今年度から美術の自習室として「アトリエ」が開室されました。いつでもデッサンをすることができるように石膏やデッサンのモチーフが設置されています。また、毎週金曜日には横浜美術大学から講師の方を招いて指導をしていただいています。
今日も美術コースの生徒がそれぞれ集中してデッサンをしていました。美大を目指す生徒は、その第一歩としてトキワのアトリエ(美術の自習室)を上手に利用してほしいと思います。
高二の美術の授業で、文化祭ポスターの制作が始まりました。トキワ松学園では毎年、高校二年生の美術コースおよび美術選択者が文化祭ポスターを制作しています。今回はその資料集めを図書室で行いました。自分たちの思い描くアイディアに必要となる資料探して、メモをしていました。
この後、全校生徒によるポスターコンクール(7月7・8日)に選ばれた作品が、正式な文化祭ポスターとしてパンフレットの表紙にもなります。どうしたら見る人にインパクトを与えられるか、選んでもらえるかとそれぞれに思いをめぐらしてしたようです。どんな作品が出来上がるか楽しみですね。
今年度(2015年) 文化祭は
9月26日(土)/27日(日)
です。皆さん、ぜひご来校ください。
今週の月曜日に、東京造形大学より田窪摩周先生をお招きし、特別授業をしていただきました。高校2年生は「内容を確実に伝えるレイアウト」、高校1年生は「感動CMをつくる」というテーマでそれぞれ2時間ずつ講義していただきました。
高校2年生の「内容を確実に伝えるレイアウト」では、伝えたいことや伝えるべきことを、絵や文字を使って正確にわかりやすく伝える方法を学び、「自己紹介」をテーマに紙面作りに挑戦しました。画面のレイアウトはセンス(感覚)だけで決まっていくものではなく、根拠に基づいてレイアウトは決まっていくのだということを実感した2時間でした。
高校1年生の「感動CMをつくる」では、大学紹介や美大の入試についてのお話を伺ったあと、CMとはどういうことか、CM制作の過程などを丁寧にお話いただき、実際にタイの生命保険の感動コマーシャルを中心に解説を交えビデオで紹介していただきました。最後は、実際に生徒一人ひとりが自分のCMのストーリーボードを11コマに描きました。
どちらの授業も、センスの大切さと同時に論理も大切にするというもので、普段から触れているたくさんの作品や情報を、しっかりと自分の情報として整理する大切さを学びました。
2月17日(木)に、高校1年美術コースの生徒を対象とした特別授業が行なわれました。この日の講師は東京造形大学テキスタイルデザイン専攻領域教授の大橋正芳先生。前半はテキスタイル(布地)に関するさまざまなお話、後半は小さな布製バッグにシルクスクリーンによりカラフルなデザインをプリントする実習で、生徒たちも興味津々、それぞれがすてきなオリジナルバッグを手にして2時間にわたる特別授業は終了しました。
今回は、卒業して東京造形大学に入学(現在1年生)した長岡さんも助手として後輩の指導に当たってくれました。
大橋教授の親しみの持てるお人柄と熱心なご指導と活躍している卒業生の姿を見て、生徒たちにますます「美大」への憧れをかき立てたのではないでしょうか。
高二美術コースの今日の授業は、多摩美術大学のプロダクトデザインの教授、和田達也先生の授業でした。
美術大学とは何か、デザインとは何か、といったテーマを深く掘り下げて、いろいろな画像をご用意くださり、わかりやすくお話をしてくださいました。生徒たちは、俄然「やる気」をかきたてられたようです。
トキワ松学園の美術コースでは、このようにさまざまな美術系大学から先生をお招きして授業をしていただきます。来週は、高校1年生の美術コースに併設の横浜美術大学から先生においでいただき授業をしていただきます。
本学園の先生たちの授業だけでなく、いろいろな角度からのお話を伺うことで、生徒たちは、広い視野を身につけ、様々な情報を手に入れていきます。