大学の先生による特別授業(高校美術コース)

 

今週の月曜日に、東京造形大学より田窪摩周先生をお招きし、特別授業をしていただきました。高校2年生は「内容を確実に伝えるレイアウト」、高校1年生は「感動CMをつくる」というテーマでそれぞれ2時間ずつ講義していただきました。

高校2年生の「内容を確実に伝えるレイアウト」では、伝えたいことや伝えるべきことを、絵や文字を使って正確にわかりやすく伝える方法を学び、「自己紹介」をテーマに紙面作りに挑戦しました。画面のレイアウトはセンス(感覚)だけで決まっていくものではなく、根拠に基づいてレイアウトは決まっていくのだということを実感した2時間でした。

高校1年生の「感動CMをつくる」では、大学紹介や美大の入試についてのお話を伺ったあと、CMとはどういうことか、CM制作の過程などを丁寧にお話いただき、実際にタイの生命保険の感動コマーシャルを中心に解説を交えビデオで紹介していただきました。最後は、実際に生徒一人ひとりが自分のCMのストーリーボードを11コマに描きました。

どちらの授業も、センスの大切さと同時に論理も大切にするというもので、普段から触れているたくさんの作品や情報を、しっかりと自分の情報として整理する大切さを学びました。