「明日は晴れのち雪でしょう」気象予報士船木正人氏講演

テレビ朝日ANNスーパーJチャンネルの天気予報を担当している気象予報士の船木正Photo_4人さんが、本学園の「サイエンス講座」のために来校してくださいました。

サイエンス講座は、学期に1回、大学の先生や様々な分野で活躍していらっしゃる方に講演をしていただく講座です。これまでも東京 工芸大の先生の「CGの世界」、津田塾大の先生の「五目並べの必勝法」、国立極地研究所の先生の「南極について」、東京海洋大の先生の「海と川の生物が棲む環境」といった楽しい講座が開かれました。

 

今回、船木さんは「気象予報士の仕事 天気予報ができるまで」と題して、中学1年生~高校三年生までの約50人の生徒を前にお話をしてくださいました。Photo_3

天気予報のない時代の「観点望気」や「ツバメが低く飛ぶときは雨になる」といった言い伝え、そして現在の「数値予報」、天気を予報 することに関してクイズも交えながらわかりやすく楽しく説明をしてくださいました。気象予報士の試験の合格率は約6%ということや韓国には「キムチ予報」というものがあるといったことに生徒たちはびっくりしていたようです。生徒たちは改めて「自然」に対して興味を持ったのではないでしょうか。今日参加した生徒たちの中に、気象予報士になり、ニュースに登場する生徒が出るかもしれませんね。

遠近法でこんなに描けた!高一美術「横浜美術大学特別講座」

2月21日、高校一年美術コースの生徒を対象にして、横浜美術大学の先生による特別授業が行われました。

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今回授業をしてくださったのは、大学で共通講義科目をご担当の辻康介准教授。

「透視デッサン」という不思議なタイトルの授業でしたが、始まってみると何と楽しいことか! とてもよく工夫された授業で、本来なら難しい遠近法がみるみる描けてしまうではありませんか! しかもだれもが素晴らしい出来ばえ。満足度百パーセントの「特別授業」でした。

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「東北を忘れません!」高校三年生対象 いのちの講演会 

2月20日(水)、高校三年生対象の「いのちの講演会」が3階ホールで行われました。

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講師の野際さんから、まだまだ東北三県の復興は途上であること、原発のある地域など場合によっては復興に30年以上かかることなどのお話を聞き、それぞれが自分たちにできることを真剣に考えたようです。これから新しい世界に飛び立つ高校三年生に対して、エールともなるお話しでした。以下は高校三年生の感想です。

・震災から2年たった今でも、復興支援のニュースはまだまだ耳にします。それを考えると震災当時はどれほど大変だったのかと、その頃何もしていなかった自分のその時間がもったいないなと思いました。現在、私はその頃の自分を恥じ、大学ではボランティアサークルに入ろうと考えています。そしてそのことにより、自分の視野を少しでも広げ、意味のある経験をしたいと思います。高校ではできなかったことを大学で成し遂げるのが目標です。

・東日本大震災の津波の映像を見て改めて衝撃を受けました。忘れていたつもりはなかったけれど、風化されつつあるのではないかと思いました。自分たちは普通の生活が送れるようになっていても、被災地の人たちはまだ2年前と同じような状況にいるということを改めて認識しました。震災以来ずっと被災地のために何かできることが何かと考えていたけれど、実際行動に移すことができないでいました。しかし今回のお話を聞いて、小さいことでも何か助けになれるのだと思いました。まずは行動に移すことから始めたいと思います。

・メディアで放送されているものはほんの一部だということは理解しているつもりでしたが、実際に現地で撮影された写真や映像を見ると、東日本大震災の被害の規模の大きさを改めて痛感しました。その人が置かれている状況を想像し、何が必要なのか、何をすべきなのか理解し行動していかなければならないと思いました。東日本大震災から約2年経ちますが、まだ完全に復興はしていないのだとわかりました。これから私ができる範囲で援助をしていきたいなと思いました。貴重なお話が聞けて大変ためになりました。

・今回野際さんのお話を聞いて、「可能性」を一人一人が持っていることを自覚し、世の中に目を向けることが大切だと思いました。誰が何をどうするのか、ということも大事だけれども、一番大事なことは自分がこれから何をするのかという「可能性」を考えることが私たちにかけていることだと思います。とはいえ「知る→行動する」という一見簡単そうなことが実は難しいことだと思うので、被災地の可能性を信じて、知り、行動していきたいと思いました。

恋をしてドキドキ!?

