プロの前でプレゼンテーション~高2政経商品開発

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トキワ松学園の高二の政治経済の授業では、トキワ松学園はさまざまな企業とコラボレーションして商品開発を行っています。今年度は、サントリー食品インターナショナルとのコラボで「女子高生が考えるきっと欲しくなる飲み物」というテーマで取り組んできました。

授業では、15の班に分かれて、飲料の味やパッケージデザインについて話し合い、市場調査やアンケート調査、サントリーさん協力のもと飲料の試作なども行いながら、一年間やってきました。

その成果を発表するために3月13日(月)武蔵小杉にあるサントリー商品開発センターにて生徒たちがプレゼンテーションを行いました。各班が企画書に基づいて発表用レジュメを用意しましたが、自分たちが考えた商品がいかに魅力的であるか、実際に商品になれば売れるのかを伝えるために、模型や画用紙を作成した班、パワーポイントを駆使した班など、それぞれに工夫を凝らしていました。

サントリー商品開発部門の方々の審査の結果、表現や伝え方が優れている「ベストプレゼンテーション賞」や、あっと驚く独自性がある商品に贈られる「ユニーク&インパクト賞」を選んでいただき、消費者視点や実現性など総合的に判断して最も優れている「グッドアイデア賞」には、健康食品として注目されているチアシードの可能性を広げた「Healseed ―― ヘルシード ――」が選ばれました。

上記以外にもサントリー商品開発部の方々からは、「面白いアイデア」「消費者の思いが反映できている」「ターゲットについてよく研究している」「細部まで考え抜かれている」といったお褒めの言葉をいただきました。本格的な広いホールで、飲料の「プロ」であるサントリーの方々の前で、堂々とプレゼンを行ったトキワ松学園の生徒の姿からは、一年間の学習の成果と自信を感じることができました。生徒たちは、この授業の目的である、「発想」を広げながらアイデアの「拡散」と「収束」の方法を学び、「思考力」「表現力」を伸ばしていくということがしっかりとできたようです。

将来、トキワ松学園の生徒のアイデアが活かされた商品がもしも発売されたら、ぜひ皆さんもこの記事を思い出してお飲みください。