わぁっふくらんだ!!!「カルメ焼き作り」 中2 理科1分野

中学2年理科1分野では、一学期の間、「化学変化」について学んできました。化学変化には、目に見えない原子や、分子の世界も絡んできて、とても難しい分野です。原子だとか、電子だとか、電子殻だとか、イオンだとか…ちょっと突っ込んだことまでがんばって勉強したので、生徒たちはへとへと。でも、昨日の授業のために頑張りました。
 昨日…何があったかというと、「カルメ焼き作り」の実験です!!分解という化学変化の復習として、カルメ焼きを作りました。みなさんは重そうをつかったことがありますか?重そうには、ふくらし粉(ベーキングパウダー)と同じ成分である炭酸水素ナトリウム、という成分が入っています。ケーキがふくらんだりするのは、この炭酸水素ナトリウムを熱すると起こる「分解」という化学変化で、二酸化炭素が発生するためです。二酸化炭素が抜けるときに、ついでに生地をふくらましてくれるんですね。
 カルメ焼きでは、ケーキの生地のかわりにどろどろにとかした砂糖を重そうに注ぎます。あつあつの砂糖を重そうにそそぎ、一所懸命かき混ぜると…ぷっくりふくれるのです!!
 生徒たちは、できるだけたくさん作ろうと、みんなで協力しあって、てきぱきとカルメ焼き作りを行っては、ふくれる姿に見とれ、歓声をあげていました。

 「分解」のこともしっかり頭にはいったかしら??

             Karume1        Karume2

            Karume3          Karume4