フリーペーパー「美登利」、好評です!

Photo_7 「美登利」は、先月半ばころから三省堂書店神保町本店で置いていただいていますが、早々となくなってしまったそうで、追加で置いてくださるとの連絡をいただきました。早速、追加で「美登利」の0号から3号を送らせていただいたところ、陳列棚の写真を送ってくださいました。写真を見ると、私たちの作ったPOPもいっしょに付けてくださり、目立たせる工夫もしてくださっていて、大変うれしいです。

現在、4号の発行に向け、定期テストの合間をぬいながら、図書委員のPhoto_8 中学3年生の新編集長と新副編集長が編集作業に入っています。4号も楽しみにしていてくださいね。 

「美登利」がとりもつ縁

先日、作家の方から図書委員会宛に一冊の本が届けられました。ご近所の本屋(きっと恭文堂書店?)で、図書委員が昨年から発行しているフリーペーパー「美登利」を見つけて読んでくださった作家の方が、「美登利」をすてきな活動だと言ってくださり、、ご自身の著作を若い女性に読んでもらいたいと送ってくださったのです。

作品のタイトルは「雪まんま」。大学を卒業し、小学校の臨時採用で勤め始めることが決まった主人公のゆき。3.11.を体験したことで、身をもって食の大切さを知った彼女は、専業農家である祖父の跡を継いで稲作をしていくと決心します。農業の経験がない彼女に対して周囲は反対しますが、行動力のあるゆきは、自ら可能性を広げ、農業を仕事にすることをあきらめません。彼女の努力が報われ、家族からもまた、同じ農家からも理解され、マスコミでも取り上げられるようになっていきます。仕事に、そして恋に悩みながらも一生懸命生きていくゆきの姿が描かれている作品です。

「こんな嬉しいことはない!」と、早速、校長先生と司書教諭が読み、現在は3号までの編集長が「雪まんま」を読み始めました。内容も良い作品なので、高校一年生のクラス図書に入れたいと考えています。たくさんの人たちが読んでくれると良いなと思います。2

 あべさん、 ありがとうございました。

 「雪まんま」  あべ美佳 著

  NHK出版

    (追記)朝日新聞6月24日(日)朝刊の書評欄に『雪まんま』が掲載されていました。

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もう一つ、「美登利」について嬉しいことがありました。

本校にいらした三省堂書店の方に「美登利」を紹介したところ、早速、三省堂書店神保町本店(東京都千代田区神田神保町1-1)に置いていただけることになりました。1階のいろいろな情報が入っているパンフレット置き場に入れていただけています。

本好きにとっては聖地ともいえる神保町に「美登利」がお目見えしたことは、とてもうれしく、バックナンバーもそろえて置いていただけるようお願いしました。

神保町にいらした折は、三省堂書店をのぞいてみてくださいね。

図書室ってどんなところ?!

毎年春に、1時間かけて行われる中1の図書指導。

トキワ松の生徒たちは本当に本が好きな生徒が多いので、今日の図書指導を楽しみにしていました。

最初に、司書教諭の先生に(なんと、司書教諭がトキワ松には2人もいらっしゃるのです!)

「トキワ松の図書室は、毎週新しい本を購入しているから、話題の本もどんどん借りることができますよ。」

「このコーナーではいろんな本が紹介されていますよ。」

「調べ学習にもたくさん使ってくださいね。」

などといった図書室の紹介をしていただき、さらに、先生オススメの本を教えていただいたりしました。

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説明が終わると、今度は図書室の中を探検することに!

図書室探検クイズなるクイズを解きながら、図書室のすみずみまで見てまわりました。

トキワ松の図書室には本がたくさんあるだけでなく、興味深い展示物がたくさんです。

生徒たちは夢中になって図書室探検を楽しんでいました。

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最後に、図書室の中で見つけたお気に入りの本を一人一冊借りて、授業は終了。

これから6年間、たくさんたくさん利用してくださいね!

