高一 思考と表現 本の魅力を伝えよう!ビブリオバトル

「思考と表現」次なる単元は「ビブリオバトル」。ビブリオバトルは、数年前から大会も開かれている本の書評合戦です。

 

1時間目は基本ルールの説明とともに、先生たちのデモンストレーションを見て、参加者全員で「どの本が読みたくなったか」チャンプ本を決める投票を行いました。思考と表現の担当は司書教諭2人。2人ではデモンストレーションも面白くないため、今回はゲストとして、教頭先生にいらしていただきました。3者3様のプレゼンテーションを生徒たちは興味津々、楽しみながら聞いていました。

2時間目はグループに分かれて全員が発表します。ビブリオバトルでは書いたメモを読み上げるようなことはしないルールのため、みな緊張していましたが持ち時間内で発表者がことばに詰まると、助けて船を出してくれて、温かい雰囲気の会になりました。

 

3時間目はグループのチャンプ本になった人の発表です。発表者はクラス全員の前で発表するので、前の時間よりもみな緊張した表情をしています。しかし、始まった発表を見るとよく準備をしてきている人が多く、質疑応答の時間も活発なやり取りが行われていました。全員の発表が終わり、いよいよ投票。生徒たちからは「1冊に決めなきゃいけない?」「どれも読みたくなったよ」「決められないよー」という声が上がりましたが、それはそれ。最後にチャンプ本を決めました。

この時間を通して、お互いの発表した本に興味を持ったようで、本についての話が尽きない時間になりました。

高1PA クラスの絆を深める!巨大シーソー🐳

高校1年生の体育の授業でPA(プロジェクトアドベンチャー)の一つ「ホエールウォッチング」にチャレンジしました。大きないかだに、クラス全員を乗せてクジラ🐳を見に行こう!というアクティビティーです。クラス全員が乗ることができる、巨大なシーソーで均衡を保ちながら全員が乗っていきます。

〈B組チャレンジ〉

よく考えて慎重に動いていくB組。お互いの意見を大切にしあい、助け合いながらチャレンジしていきます。残念ながら終了の2分前に失敗…最初からやり直し。もうダメだと誰もが思った時、「あきらめないで!最後にダメもとで、せーので上がってみよう!」という声が上がり、なんと成功!

失敗してもそこで、投げやりにならずあきらめずにチャレンジすることが大切だということを経験しました。

〈C組チャレンジ〉
  

 

運動が大好きな活発なクラスC組。型破りなアイディアが出るのが毎回楽しい!一見無謀な提案も「そんなの無理だよ。」とすぐには言わずにまずはやってみる。今回も他クラスでも出た「寝るとバランスが安定するのでは?」というアイディアを唯一実践したクラスでもあります。

最終的には友人の足の間に収納されて、4人もの生徒が寝ていました(笑)お互いの意見を交わし合い、自分と違う考えを否定から入るのではなく、受け入れる形で課題解決した生徒たちの表情は達成感と自信に満ち溢れていました。

高1思考と表現 新聞と要約

高1の思考と表現で「新聞」を使った授業を行いました。トキワ松学園では新聞も重要な情報の一つとしてさまざまな教科で使われています。最近は、新聞を定期購読していないご家庭もあるため、基本的なことから学んでいきます。

1時間目の「新聞の構造を知る」授業では、一人に1部新聞が配られ、ワークシートを使って新聞はどのような仕組みになっているのかを学びます。講義は最初の5分だけ。後はすべて個別の作業の時間です。この前の授業まで感想文を根を詰めて文章を書いていた生徒たちは、喜々として作業を行います。

 

しかし、その内に「新聞にはこんな内容の記事もあるんだね」「ここ見ると分かりやすいよ」「こう見たら新聞も読めるかも」など、個人の作業を進めながらも、お互いに教えあいながら、新聞についての新しい発見をみんなで分かち合っていました。

2時間目の「社説の要約」では、複数の新聞から選ばれた8種類の社説が印刷されたプリントから1つ選び、要約をします。①何が起こっているか②その原因や背景③今後の見通しや社の考え、の3点を見つけ、それを軸に要約を行いました。大切なのは書き写すのではなく、自分のことばで説明すること。生徒たちは「難しい!」と言いながらも意欲的に取り組んでいました。

「3点を見つけると社説の内容が分かりやすくなった」「もともと社説は短くまとまってるから自分のことばでまとめるって難しい」など、取り組んでみての生徒の感想はさまざまでしたが、2時間を通してほとんどの生徒が新聞が身近になったようです。

高1思考と表現 読書感想文も怖くない!