トキワ松学園の高校保健のテーマは「生老病死」です。
高校一年生で「生」を、高校二年生で「死」を学んでいます。
現在、高校二年生は、尊厳死・安楽死についての授業が行われています。

今日は、心温まるエピソードを紹介します。
この日の授業で寿命について、こんな話をしていました。

先生:「ある説では、多くの哺乳動物は一生で打つ心拍数によって寿命が

    決まっているといわれているんです。

    だいたいどの哺乳類も15~20億回ぐらいの心拍数で寿命だそうです。

    例えばネズミの心拍数は1分間に約600回、ゾウは1分間に約20回ぐらいです。

    だからネズミの寿命は2~3年、ゾウは約80年といわれています。

    ヒトは例外だそうですが、現在、日本の女性の平均寿命は86歳で

    世界一長寿といわれていますね。・・(略)・・スポーツ選手やスポーツを

    する機会が多い人は普通の人より多く打つから、早死するということかな?」

生徒:「先生!では恋をしてドキドキしすぎていると早死にしてしまうのですか?」

心がほのぼのした瞬間でした。

ランクアップ講座 ~PAハイエレメント 高校一年生 ~

昨日(13日)放課後に、ランクアップ講座『PA ハイエレメント』を、高校一年生対象に行いました。

今回は、応募者に余裕があったので、フルコース(3種類のハイエレメント)を体験することが出来ました。3種類もチャレンジするのはかなりハードです。が、そこは元気のある高校生。全員チャレンジをしてくれました。

さすがに、全て登りきることはできませんでしたが、それぞれ一度は体育館の天井に触ることができました。よく頑張りました。

チャレンジした生徒の感想です。

大変だったけれど、最後に登りきることができてよかったです。楽しかったです(手がふるえて書くのが大変です)

大変でつらかったけれど、楽しかったです(足けがしたけど)。とてもいい経験ができました。2つ達成できなくて残念だけと、高三の時にagain!

初めてだったがとても楽しくできて良かったです。1つだけ最後までいけなかったのが残念です。また挑戦したいです。(手がふるえて書くのがつらいです)

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写真部 渋谷駅で撮影会

昨日2月12日(火)写真部は、渋谷駅で同じ目黒区内の東京学園高校写真部と合同撮影会を行いました。

なぜ渋谷駅か?実は来月3月16日から東急東横線の渋谷駅は、東京メトロ副都心線と直通運転をするため地下に移動します。つまり、私たちが慣れ親しんだ東横線の渋谷駅は、もう利用することができなくなるのです。そういった理由から今回の撮影会は渋谷駅を選びました。

1964年に誕生したかまぼこ型の屋根が特徴的な東横線の渋谷駅。この駅舎がなくなると思うと、感慨深いものがあります。

写真部としては、多くの人が利用する渋谷駅が、これからどのように変わっていくのか、これから記録に残していきたいと思います。

快く撮影を許可してくださった東横線渋谷駅の駅員の皆様、ありがとうございました。

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雛人形がお出迎えします

エントランスに雛人形が飾られ、来校される皆さんをお出迎えしています。  

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女の子の健やかな成長を願って飾られる雛人形。歌の「お内裏様とおひなさま」は実は間違えで、二つあわせて内裏雛と言うそうです。そういえば、赤い顔した右大臣と言うのも、本当は左大臣だそうですよ。

