「アナウンサーになろう!話し方はどうかな」 

多くの人の前で意見や説明をするときの話し方で注意しなければならないのは「声量」と「速さ」ですね。トキワ松学園中学1年生ではアナウンサーになりきって、最速で読む野球の実況中継と、1分間ちょうどで300字を読み上げる天気予報の読み方の違いを学び、実際に自分達でやってみました。

タイムキーパーがよーいスタート!カット!…

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楽しみながら聞き手によく分かる話し方を工夫しました。ポイントは「話しの表情」です。これからプレゼンをする機会も多くなります。今日の活動を上手に活かしたいですね。

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中1 「思考と表現」の授業が始まりました!

『疑問を持ち、その疑問に対する答えを模索する』

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トキワ松学園ではそんな授業をさまざまな教科が行っています。それらの授業のベースとなる、調べる方法、根拠を挙げての論理的な文章の書き方などを学ぶ、「思考と表現」が始まりました。

1時間目は図書室にあるさまざまな分野の資料について、41000冊の蔵書の中から司書教諭が選び、ブックトークを行いました。次々に紹介される本に、一生懸命耳を傾けている生徒たちの姿が印象的です。

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資料構成を知ったうえで、最後は自分の読みたい本を探して借ります。1冊ではなく、何冊もの本を借りていく生徒の姿も。今年度の中1さんも本好きさんが多いかもしれません。

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これからの授業も楽しみにしていて下さいね。

中1 プロジェクトアドベンチャー

中1のオリエンテーションプログラムのひとつとして、体育館でプロジェクトアドベンチャーがありました。トキワ松学園の体育の先生でもある校長先生がリーダー役です。

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「ルックアップ」「たまご・ひよこ・にわとり」「指つかみ」「しっぽとり」「ピンポン玉運び」計5種類をグループに分かれて行いました。そしてアクティビティが変わるごとにグループも変わります。

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中1の先生たちも一緒に入って盛り上がり、たくさんの人と話すことができました。トキワ松学園の3つの基本である「①100の対話」を実行している生徒達。様々な場面で会話があふれています。

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プロの前でプレゼンテーション~高2政経商品開発

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トキワ松学園の高二の政治経済の授業では、トキワ松学園はさまざまな企業とコラボレーションして商品開発を行っています。今年度は、サントリー食品インターナショナルとのコラボで「女子高生が考えるきっと欲しくなる飲み物」というテーマで取り組んできました。

授業では、15の班に分かれて、飲料の味やパッケージデザインについて話し合い、市場調査やアンケート調査、サントリーさん協力のもと飲料の試作なども行いながら、一年間やってきました。

その成果を発表するために3月13日(月)武蔵小杉にあるサントリー商品開発センターにて生徒たちがプレゼンテーションを行いました。各班が企画書に基づいて発表用レジュメを用意しましたが、自分たちが考えた商品がいかに魅力的であるか、実際に商品になれば売れるのかを伝えるために、模型や画用紙を作成した班、パワーポイントを駆使した班など、それぞれに工夫を凝らしていました。

サントリー商品開発部門の方々の審査の結果、表現や伝え方が優れている「ベストプレゼンテーション賞」や、あっと驚く独自性がある商品に贈られる「ユニーク&インパクト賞」を選んでいただき、消費者視点や実現性など総合的に判断して最も優れている「グッドアイデア賞」には、健康食品として注目されているチアシードの可能性を広げた「Healseed ―― ヘルシード ――」が選ばれました。

上記以外にもサントリー商品開発部の方々からは、「面白いアイデア」「消費者の思いが反映できている」「ターゲットについてよく研究している」「細部まで考え抜かれている」といったお褒めの言葉をいただきました。本格的な広いホールで、飲料の「プロ」であるサントリーの方々の前で、堂々とプレゼンを行ったトキワ松学園の生徒の姿からは、一年間の学習の成果と自信を感じることができました。生徒たちは、この授業の目的である、「発想」を広げながらアイデアの「拡散」と「収束」の方法を学び、「思考力」「表現力」を伸ばしていくということがしっかりとできたようです。