図書館での調べ方を学んだ高1「思考と表現」の次の授業は「読書感想文を書こう!」です。

自分の得た知識や常日頃考えていることを、自分のことばで人に分かりやすく伝えることは、とても重要なことです。しかし、何もきっかけがない状態で自分の考えを書くことは難しいもの。そこで、トキワ松学園では読書感想文を課しています。

  

 

ただ、小学校の頃から何度となく書いている読書感想文ですが、書くことが好きという生徒は多くありません。でも、トキワ松学園では書き方を基本からしっかりと教えているので、大丈夫!

まずはテキスト選び。自分に合ったテキストを選ぶことも、充実した内容の感想文を書くためには大切な条件になってきます。選んだあとは、テキストをじっくり読んで、ワークシートを使いながら感想文を書くための情報集め。最初は漫然と読んでいた生徒たちもワークシートの項目を意識することで、どこに着目して読んだらいいかを自然と学んでいました。

  

授業中は、書き方や書く内容に行き詰った生徒が質問をする以外、水を打ったように静かで、鉛筆で書く音だけが聞こえるほど、みな書くことに集中していました。初めてテキストの主題を考える経験をする人もいて、生徒たちは繰り返し文章を読み、自分と対話しながら自分なりの文章をつづっていました。

  

  

生徒たちは「思考と表現」の授業で、これからも長文を書く経験をしていきます。書くたびに上手になっていく自分を感じてくださいね。

高1PA~プロジェクト アドベンチャー 島わたり🏝にチャレンジ!

高校1年生の体育の授業で、トキワ松ならではの授業「PA」を行いました。PAとは、Project Adventure(プロジェクト アドベンチャー)=冒険教育の頭文字をとってPAとよんでいます。アメリカ発祥のプログラムで、様々なアクティビティーを通してチャレンジする気持ちを育て、友人の頑張りを支える。また、仲間と協力し合い課題解決する力を養っていきます。

今回の課題は「島わたり」です。天井から伸びているロープを使い、新しい島を目指します。制限時間以内にクラス全員がニューアイランドへ渡るために協力する課題解決型のアクティビティーです。

まずクラス全員が協力して、離れた場所にあるロープを獲得するところから始まります。作戦会議をクラス皆で行い、たくさんのアイディアを出します。「誰かが死ぬ気で、ロープに向かって跳ぶ!!!」など一見無謀なアイディアも「やってみなくてはわからない!」と否定するのではなく、チャレンジに変えていきます。様々なやり方がありますが、このクラスが選択したのは履いている靴を活用する方法でした。

 

 

ロープが獲れたらいよいよ島に渡ります。小さな島に降り立つのは勇気がいりますが、友人を支えてあげるために待ち構えてくれる子、背中を押してくれる子、ロープを持っていてくれる子、見守っていてくれる子…たくさんの友人に支えられながら全員が協力し島を後にします。自分のチャレンジだけでなく友人の頑張りを見守る姿が真剣です。最後には、自分たちにチャンスをくれた文明の利器「靴」もニューアイランドへ運びます。

全員が島に渡り終え「ふりかえり」をします。

このチャレンジについて、どう自分が向き合ったか。友人からのどんなサポートがあったか。公平・公正にできたかなどをクラスで振り返ります。「こんな場面、クラスでの生活の中である。このチャレンジをクラスがまとまるきっかけにしたい。」「○○ちゃんが渡れたとき自分のことのようにうれしかった」など様々な発言が上がり終了しました。

中2国語 名画の鑑賞文を書こう🖼 

トキワ松学園では中学1年生の「思考と表現」でたくさんの書く、読む、表現する、考える、授業をしています。今回はそのバージョンアップした授業です。昨年、思考と表現で学んできたスキルを使って、中学2年生が「名画を言葉で表現する」ことにチャレンジしました。視覚情報を言語化する作業はやってみると難しいけれど、とても面白い!