雛人形を見ると「もうすぐ春が来る」という気持ちになりますね。

これから一月ほど、「学年のしめ」に向かう生徒達の成長を温かく見つめてくれます。

高校三年生 特別教養講座 『PAハイエレメント』

本日3・4限目、体育館にて高校三年生対象の特別教養講座を行いました。

内容は、保健体育科の教員が卒業を控えた高校三年生に送る『~卒業~巨人の縄ばしご』

初めてチャレンジする生徒たちですが、スイスイ登って行くペアや、悪戦苦闘(涙目)しながら登っていくペアもありました。

例年、登りきる事が少ない中、6年間の友情(絆)が深いのか全てのペアが登ることができました。登りきったご褒美は、最上段の角材に記念の『サイン』ができます。過去、登りきった先輩たちのサインを見ながら自分たちの名前を刻みます。

登り終えた人にしか見れない『貴重なサイン』です。

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ハイエレメントを行った生徒の感想です?

下から見てるのと、実際にやってみるのとではぜんぜん違った。一人では、「もう無理だ」と思ってあきらめたくなってしまったけどペアと助け合えたから最後まで頑張ることができました。最初は、怖くてやりたくなかったけれど最後はやって良かったと思えたので良かったです。

2012年度 高三卒業生 O・A K・M J・A H・N

残り少ない高校生活を、充実したものにして欲しいと思います。 『本日のビレーヤー』より

校外清掃 ~中1道徳~

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本日、中学1年生は道徳の時間を使って校外の清掃を行いました。多かったゴミは、タバコの吸殻や空き缶でした。ふだん何気なく歩いていても、タバコの吸殻が落ちていることには気づきますが、いざ拾い始めてみると結構多くの吸殻が落ちていました。また、垣根の下をのぞいてみると空き缶やペットボトルも出てきました。

「バレなければいいや」という軽い気持ちが、街を汚しているということを皆で話し合う良い機会となったとともに、地域の方がこまめに掃除をしてくれているからこそ、この程度で済んでいるということにも気づきました。また機会をみつけて、地域に貢献できる活動を行っていきたいと思います。

心をひとつに!音楽コンクール

今年も音楽コンクールがめぐろパーシモンホールで行われました。クラス対抗で行われる行事としては最大の行事である音楽コンクールは、昨年秋の文化祭直後から曲決め・練習が始まり、本日まで各クラスが練習に取り組んできました。クラスによっては、曲決めや練習方法で意見が対立したり、うまくいかないことも多いこの行事ですが、そうした意見をぶつけ合うことや、どうしたらもっと上手になれるのかを考えることが、成長につながるというのもまた事実です。

また、今年で55回目を迎えた音楽コンクールは、昨年から中学と高校とを同時に行う形式となり、中学生が高校生の合唱を聴くことができるようになりました。まだ初々しさが残る中学1年から、完成度が高い高校二年の合唱まで、全てをお聞きになると、これもまた中学から高校への成長を実感することができます。

今年も、悲喜交々の結果となりましたが、どのクラスも本気で1番を目指したからこその嬉しさであり、悔しさでもあったのだと思います。さらなる高みに向かって、今後もこの音楽コンクールが本校を代表する行事であり続けてほしいと思います。

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↑左:いざ、めぐろパーシモンホールへ / 右:中高合同で行われる形式も今年が2年目です。

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↑中学の部 第1位 3年a組 自由曲「虹」

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↑ 左:第2位 3年c組 自由曲「青い鳥」 / 右:第3位:1年b組 自由曲「ひろい世界へ」

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↑中学の部コメント賞 1年a組 「光の中へ さあ君と」

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↑高校の部 第1位 第1位:二年A組 「狩人アレン」

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↑左:第2位 二年D組 「雪の祭り」 / 右:第3位 二年B組 「予感」

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↑左:第3位 一年E組 「時の旅人」 / 右:コメント賞 二年C組 「青葉の歌」