3学期サイエンス講座 『流れ学に基づくデザイン』

2月25日の放課後、3学期のサイエンス講座が行われました。

サイエンス講座とは、各学期に1回ずつ大学の先生や企業の方にトキワ松におこしいただき、最新の科学についてお話していただく、課外授業です。

今回は、成蹊大学理工学部システムデザイン学科の小川隆申教授におこしいただき、『流れ学に基づくデザイン』というテーマで授業をしていただきました。

生徒に与えられた課題はとってもシンプル。

「A4の紙を遠くまで飛ばしなさい。ただし、紙飛行機を作ってはいけない。」

この課題に生徒たちは試行錯誤・・・。丸めたり、細くしたり、円盤や手裏剣をつくってみたり・・・。

班ごとにどうしてそのようなデザインにしたのかプレゼンし、実際に飛ばしてみました。

先生からは、それぞれの形のメリットとデメリットを教えていただき、自分の作品がなぜ飛んだのか、なぜ飛ばなかったのか、納得できたようでした。

その後、渡り鳥がV字で並んで飛ぶことや、水の抵抗が小さい水着の話などをしていただきました。

生徒たちは、空気や水など形が変化する『流体』がつくり出す不思議な力について、楽しく学ぶことができました。