 

まずは、自分の好きな絵を選ぶところからスタートです。トキワ松学園には美術デザインコースもあるため、画集や資料がたくさんあります。その中から、自分が好きな絵を一つ選びます。ピカソ、モネ、ルノアール、カラバッジョ、葛飾北斎…様々です。筆者について、調べた後、その絵から、読み取れる、季節、天気、登場人物の服装や表情、心情、静物の様子、色、形、などなど絵から読み取れる根拠をもとに、言語化していきます。

 

 

最後に言語化した情報を整理し、班ごとに発表しました。

みんな生き生きとした表情で、一生懸命説明していました。これからも頭の中の言葉の引き出しをたくさん増やして言語技術を磨いていきたいですね。

高2政経 トキワ祭間近!商品開発授業🥤

トキログでたびたび報告している、高2政経の商品開発授業。トキワ祭(文化祭)での企画発表まであとわずかです。授業では各グループが考えた商品企画の詰めの作業が行われています。話し合いを重ねて企画書を書き、文化祭に来て下さるお客様に分かりやすく、また「これ欲しい!」と思っていただけるようにアピールする工夫も考えています。

 

今回は飲料メーカーのサントリーとコラボレーションして「10年後の未来を想像して」をテーマに、生徒たちが商品を開発中。トキワ祭ではお客様にアンケートをお願いして、その後の授業にも反映させていく予定です。ぜひご来場して、生徒たちの商品企画にご協力お願いします!

 

トキワ松学園トキワ祭は9月29日・30日の2日間開催。商品開発の発表はエントランスで行っています。

中2国語 推理して、見つけて、調べる「文豪クイズ」🔎

夏休みもあとわずかとなりましたが、生徒の皆さんは夏休みの宿題が終わっているでしょうか??さて、今回は1学期に中2の国語で行われた「文豪クイズ」の紹介です。

ゲーム感覚で文学史を学んでいくこの授業は、まず初めに文豪の顔写真の描いてあるくじ引きを全員が引きます。周囲に知られないようにしながら、便覧でその作家が誰なのか探し、その作家についての情報をピックアップ。クラスの中には、自分の他に同じくじをひいた人が2人います。その2人を探すために質問を考えたうえで、旅に出ます。

 

 

自分の名を明かさず、他の人の持っているくじの人の名を聞かずに、どんな質問をしたら仲間を見つけられるか考えるのもまたこのゲームの面白さ。得た情報が少なすぎると、逆に質問された時に一致することができません。

 

仲間が見つけられたら、今度は全体に発表するためにプレゼンの練習をします。「推理力」「情報収集能力」「コミュニケーション能力」「言語能力」「思考力」頭をフルに使い、色々な力が試される楽しい授業でした。

来週からは2学期の授業が始まります。2学期も楽しみながら各教科で一緒に学んでいきましょうね。

サントリー工場見学🥤~高2 商品開発授業

トキワ松学園高校2年の政治経済の授業では、飲料メーカーのサントリーとコラボレーションして「商品開発授業」を展開しています。「10年後の未来を想像して」をテーマに、生徒たちが新しい商品の企画を考えています。そのために、4月から生徒たちは商品の企画・製造・流通などについて学んできました。今回、さらに商品開発に対する探究を深めるべく、サントリーの工場見学を行いました。

 

オートメーションで進む商品の製造ラインを見学したり、ふだん口にすることのない缶コーヒーの原液や調合液などの試飲をしたりと、教室で学ぶだけでは得られない体験をすることができました。

 

 

9月29日・30日に行われる文化祭では、これらの工場見学の様子や学習の成果、生徒たちの考えた新しい飲料の企画書を発表します。ぜひご来校ください!

中1美術 ある「カタチ」から

不思議でいびつな「カタチ」を使ってイラストを描く中1の課題。生徒一人ひとりによってそれはさまざまなものに見立てられます。それぞれが見立てたイメージに誘われて、創意あふれる作品が生まれました。(皆さん、どこに「カタチ」があるか、わかりますか??)美術の力とともに発想力を養います。