もっともっと本が読みたくなりました・・・毎日新聞社主催「ホンヨモ!セッション」

毎日新聞社主催の「ホンヨモ!セッション」が、3月17日(土)本校の3階ホールにて行われました。

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14時になりいよいよ作家のお二人が登場。第一部「作家活動について」の司会者、高校2年生の發田さんと伊能さんが、片川優子さんと香月日輪さんのプロフィールを紹介し、第一部が始まりました。「私たちの学校にも作家になりたいという人たちがいるのですが、実際に作家とはどんな仕事ですか?」という司会者からの質問を皮切りに、作家になったきっかけや執筆スタイル、作品についてのことなどをうかがうことができました。
「キャラクターはモデルがいるのか?」という質問に片川さんは「モデルはいません。身近な人をモデルにすると、読んでくれたときに気まずいので」という答えが返ってきて、「動物科学空手道部1年高田トモ」の主人公があまりにもリアルに感じられ「絶対にモデルがいるに違いない!」と考えていた生徒たちは驚きを隠せませんでした。また香月さんは「モデルはいませんが、設定を細かく決めています」とご自身の描かれたイラストつきの設定集を持ってきてくださり、会場が沸きます。司会者2人がお二人のファンだということもあり作品に対する具体的な質問も出て、作家の方々も冗談も交えながらていねいに話してくださり、笑いの絶えない第一部となりました。

休憩を挟み司会は高校2年生の池田さんと小田島さんに代わり、「学生生活について」をうかがう第二部が始まります。「どんな学校に通っていたのか?」、「どのような生徒だったのか?」など、生徒たちならではの質問が多くされました。途中、「友情ってなんだと思いますか?」という問いに、「あなたたちはどう考えますか?」と作家のお二人からの逆質問も。
最後に香月さんからは「興味のあることを続けてやっていくことが大切。失敗してもみなさんはやり直せるからやってみて」、片川さんからは「今は何でも吸収できるとき。貪欲に色々なことをやってみてください」と、中高生に向けてのメッセージをいただきました。
片川さんは会話の内容が理路整然としているけれど中高生にもわかりやすく話してくださる気さくな先輩、そして香月さんはざっくばらんでサービス精神のある話し方の中にもぶれない主張を持っていらっしゃることがわかり、お二方とも魅力的な女性でした。司会の生徒たちの質問にも快く答えてくださり、また、ときに詰まりがちな生徒たちの質問を引き出すように話してくださったことで、熱気のあるセッションになりました。

セッションが終わった後も片川さんと香月さんは残ってくださり、生徒たちとの茶話会をひらくことができ、緊張が解けた生徒たちはセッションでは聞きたくても聞けなかったこともうかがえ、本当に良い経験ができたようです。

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和室で茶話会            それぞれの著書にもサインを頂きました

昨年11月から行事の合間をぬって、様々な準備を重ねてきたことが、今回のセッションの成功という形で実を結べ、良かったと思います。

当日の様子は、18日の毎日新聞朝刊でも紹介されましたが、詳しくは29日の朝刊でも紹介されるそうです。ぜひご覧ください。

読書感想文発表会~さまざまな形で発表の機会を~

中学朝礼と高校1年学年朝礼で、今年度最後の読書感想文の発表がありました。
中学朝礼では、中学1年生、2年生のお手本となるような感想文として中学3年生の2人が発表をしてくれました。偶然、2人ともが文学作品以外で書かれた感想文の発表となりましたが、ともに主題をよく読み取り、自分の考えや意見が論理的に述べられた「さすがは、中学最高学年!」という感想文でした。

高校1年の学年朝礼での発表も2名。こちらも小説以外での感想文でしたが、等身大の感想文はどちらも好感が持てる作品にしあがっており、同級生たちが聞き入る姿が印象的でした。今は最も図書室から遠いところに教室がある高校1年生に対し、来年度、同じ3階に教室がなることもあり、読書の幅を広げるためにも、大いに図書室を利用してほしいという図書の小澤先生からのお話もありました。
1年に3回ある読書感想文の機会を生かし、文章で表現する喜びを味わってほしいと思います。

優秀作品発表! 図書室しおりコンテスト&表紙コンテスト

11月の「トキワ松読書週間」で行なった しおりコンテスト表紙コンテスト。12月に全校で投票を終え、しおりコンテストは上位5作品が、表紙コンテストは1作品が優秀作品として選ばれました。
なお、しおりコンテストの応募作品は、図書室の期間票(何日まで借りられるかを示す票)として、すでに使われています。また、表紙コンテストの優秀作品は、今月末に発行予定の「美登利2号」の表紙として採用予定です。「美登利2号」の発行も楽しみにしていてくださいね。
                                       表紙コンテスト最多得票作品
                        「星をまく人」
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                しおりコンテスト上位作品
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                       「プラムガール」   「スターガール」  「ジュラシックパーク」
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   「星の王子さま」(小さな王子さま)         「片目のオオカミ」     

