この白い粉の正体は?? ~中1理科~

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中1の理科では、生物分野の『植物の世界』から化学分野の『身のまわりの物質』に入りました。前回の授業で全員がガスバーナーを点けられるようになったので、今回はその技術を使って、『白い粉末の分析』に取り組みました。同じように見える白い粉末ですが、熱するとさまざまな様子に変化します。

実験が始まると『え~ 溶けて液状になった!』『くっ、臭い・・・。何で突然こんな匂いに・・・。』『この粉末って、熱しても全然変わらないよ。何で?』などなど、生徒達は口々に観察したことを声に出していき、有機物と無機物の違いを実感していきます。このような実験を通じて、植物分野とはまた違った観察の眼が、どんどん育ってきています。

トキワッ娘からトキワレディへ

中学生は、レディになるための練習、センスアップ講座が開かれます。今日は、中学1年生と中学2年生の一クラスがJ-Presence Academy(旧JALアカデミー)によるマナー講座が開かれました。

中学1年生は、今回が初めてのセンスアップ講座。「あいさつから広がる新しい出会い」と題して、挨拶がなぜ大切なのか、美しいお辞儀の仕方、豊かな表情を身につける練習などを教えていただきました。常日頃から表現力を身につけることを大切にしているトキワ松学園、具体的に豊かな表情の作り方を教えていただいたのはとってもためになったようです。生徒達は楽しそうに「ウィスキー」とか「ダイスキー」と言いながら素敵な笑顔を友達に振りまいていました。

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台風の接近でものすごい雨風の中、家で家族に素敵な笑顔を見せているでしょうか?皆さん頑張って素敵なレディになりましょう。

私が生まれた日はこんなことがあったんだ!

今日の中学3年生の国語の授業は「あなたが生まれた日」。図書室で新聞記事の内容を要約するという課題です。トキワ松学園では様々な教科で新聞を使った授業が展開されています。しかし、なかなか実際に新聞を読むにはコツが必要ですし、中学生にとっては記事を読みこなすことは難しい課題です。32_2

まずは、生徒一人ひとりの生まれた日の新聞記事の一面が配られました。生徒たちは自分の生まれた日に何があったのか興味津々で、さっそく記事に目を走らせ始めます。その間、課題のシートが配られ、新聞の紙面構成についての説明を受けます。そして、中から気に入った記事を一つ選び、5W1Hを抜き書きしながら要約を行ないます。1

日によって、経済や政治など、専門用語が多用してある記事や、その時代について知識がないと読めない難しい記事などもあり、生徒たちからは「難しい~」といった声もあがります。中にはそんな難しい記事しかない紙面の人も・・・。彼女たちはめいめいが国語の先生+2名の司書教諭から概要を教えてもらいながら、一生懸命に要約していました。要約を終えた人から、一面全体の感想を書きました。

最後に宿題として、保護者の方からの一言をいただくことになりました。さて、 保護者の方々はどんな思いを抱かれるのでしょうか。

世界に向けて英語で自分の意見を発信できる人になる

トキワ松学園では、世界に目を向け、自らの意見をしっかりと発信できる女性を育てることに力を入れています。英語の授業でも、女性問題、労働問題、環境問題、民族紛争の問題などを題材にして、英語でレポートを書いたり、プレゼンテーションを行ったりします。2日の高三E組の授業には、特別講師として特定社労士・行政書士・キャリアコンサルタントの山下尚子さんにおいでいただき「女性が働くということは、どのようなことなのか?」というテーマでお話しを伺いました。

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労働省(現厚生労働省)にお勤めだった経験をもとに昭和から平成へと時代が移っていく中で「男女雇用機会均等法」「育児・介護休業法」などの成立と「女性の労働」問題の変化などのお話しをしてくださいました。英語の授業ということもあり、英語を仕事で使うことがほとんどなかった山下さんが、、国際会議(APEC)に出席することになった時のお話に生徒達は特に興味を示したようでした。英語が母国語でない人たちの英語・・・授業の綺麗な英語とは全く違うもの・・・を聞き取ることの大変さ、事前に会議の細かい内容がわからない中、ぶっつけ本番で提案されることに対して英語でしっかりと日本の主張をしなければならなかったというお話しに、これから社会に出ていく生徒達は、世の中の大変さ、英語をしっかりとやっていくことの大切さを感じたのではないでしょうか。

これから英語の授業の中で、労働問題について学習していきます。今日のお話を参考にして頑張っていきましょう。

『イ・ブル展』に行ってきました!

