カテゴリー別アーカイブ: 本がいっぱい 「図書室」便り

中1 図書室オリエンテーリング

トキワ松学園「思考と表現」の2回目の授業は、図書室オリエンテーリング。

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今回は、本を調べるときの基礎となる、請求記号、目次、索引、奥付について学びます。といっても、難しい講義はほとんどありません。それぞれの特性について簡単に説明を受けた後、生徒たちは個別の問題用紙をもらい、問題用紙の最初に書いてある本を探しに行きます。すると、本の中に問題が…。次から次へと問題を解いていくうちに、請求記号や目次、索引、奥付が自然とわかるようになります。

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棚の間を楽しみながら問題を探している生徒たちの姿が、印象的な授業です。

中2 国語  百科事典を引こう!

資料検索は探究女子への道の第一歩!「百科事典を引こう」の授業です。全員に違う課題が出されて、各自が百科事典を二種類(五十音順、項目別)引き、調べます。お題は様々な分野に渡っています。

例えば、「マルチーズはどこの原産ですか?」「シーラカンスはどのような生き物ですか、何年にどこで発見されましたか?」「ルノワールはどこの国の画家ですか?」「九州の面積は?」「太陽の半径は?」「徳川家康の出身は?」「台風の語源は?」などなど・・・。

現在はインターネットが普及していますが、果たしてネット情報がすべて正しいと言えるでしょうか?その真偽を確かめるためにも、二方向の検索が必要です。

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クラスの半分はまず、インターネットの情報から調べて見ます。残りの半分は書籍から。次の時間は交替してすべての人が両方の媒体を利用して検索します。このようにして、トキワ松学園探究女子への階段を一歩ずつのぼって行きます!

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中1 「思考と表現」の授業が始まりました!

『疑問を持ち、その疑問に対する答えを模索する』

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トキワ松学園ではそんな授業をさまざまな教科が行っています。それらの授業のベースとなる、調べる方法、根拠を挙げての論理的な文章の書き方などを学ぶ、「思考と表現」が始まりました。

1時間目は図書室にあるさまざまな分野の資料について、41000冊の蔵書の中から司書教諭が選び、ブックトークを行いました。次々に紹介される本に、一生懸命耳を傾けている生徒たちの姿が印象的です。

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資料構成を知ったうえで、最後は自分の読みたい本を探して借ります。1冊ではなく、何冊もの本を借りていく生徒の姿も。今年度の中1さんも本好きさんが多いかもしれません。

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これからの授業も楽しみにしていて下さいね。

中1国語 物語の構成を学ぶ!~4枚の絵~

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これまでも独自の教育と文部科学大臣から「子供の読書活動優秀実践校」として表彰された図書室が中心となり「探究女子」を育ててきたトキワ松学園ですが、来春2017年度から中学1年の授業で「思考と表現」という新たな授業をスタートします。いままで培ってきた調べスキルに加えて論理的に考える力と書く力を総合的に育てる注目の取り組みです。

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今回の課題は「4枚の絵」。1学期に行った「絵の分析」の発展編。絵本からとった挿絵を分析して、「起・承・転・結」で物語を考えていきます。世の中には様々な物語がありますが、基本的には「起承転結」で組み立てられています。このことが身につくと、物語の読解はもちろんのこと、要約をしたり、プレゼンテーションをする際にも役立ちます。

今回は、グループで物語を考えていきます。これにより一人だと思い込みにとらわれてしまうところをお互いの意見を出し合う中で一人では気づけなかった新たな視点を発見して、視野を広げることができます。

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グループで工夫をしながら、いざ発表。入学からこれまでの間にEnglish Dayなどいろいろな場面で発表を経験してきた生徒たちは、前に立って話すのにもだいぶ慣れた様子です。メンバー全員で掛け声をかけたり、声の調子を変えたりしながら各グループとも上手に発表をしていました。

発表が終わると、挿絵の元となった本が紹介されました。自分たちが考えたストーリーがどれだけあっているのかと生徒たちは興味津々。「結構、同じだ~」と喜ぶグループがある一方で、元の本の奇想天外な内容に、「こんなのわからないよ~」と悔しがるグループも、それぞれ物語の世界に引き込まれていました。

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12月23日(祝・金)の中学説明会では、「トキワ松の思考力」と題して様々な取り組みを紹介しますので、受験をお考えの方はぜひとも足を運んでいただければと思います。

図書 フリーペーパー「美登利」17号発行!

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図書委員が編集を担当するフリーペーパー「美登利~女子選書部~」の17号が発行となりました。図書委員がこれまでに作ってきた卓上の本紹介の中から中学3年生の図書委員がテーマや話題性、季節などを考えながら選び、編集しています。

フリーペーパーは目黒区の各図書館、神保町の三省堂書店、八雲堂書店、恭文堂書店、有隣堂(横浜西口店、武蔵小杉東急スクエア店)にも置かれています。もちろん本校図書室と事務窓口にも置いてます。見かけましたらぜひとも、手に取って頂ければと思います。

中学 読書感想文~成長する読書~

2週に渡って、中学朝礼で2学期の読書感想文の優秀作品が発表されました。以前(こちら)にもご紹介したようにトキワ松では読書感想文の書き方についても丁寧に指導しています。その成果もあって生徒たちは学年を追うごとに書き方のコツをつかんで上達しており、今回の発表でもその様子が垣間見られました。

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『ナルニア国物語』として有名な『ライオンと魔女』を読んだ中学1年生。映画化もされていて、楽しむことはできるのですが、自分なりにテーマを堀りさげるのが難しい一冊です。でも、今回発表してくれた1年生の生徒は物語の主題として「強い心」というテーマを見つけ、自分の意見を述べてくれました。

