高一 GS~世界がもし100人の村だったら~

IMGP7039-1 IMGP7043-1

今日は高校一年生がGSの授業に関連して行った「世界がもし100人の村だったら」です。世界の人口は約72億人。それを100人にするとどうなるのか…(ちなみに今回は学年140名で行いました。)

まずは、バースデーチェーンでウォーミングアップ。学年全体で誕生日順に輪を作ります。最初は戸惑っていた生徒たちですが、次第に声を掛け合ったり、両手で誕生月を表したりして輪を作っていました。

IMGP7099-1IMGP7081-1 IMGP7066-1IMGP7118-1

お互いにうち解けたところで、アクティビティ(活動)開始。
事前に手渡されている役割カードを見ながら先生の指示で移動していきます。例えば、子どもはステージの右、大人は左側、老人はステージに移動。ステージに座っている人は老人役です。ところが、これを日本の人口比率にかえると、子どもが少なくなり老人がステージに座りきれなくなってしまいました…。
情報としては知っていることでも、実際に見える形にすることで生徒たちからはどよめきの声が!

IMGP7142-1  IMGP7166-1

IMGP7182-1  IMGP7184-1

他にも「大陸ごとの人口比率」 ではアジアでの人口の多さを感じたり、「識字率」、そして富に見立てた文具を多くの人数で分ける「富の配分」など疑似体験しながら世界で起こっている問題について身近に感じていました。

生徒からは、
「日本で生きていると視野が狭くなっていたが、世界ではどうなのかを知ることができた。」
「偏りや問題点があることがわかった。自分の国のことばかりでなく世界の皆で助け合い、補い合えたらよいと思う。」
「富の分配では貧しい人たちに何か自分ができることはないかと思いました。」
「貧しい人を助けたいと思うのですが、良い解決方法がなく、どうにもできない現実に悲しい気持ちになります。」
「ほんの少しの募金などできることもあると思うので、他人事ではなく、世界に生きる人としてできることがあれば、私も協力しようと思いました。」
「これから始まるGSの授業もとても楽しみです。」
などなど、感想が寄せられました。今すぐに何かをすることはできないかもしれませんが、これからGSや現代社会の授業をはじめとして世の中の出来事を学び、自分にできることを考えていってくださいね。