将来、トキワ松学園の生徒のアイデアが活かされた商品がもしも発売されたら、ぜひ皆さんもこの記事を思い出してお飲みください。

もう選挙は大丈夫!18歳選挙権出張授業

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先日、本校の高校二年生を対象に目黒区選挙管理委員会とNPO法人ユースクリエイトの方をお招きして出張授業と模擬選挙をしていただきました。

選挙の(投票所に行く)前に意見交換をすることは可能、未成年だから選挙活動(「〇〇さんに投票してね」など)は禁止など、やっても良いことといけないことなどを、SNSの利用例などとともにわかりやすく紹介していただきました。

また、架空の選挙公報も用意していただき、それぞれの候補者を比較しながら、友人と意見交換もしつつ模擬投票へ向かいます。実際の投票用紙、記載台、投票箱。「トキワ松区議会議員選挙」という投票箱をつくっていただき、中が空であることを確認する役も体験できました。(なんと投票後すぐに選挙管理委員会の方が開票作業もしてくださいました!)

候補者選びには正解も不正解もなく、自分の基準で投票して大丈夫というお話や、ぜひみんなで投票して政治家の人たちを若者に振り向かせようというお話に刺激を受けました。今年は東京都議会議員選挙、横浜市長選挙、川崎市長選挙があります。自信を持って楽しんで投票に行きましょう。

いのちの始まりに感動!

毎年トキワ松学園では、この時期に生物の授業で、ウニを用いた受精と発生の観察を行います。今年は、お茶の水女子大学の館山にある臨海実験所から譲っていただいたバフンウニで、実験をしました。顕微鏡下で、卵と精子を自分たちの手で受精させます。生命のはじまりに、生徒たちは興味津々です。

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その後、受精卵は分裂を続け、順調に育ち、2日後、元気に泳いでいるプルテウス幼生の姿が観察できました。

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ここまで観察できるのもかなりの低い確率だそうです。今後さらに育つことを期待しています。

「おもてなしプロジェクト」大成功!

 

トキログでお伝えした通り、中学3年生は「おもてなしプロジェクト」と称して、外国人観光客への観光案内プロジェクトに取り組んで来ました。先週土曜日は保護者参加型の公開授業でした。

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当日は机を使って二人1組のブースを作り、そこに観光客役の保護者や教員が行くシステム。東京近郊の観光をしたいと言う旅行者に二人がそれぞれタブレットを使いながらお勧めの観光地を紹介します。観光地の特徴やお勧めのお土産、さらには入場料などの費用も説明します。観光客役は二人の話を聞き、どちらか行きたい方を選び、選んだ生徒にLike Cardをあげます。最後に選ばれた生徒は東京駅から観光地までの行き方を実際の路線図を使って教えます。

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たくさんの保護者の方、他学年の英語科教員、他教科の先生、そして理事長先生まで参加し、各ブースは大忙し。授業後には保護者の方から、「こんなに英語が話せるようになっていたのですね。」、「こんなに長く娘と英語で話したのは初めてです。」、「両方の説明が素晴らしくて、二人にLike Cardをあげてしまいました。」など多くの感想をいただきました。生徒たちも口々に楽しかった!と言っていました。何より、生徒たちがずっと笑顔で楽しそうに英語を話している姿を見て、授業担当者も感動しました!

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東京オリンピックがある2020年に19歳になっている生徒たち。今回の「おもてなしプロジェクト」がきっと役に立つでしょう。

大きな企画が終わりほっと一息つく間もなく、今は英語と体育のイマージョン企画が始動。ボールやフラフープ、ラケットなど体育用品を使って、新しいゲームを英語で考えるグループワークに取り組んでいます。トキワ松学園では毎日がアクティブ・ラーニングです!

