生命の不思議さを感じています。 高一生物「ウニの人工授精と発生の観察」

「生命の不思議さ、素晴らしさに改めて気づいてほしい」。そういった思いで高校一年生の「生物」の授業で行っている『ウニの人工授精と発生の観察』が今年も始まりました。

生きているウニ(本物のウニを見るのも初めての生徒がほとんど)から卵と精子を取り出し、一人一人が顕微鏡で、卵と精子の受精を観察します。受精した瞬間に受精膜がゆっくりできてくると「わぁー」という歓声があがります。このあと生徒達は、自分達で受精させた受精卵がプルテウス幼生にまで発生していく過程を観察します。また、今年はお茶ノ水大学の協力を得て、希望者一人ひとりに培養容器を渡して稚ウニまで育てるという試みを行います。自分達の手で育てるため「マイウニ」として愛着もわくことと思います。

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         先生の顕微鏡の画像がテレビに映し出されます。