関係ないことも。)の様々な講座が開講されます。

 

先日は、理科の先生による消しゴムはんこづくりの講座が開かれました。理科の実験の授業のときに使う、先生の手元をテレビに映すカメラも大活躍!デザインを考え、実際に消しゴムをカッターやデザインナイフで切り出す、という作業はなかなか根気の要る作業で、途中諦めそうになる生徒も出ましたが、なんとか1人1人、オリジナルのハンコを作り出すことができました。

これをきっかけに、ハンコ作りを趣味にしてみてはいかが?

            

大学の先生による特別授業(高校美術コース)

 

今週の月曜日に、東京造形大学より田窪摩周先生をお招きし、特別授業をしていただきました。高校2年生は「内容を確実に伝えるレイアウト」、高校1年生は「感動CMをつくる」というテーマでそれぞれ2時間ずつ講義していただきました。

高校2年生の「内容を確実に伝えるレイアウト」では、伝えたいことや伝えるべきことを、絵や文字を使って正確にわかりやすく伝える方法を学び、「自己紹介」をテーマに紙面作りに挑戦しました。画面のレイアウトはセンス(感覚)だけで決まっていくものではなく、根拠に基づいてレイアウトは決まっていくのだということを実感した2時間でした。

高校1年生の「感動CMをつくる」では、大学紹介や美大の入試についてのお話を伺ったあと、CMとはどういうことか、CM制作の過程などを丁寧にお話いただき、実際にタイの生命保険の感動コマーシャルを中心に解説を交えビデオで紹介していただきました。最後は、実際に生徒一人ひとりが自分のCMのストーリーボードを11コマに描きました。

どちらの授業も、センスの大切さと同時に論理も大切にするというもので、普段から触れているたくさんの作品や情報を、しっかりと自分の情報として整理する大切さを学びました。

高校2年生 ランクアップ講座 宙を舞う!!

先日、高校2年生ランクアップ講座でPAを行いました!

まずは、クライミングウォールに挑戦です!さて準備万端。頑張ります!

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みんなの応援を受けながら、足がプルプルしても、手に力が入らなくても、

さすが高校二年生です。考えながらも登って、天井に「タッチ!」頑張りました!!

さて、次は「むささびスウィング」です!まずは説明を受けます。

さて、どんな種目なのか。生徒たちは何が起こるかまだわかっておらず、☆ワクワク、ドキドキ☆

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勢いよく走り出し天井近くまで高く一気に上がっていきます!!

まるでアイドルがコンサートで宙を舞っているようなイメージです。

10名の高校二年生が参加し、あっという間の時間でした。

家庭科 中2・調理実習

先週の2月14日はバレンタインデーということで、家庭科の授業では調理実習でお菓子づくりをしました。美味しく出来あがったということで、担任にもおすそ分けを職員室に持ってきてくれました!

ありがとう!!

チョコチップクッキーとスイートポテト、美味しくいただきました?