「冬休みの本棚」・・・みんな読んでね

「みんなに本を読んでもらいたい!」と、図書委員会では、生徒の皆さんに向けて本の紹介を発信してきました。今回は長期休暇にたくさんの本を読んで欲しいと、中学図書委員会が「冬休みの本棚」を配りました。それぞれが読んでおもしろかった本を紹介しているので、本のラインナップもそれぞれですが、どれも生徒たちの思いが詰まった紹介になっています。長い休みの読書の参考にしてみてくださいね。

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うれしい!こんなに本を買っちゃいました・・・図書委員会

図書委員の有志8人で昨日、日版(本の問屋)に図書室に入れるための本を選びに行ってきました。通常は先生たちの会議にかけて図書室の本は購入されていますが、毎年、この会には生徒たちのおすすめ本を購入することができるため、委員たちはどの生徒も張り切っての参加です。
地下鉄の押上の駅を出て、スカイツリーを間近に眺めながら日版店売に着くと、説明を受け、早速本を選び始めます。2フロアーに所狭しと本棚が並び、職員の方々が本の並び替えや欠本チェックなどをしている間をぬって本を探して来ると、本当に図書室に入れるかどうか、先生たちの審査です。「この本はもう図書室に入ってるよ」「これは先生方の会議で以前買わないことに決まった資料だから買うことはできないな」などと、購入してもらえない本もあります。「この本はどうして買って欲しいの?」という先生方の問いかけに、生徒たちがプレゼンをする場面も。
また、11月に「トキワ松学園読書週間」で「好きな作家・作品」についてのアンケートを行い、そこで出てきた作品についても、あわせて購入して来ました。
今話題の「謎解きはディナーの後で」をはじめとして、100冊程度の本を購入することができました。購入した本は本屋さんを通して納品されるため、まだ図書室には届いていませんが、今回買った本は来年1月中には図書室の新着図書コーナーに並びます。楽しみに待っていてくださいね。

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読書感想文の発表がありました!

高校一年生は3階ホールで学年朝礼、中学生は体育館での中学朝礼で、それぞれ、11月に提出された読書感想文の優秀作品の発表がありました。どちらも2人ずつの発表でしたが、発表者はみな堂々と自分の感想文を発表し、発表を聞く生徒たちも友人の発表ということもあり、真剣に聞いていました。

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年3回は良書を読み、自分の考えをまとめて欲しいという思いで行なわれている読書感想文も、残すところ来年2月一回のみとなりました。今回発表してくれた生徒たちの表現も参考に、3回目もテーマについて深く考え、自分の感想や意見を十二分に発揮した感想文を読むのを楽しみにしています。

朝日新聞とブック・アサヒ・コムに、図書委員の活動が紹介されました!

本好きの図書委員が「本をもっともっとたくさんの人に読んでもらいたい!」という思いから始めたフリーパーパー「美登利」。今年度9月に試作として0号を発行し、現在5つの書店に置いていただいています。それが朝日新聞のネット版「アサヒコム」の書評担当の方に「おもしろい取り組みだ」と目に留めていただき、先日「美登利」編集長(中学3年)と図書委員会執行部(高校2年)の5人が取材を受け、11月17日の朝日新聞朝刊(東京版)と、アサヒコムの書評ページ「ブック・アサヒ・コム」に掲載されました。

          ブック・アサヒコムのHPはこちら

取材当日はみな緊張していましたが、始まると徐々に編集の方とも打ち解けてきて、本についての話だけでなく、学校のことや将来なりたいことなど、様々なことを話していました。

このフリーペーパー「美登利」では、毎回、図書委員が読んでおもしろいと思った作品を6作品紹介していきます。紹介する作品は、中学1年生から高校3年生まで幅広い中から、中学3年生の編集長のセンスで選んでいます。本誌として10月末に1号も発行しました。年4回の発行を目指し、次回は1月の発行を予定しています。「どんな本がおもしろいんだろう?」と本選びに悩んでいる人の参考にしてもらえればと思います。

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現在「美登利」を置いていただいている書店

学芸大学駅前の恭文堂書店、都立大学駅前の八雲堂書店、自由が丘駅前の不二屋書店、有隣堂書店伊勢佐木町本店、同じく西口店  

               ↓有隣堂書店 横浜西口店にて

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