高一 歌舞伎鑑賞教室

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高校一年生が、国立劇場で行われている歌舞伎鑑賞教室に参加しました。本編の上演前に、「歌舞伎のみかた」として、歌舞伎の中で使われる言葉や舞台裏の解説をしていただきました。中でも、女形の役者さんが男性の姿(?)から、お化粧、着付け…を経てお姫様に変身していく様子に、生徒たちは食い入るように見ていました。女形独特の女性らしいしぐさ、振る舞いに、「私たちよりも女らしいかも?」との声も!事前に学校でも歌舞伎についての基本知識を学んでいる生徒たちですが、実際に見ると違いますね。

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本編の「壺坂霊験記」は、夫婦愛を描いた演目で、話もわかりやすく、生徒たちも楽しく鑑賞していました。ここぞという場面で、一般のお客さんから飛んでくる屋号に驚きつつも、「また歌舞伎を見に来たい!いつか私も屋号を飛ばせるようになりたい!」と歌舞伎の世界に魅せられていました。

グローバル化が叫ばれる昨今ですが、外国語を使って「何を伝えるか」が求められています。これらの経験をきっかけにして、日本の伝統芸能に興味を持ち、日本の文化について世界の人に伝えられるようになってくれたらと思います。