平成30年度(平成最後の)修了式&離任式!

先週の土曜日に平成30年度の修了式が行われました。校長先生からは今年1年の振り返りと、いつからでも挑戦できるということを「スーパーボランティア」として知られる尾畠春夫さんのエピソードを交えての話、また、本校創立者の三角錫子先生が生活の効率化を研究していたことを踏まえて、日々の学校生活のなかでも効率化していこう、という呼びかけがありました。

 

各部活動の表彰では、書道部・美術部・バドミントン部・国際交流部が表彰され、コンクールの入選や感謝状の贈呈など多彩な活動が紹介されました。また、スキーの全国大会などの表彰もありました。各部ともさらなる高みを目指して「探究」を続けてほしいと思います。

修了式の最後には高校生徒会より3学期の活動報告もありました。来年度に組織改正が控えており、現状の課題をふまえつつ来年に向けたバトンタッチがはじまりつつあります。

 

修了式に引き続いて離任式が行われました。この時期はいつも寂しくなるものですが、1年間勤めた先生から38年間勤めた先生までトキワ松学園に対する思いとお別れの挨拶をいただきました。卒業生がよく遊びに来るトキワ松学園ですので、ご縁は一生です。4月からの引き続きのご活躍をお祈りしています。

10/28 英語で遊ぼう!英語体験教室🎃

エントランスが🎃HALLOWEEN🎃仕様になりました。明日は、英語体験教室が行われます。仮装した英語の先生たちがお待ちしていますので、遊び感覚でトキワ松に来てくださいね。お待ちしてます!

10月28日(日) 中学英語体験&学校説明会
14:00~15:30(受付開始13:30~)

先生も頑張ってます!~中野浩樹展~

テスト3日目、生徒たちは朝から自習室や教室で頑張って最後の確認をしていました。さて、頑張っているのは生徒だけではありません。トキワ松の美術科教員の中野浩樹先生が個展を行います。中野先生は、「水」をテーマにして作品を書き続け、画家としても注目をされていて、「月刊ギャラリー」Vol.7にも記事が掲載されています。6度目の個展となる中野先生ですが、今回の個展では高さ2m、長さ6m以上の大作も展示されるそうです。1年以上かけて作品を作成してきた力作ぞろいですので、美術デザインコースの生徒の皆さんをはじめ、ぜひ足を運んでいただければと思います。

  

中野浩樹展
日時:2018年7月18日(水)~30日(月)10時から20時まで
*金・土曜は20時30分まで。最終日は16時閉場。
場所:新宿高島屋10階 美術画廊

なお、7月28日(土)にトキワ松学園で行う「デッサン教室」では、中野先生を含め、本校の美術科がアドバイスをいたします。プロから学べるチャンス!美術デザインコースに興味がある中学生の皆さんはぜひともご参加ください。→詳細はこちらへ。

 

生徒を守る!防犯訓練

トキワ松学園は、生徒の安全を守るために隣接する碑文谷警察署の方のご協力をいただき、防犯訓練を毎年行っています。(生徒の皆さんは、教室で施錠して避難をしていたので、現場の様子をトキログで確認をしてくださいね)

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警察の方が扮した「不審者」が、警備員さんの制止を振り切って校内に進入。その報告を聞いた教員と事務の方が「さすまた」をもって不審者を追い、確保を試みました。

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男性三人で確保をしようとするものの「不審者」の警察官の方、マジです!怖いくらいに力いっぱい抵抗する不審者をなかなか捕らえることができません。(近くで写真を撮っていても怖かったです…)

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格闘の末になんとか、「不審者」を捕らえたものの警察の方が来るまで2、3分。抵抗する「不審者」を抑え込むのに一生懸命の三人。少しでも気を抜くと逃げてしまいそうな様子でとても長く感じました。

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最後に「不審者」役であった警察の方から「さすまた」の使い方や心構えなどを教わりました。生徒のみんなが安心して通える学校であり続けるために日ごろからの危機意識が大切だと感じました。

通学路安全運転呼びかけ隊

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トキワ松学園は、警視庁の「通学路安全運転呼びかけ隊」に12月1日から参加することになりました。この活動は、登下校時の児童・生徒の交通事故の防止に向けた警察の取り組みで、平成26年11月に始まりましたが、積極的にかかわっている学校はまだまだ少ないそうです。トキワ松学園では教職員が通学路の見回りや交通安全の誘導・呼びかけを毎日行っており、通学路の環境について、碑文谷警察署にたびたび相談しています。こうしたことが評価され、警視庁から協力要請がありました。今後、通学路に立つトキワ松学園の警備員や職員は警視庁の名称が入ったベストと、通学路を示す表示板を使うことになります。本校が活動に参加することによって、交通安全に対する意識の一層の向上に貢献できれば幸いです。

トキワ松学園「山中湖 森と湖の家」

トキワ松学園は本年より、児童・生徒・学生が恵まれた自然の中での体験活動や、落ち着いた環境での研修活動等ができるようにと、富士山麓の山中湖村にある、いであ株式会社の富士研修所を教育活動施設として使用させていただくことになりました。そこで9月13日に協定書の調印式並びに、学園の小中高及び大学名(トキワ松学園小中高・横浜美術大学)を記した看板の除幕式が執り行われました。

ご協力いただく企業の「いであ株式会社」は社会基盤の形成と環境保全の総合コンサルタントとして1953年に創業いたしました。グローバル人材の育成をめざす同社は、技術力の向上と更なるコミュニケーションの醸成、国際交流の深化を図るため、昨年4月この新しい富士研修所を開所されました。そのまだ新しい研修所をこのたびトキワ松学園で利用させていただくことになりました。児童・生徒・学生の教育活動や教職員の研修等で有効に活用させていただきたいと思います。

