高校2年文系コースの政治経済では、毎年いろいろな企業とコラボして商品開発を行う授業を行っています。今年のコラボ企業は、サントリー食品インターナショナル。これまで、各班でコンセプトを考え、それに沿った商品を提案したり、その商品を売るためのポスターを描いて、文化祭で最も惹かれる商品をお客様に選んでいただいたりしてきました。
今回の授業では、最も大事な飲料の味を決める実習を行いました。
まず、企業の方から、香料や甘味料、色素などの説明を受けてから、自分たちの考えた飲料の味を、実際に作成していきました。ただ作るだけではなく、何を何g入れたのか、など詳しく記録し、試行錯誤しながら「これは!」という味のレシピを完成させなければいけません。
砂糖の90倍の甘さの甘味料をなめさせていただいたり、そこにその果物はないのに確かにそれがある気がするような、様々な香料をかがせていただいたり…普段はできない経験をたくさんさせていただきました。甘いものを食べたわけではないのに、香料をかぐだけで幸せな気分になれるから不思議です。香料、甘いのかな?と言ってひと舐めし、「全然甘くなかった…むしろ不味い…」とがっかりしている生徒も。(香料は香りだけなので、甘いわけではありません。)
3月には、開発した飲料を引っ提げて、サントリーさんの研究所でプレゼンテーションをさせていだたく予定です。プレゼンに向けて、もうひとがんばり!!
なお、卒業生の皆さんには「MIDORIKAI NEWS」で商品化に向けた投票をお願いします。皆さんの一票で、生徒の企画が商品として発売されるかもしれません。ぜひ、ご協力をお願いいたします。