高二 政治経済 サントリーと商品開発

 

高二の政治経済の授業では、トキワ松学園とサントリー食品インターナショナルがコラボレーションをして「女子高生が考えるきっと欲しくなる飲み物」というテーマで商品開発の勉強をしています。グループでアンケート結果を分析したり、さまざまな研究を行ってアイデアを出し合いながら商品を企画します。文化祭では中間発表の展示をし、多くの方に見ていただきました。

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いよいよ最終プレゼンテーションに向けて仕上げをする時期になりました。今日もコンピュータ室でグラフ作成や原稿の手直しに余念がありません。より説得力のあるプレゼンになるよう頑張ります。選ばれてサントリーで社員の方々を前にプレゼンできるとよいですね。そして夢は大きく商品化!を目指します。

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終業式 努力が実を結んだ2学期!

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本日、2学期の終業式が行われました。授業はちろんのこと、文化祭に、美術展に、100周年式典に、修学旅行、遠足、English Dayなどなど、さまざまなことに取り組み無事に乗り越えた生徒たち。大変だったと思いますが、一つ一つ乗り越えることで着実に成長し、さまざまな分野で結果を出すことができました。

校長先生からは現在、中学1年で取り組んでいる「思考と表現」を身につける授業が本日(22日)付の読売新聞で取り上げられたことが紹介されました。今後、今まで以上に求められる「国際化社会で必要な、的確に情報を読み取り、発信する力」を他に先駆けて行っているトキワ松学園の実践的な授業に注目が集まっています。

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表彰においても、青少年読書コンクールや全国高等学校生徒英作文コンテスト、そして選挙ポスターコンクールに何人もの生徒たちが入選、入賞を果たしました。部活動もラクロス部が関東2部リーグで準優勝を果たしたり、吹奏楽部の部長さんがその貢献を表彰されました。

また、国際交流部からは文化祭で呼びかけた子供服の回収が段ボール15箱分集まったお礼と、年末年始に向けて新たに書き損じハガキ回収のお願いが行われました。

さまざまな分野に取り組み、成長する生徒たち。2017年も生徒たちがどんな活躍を見せてくれるか楽しみです。

中3体育~お昼休みも頑張ったPAの授業!

トキワ松学園では昨日2学期期末テストが終了したところですが、テスト前の中学3年生の授業でプロジェクトアドベンチャー(PA)を行いました。

プロジェクトアドベンチャーは、アメリカから導入された冒険教育のプログラムです。300~400くらいあるゲームの中から、始めに「こおり鬼」のような走るアクティビティ「レンジでチン」を行い、続いて話し合いながら問題を解決する「ヒューマン・チェーン」(人間知恵の輪)をしました。

やり方は5~6人で輪を作り、両手をつなぎ合わせます。その時に、隣の人と繋がない、同じ相手にならないよう、上手に繋ぎます。あとはシンプルです。知恵の輪を解くようにくぐったり、またいだりしてお互いに意見を交わし合いながら、絡んだ腕をほどいていきます。12月の凍える寒さの中、生徒たちは汗をかきながらこなしていきます。上手に解けた時の達成感といったら「わぁ~!」「あきらめなくてよかった!」とあちらこちらで歓声があがります。
はじめは6人から、12人…クラス皆で24人やってみようということになり…

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4時間目の授業時間が終わっても、上手に解けずチャイムがなってしまいました。

それでもクラスの皆はあきらめきれず「もう少しで出来そうだ」「昼休みだからこのまま続けたい」と誰一人、組んだ手を放そうとしません。委員会や次の授業のこともあるので、教室に戻ろうと声をかけると、何とそのままの状態で階段を上り教室へ…教室の中だと机もあってやりにくいということもあり、教室前の廊下で試行錯誤は続きます。

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担当者が戻った後もやり続け、大きな○の形に解くことが出来たと報告にきてくれました。空腹にも負けず、クラスの皆でつくった大きな輪は24人分の達成感と共に忘れない経験となったことでしょう!