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また研修所の入口には、横浜美術大学の先生と学生の皆さんにもご協力いただいて制作した看板が設置されました。看板の上部にあたる富士山の上の部分は空間になっており、季節の草花がそこから見えるデザインになっています。

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富士山・森・山中湖に囲まれたこの研修施設を、学園として大切に使わせていただきたいと思います。

教育ITソリューションEXPOで発表トキワ松の英語教育

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東京ビッグサイトで行われた教育ITソリューションEXPOで、5月19日(金)本校英語科教諭がトキワ松の英語教育についてプレゼンテーションを行いました。CoNETS・光村図書のブースで、電子黒板とタブレットを効果的に使った取り組みについて、グループ学習・ペアワークを経てひとりひとりの生徒が無理なく英語表現を身に付けてゆく様子を、授業のビデオ上映も交えて発表し、立ち見も出る盛況となりました。なお、普段の授業の様子は、光村図書の広報誌「英語教育相談室」(→PDFをこちらでご覧いただけます)にも掲載されていますので、どうぞご覧ください。

注目されてます!トキワの英語教育!!

長年、先進的な英語教育を続け、中学のLS(Listening&Speaking)や高校のGS(Global  Studies)など独自の授業で生徒の英語力だけでなく、国際感覚を養うグローバル教育を実践しているトキワ松ですが、近年取り組んでいるタブレットを用いた授業が評価され、先月行われたITソリューション教育EXPOで実践報告を行いました。

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中学段階では、主に音読練習や教科書の各Unitが終わった際の確認でタブレットを用いています。音声情報と文字情報を同時に表示できることでより効果的な音読練習となります。また、単元の復習ではタブレットに映し出されたピクチャーカードと単元で習ったキーワードを使ってクラスメイトに情報を伝えていきます。他者に自分の言葉で伝える(Output)ことで、自分が理解できている点と不十分な点が自然と見え、学習した単語や文法が自分のものになっていきます。

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一方で、週2時間のLS(Listening&Speaking)では、ネイティブの教員と 会話をする中で自然と英語に親しんでいきます。中には、ネイティブの教員が2人つく授業も!たくさん話して、聞くことで自然とListening力がついていきます。

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今週土曜日(6/25)は、公開授業です。トキワ松では、英語教育をはじめとして各教科で生徒の力を引き出す独自の取り組みを行っていますので、保護者の皆さんはもちろん、中学受験・高校受験をお考えの方もご覧いただければと思います。

いよいよスポ祭!

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明日はトキワ松の3大行事の1つ、「スポーツ祭典(体育祭)」が行われます。トキワ松学園のスポーツ祭典は、併設の横浜美術大学のグラウンドで行います。芝生の大きなグラウンドで元気いっぱいに女子たちの戦いが繰り広げられます!!

昨日、体育科の先生と高三主任の先生が、美大のグラウンドでスポ祭の準備をしました!準備には、授業で登校していたトキワ松学園の卒業生も飛び入りで手伝ってくれました。ありがとう!!

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学年対抗のスポ祭は、毎年、学年の団結を強め、絆を深めてくれる行事です。他学年とも高め合い、称えあう姿もみられます。

中3の旗体操や高三の扇の集団演技、例年の種目に加え、今年は100周年ということもあり、全校生徒による布を用いた集団演技も行われます。

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保護者の皆様、卒業生、受験生の方も、是非、見に来てください!

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トキワ松のICT教育実践例(世界史編)

先日の「トキワ松学園からのお知らせ」で、英語科ICT教育の実践例を紹介しましたが、今回は高校世界史の実践例を紹介します。

今年度の高校3年生(文系特進)の世界史では、eラーニングのシステムとしてmoodle(ムードル)と、授業中の板書にPrezi(プレジ)を利用しました。moodleは主に予習用のビデオを視聴したり、確認テストや課題の配布回収など、さまざまな学習活動に利用しています。Preziはプレゼンテーションで利用するソフトですが、パワーポイントと違いウェブ上で生徒がいつでも授業の板書を見ることができ、予習復習ができるのが最大のメリットです。また、moodleとPreziともに、自分のスマートフォンやタブレット、パソコンなど、インターネット環境さえあれば学習できるのも大きなメリットです。(入学段階でiPadを必ず購入するなどの費用的な負担がありません。)


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moodleの画面。単元ごとにメニューがあり、予習・復習をすることができます。

 

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同じくmoodleの画面です。授業では主に予習動画を視聴するのに利用しました。動画はすべて2~3分です。担当者は1年で100本以上の動画を作りました(^^;)

 

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Preziの画面です。授業中は板書として利用していますが、Preziはインターネット上で公開していますので、いつでも自分のiPadやスマートフォン、パソコンで見ることができます。

 

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授業の様子。板書は基本的にPreziで行い、補足的にホワイトボードを使用します。

 

【1時間の授業の基本的な流れ】
①moodleを使って予習(生徒) → ②毎時間の最初に小テストを行い、予習状況の確認(生徒) → ③Preziを使って各単元の要点を整理(教員) → ④各単元について意見交換(生徒・教員)

受験科目である歴史は、知識や単語の定着を意識しつつ、教科書の内容をすべて終わらせることが中心になりがちです。しかし、ICT機器を用いた「反転学習」スタイルをとることで、知識の定着と授業の進度を両立させながら、単元についてディスカッションする時間をとり、歴史を学ぶ意義や、学んでいることが現在の世界をどう結び付けて考えるかという点まで踏み込むことができます。これにより従来の「受験勉強」にとどまらず、今後の高大接続改革(入試改革)にも対応できる力を身につけることができると考えています。

今後も改善をしながら、知識の習得をしながら、世の中を視野に入れた「考える力(思考力)」を身につけた生徒を育てていきたいと思います。