中学2年生の生徒は、『坂本竜馬―飛べペガスス』という伝記を読んで広い視野で世界を見て先を読むことの大切さを情熱をもって伝えてくれました。1年生に比べて本文に基づいて根拠や理由を述べながら意見を述べることで説得力が増していました。

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中学3年生は自然科学の分野の本を読んでブックレポートを作成。興味を持った動機、本を読んで学んだこと、自分の考え、反省と課題についてまとめていました。「二酸化炭素を減らすには?」という発表をした生徒は森林と二酸化炭素の関係について述べる一方で、自分たちができることとしてゴミを分別することでゴミを燃やす際に出る二酸化炭素を減らそうと発表。「原子力の利用」と題して発表した同じく3年生の生徒は、原子力発電について詳細にまとめた上で、現在起こっている原発事故の問題と向き合っていました。

楽しむ読書からスタートした生徒たちが、読書から知識を得て、身の回りで起こっている環境や社会の問題について考える姿に成長を感じずにはいられませんでした。これらの積み重ねが今後は、高校生になって小論文、大学での研究へとつながってきます。読書をすることで視野を広げ、興味ある分野について「探究活動」を深めてほしいと思います。

フォトニュース図書館 No.3596

 

フォトニュース001-2 解説1 解説2

トキワ松学園の調べ学習が「フォトニュース図書館」に取り上げられました。フォトニュース図書館に取り上げていただくのは今年度2回目。(一度目はこちらをクリックしてくださいね。) 図書室を利用した取り組みにつてはこれまでもトキログを通してお伝えしてきましたが、本やパソコンを使って調べる前段階の発想の仕方から、まとめ方、発表の仕方についてまで様々な形式で行っているトキワ松の授業の一端が紹介されています。本校の図書室を中心とした取り組みが注目されていることがお分かりだけるかと思います。

また、フォトニュース図書館の解説では、本校の司書教諭が一連の活動を説明していますので、画像をクリックしていただき、ご覧いただければと思います。

中2 読書感想文指導~型を学ぼう!~

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中学2年生で「読書感想文の書き方」の授業が行われました。本は好きだけれど、読書感想文ってどう書いたらいいの??という人、多いのではないでしょうか。トキワ松では、中学1年生から段階をおって感想文の書き方を指導しています。

中学1年生の段階で「メモの取り方」や「因果関係」を意識しながら書く指導を受けた生徒たち。中学2年生の今回は筆者の主張や作品のテーマを「型」に当てはめながら書く練習です。

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「型」にはめるというと印象が悪いかもしれませんが、基本の段階では「型」を身に付けることは大切なこと。歌舞伎役者の坂東玉三郎さんがある番組で「型破りな演技は、型を知らずにはできない。型を知らずにやるのは、型なしというのだ」という言葉を紹介していました。

文章の書き方も一緒です。基本を知っていることで、様々に応用がきくようになり、そこから自分らしさを表現できるようにもなります。生徒の皆さんには「型」を上手に利用しながら、自分らしい読書感想文を書いてほしいと思います。(中学朝礼での優秀作品の発表、楽しみにしています!)

中3 比較文化論&中2 ポップ作り

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今週も様々な教科が図書室を利用しました。その中から、アクティブ・ラーニング型の国語科の取り組みを紹介。

まずは、中学2年生が行ったポップ作り。中学1年生で「友達に薦める本」に取り組んだ生徒たちが、今度は本のポップ作りに挑戦。一年間、「読書マラソン」に取り組んだだけあって、手早く本が決まります。ポップ作りの難しさは小さい紙面に「色使い」や「キャッチコピー」を工夫して見る人をいかにひきつけるかということ。本の内容を短く要約する力も必要です。

生徒たちもどうしたら効果的なポップになるかと趣向を凝らします。こういった試行錯誤を繰り返しながら発想を広げていく活動が、高校生になり「ショッププロデュース」や「商品開発」にもつながっていきます。

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一方で、中学3年生は比較文化論にチャレンジ。思考力の一つに「対比する力」があります。類似のものを比較することで自分が調べたい、もしくは説明したい物事の特徴をとらえやすくなります。このような思考は文章読解でよく用いられますが、生徒たち自身が意識して主体的に取り組むことで一層の定着が得られます。

生徒たちは今までに使い方を学んだ百科事典を駆使しながらそれぞれに興味を持った物事を調べていきます。過去には「着物と浴衣」を比べたり、「日本と英国の建築」を比較した生徒もいましたが、今年はどんな論集ができるでしょうか。今から出来上がるのが楽しみです。

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フォトニュース図書館

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2011年に東京の私立学校として初めて文部科学大臣より読書活動優秀実践校として表彰を受けているトキワ松学園の図書室が、今回は全国の小中学校に掲示される「フォトニュース図書館」に調べ学習の活動が取り上げられました。

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先日もご紹介したように、トキワ松学園では中学に入学をすると本の配架や本のしくみについてクイズ形式やゲーム感覚で実際に目的の本を探す練習をします。また、調べ学習の一つとして百科事典の使い方を学ぶ中で、複数の事典を多角的に調べ、同じ事柄でもさまざまな説明の仕方をしていることに気づいていきます。

さらに、同じ事柄をインターネットでも調べてその違いを比較することもしています。インターネット検索に頼ることが多い現代ですが、インターネットと書籍、それぞれのメリット・デメリットを理解しながら調べ学習の基本を身につけていきます。

11月にも「フォトニュース図書館」に本校の図書室の取り組みが取り上げられる予定です。お楽しみに!