 5月19日の土曜日、高三美術コースの生徒たちは、六本木ヒルス53階の森美術館に見学に行きました。展覧会名は『イ・ブル展』。イ・ブルは韓国出身の女流アーティストで、世界的に活躍をしている現代アートの造形作家です。日頃接する機会の少ない現代アートですが、さまざまな発想とさまざまな素材を駆使した迫力満点の作品の数々に、生徒たちは戸惑いながらも心象に強烈なインパクトを与えられたようです。120519_1353011_2

  「イ・ブルのガラスやビーズで形成された抽象的な立体作品から感じる不安は、現代社会に生きるすべての人が持つ不安だと思い ます(F・Aさん)」

 「とても強いメッセージ性を感じました。現代アートを生で見るのは初めてだったので、良い刺激になったと思います。とくにしきりに犬が何かを吐きつづけている『秘密の共有』という作品が、私は印象深かったです。しかも背景と合っていてきれいでした(H・Sさん)」

そんな数々の作品や会場の様子を写真でお伝えできないのが残念ですが、でも入り口でちょっと撮ることが出来ました。森美術館では同時に「ワンピース展」も開催中で、ものごい数の入場者の列。人気があるんですねえ。「あっちが観たい」などと言う生徒もいたっけ。

ハワイへのお誘い? 高3情報授業

 本日の情報の授業では、平成21年度の文書デザイン検定4級の本当の試験問題に取り組みました。

文書デザイン検定では、命令に忠実に文書を作るという内容です。
今回は、旅行会社のハワイ旅行キャンペーンのチラシの作成でした。

ただ単に文章を打つだけでなく、図形を挿入したり、その図形の中に文字を書いたりと、初体験のことばかり。

図形が挿入できた瞬間に「おぉー!」感動する生徒も大勢いました。

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打つスピードには個人差があるため、早く打っている生徒がいると、「私も早く打ちたい!」という声があがったりするなど、切磋琢磨する姿がとても印象的でした。

これから1年間でどれだけ早く打てるようになるのか、とても楽しみです。

鋼鉄に一輪のすみれの花を添えて

中学1年生は、道徳の時間を使って、校長先生からトキワ生としてぜひ知っておきたいお話をたくさんうかがいました。

教室に校長先生がいらっしゃるとあって大緊張の生徒たちでしたが、校長先生が優しく問いかけてくださったので、元気よく授業に参加することができました。

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トキワ松学園では創立者の三角錫子先生が残してくださった「鋼鉄に一輪のすみれの花を添えて」という言葉を大事にしています。これには、生徒みんなが「芯の強さ(鋼鉄)と、やさしさ(すみれ)を兼ね備えた女性になって欲しい。」という思いが込められています。

また、トキワ松の校章(○に人の字が入ったシンプルなマークです。)には、「円満(○)な人格(人の字)」という意味があります。

この他にも、トキワ生がいつも心に留めておきたいことを、たくさん教えていただきました。

これから6年間、この道徳で聞いたお話をずっと忘れずに、立派なトキワ生、素敵な女性になっていきましょう。

春風や~・・・中3国語 句会開催!

春風や闘志いだきて丘に立つ    高浜虚子

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中3bの国語の授業で句会を開催しました。ま ず、ひとりひとりが自分の気持ちを俳句に詠みます。

授業で季語や切れ字、取り合わせ(一見無関係に思える語を同句の中に詠み込む方法)を学んだので、それらをうまく取り込んで、みんな気分は俳人です。すばらしい句がたくさんできました。

句会ですので、作者を隠して投票します。票を多く集めた句にはこんなものがありました。

足痛みこらえて履く下駄夏祭り   (かわいい浴衣姿が目に浮かびます)

さくらんぼ彼と私の恋の味    (甘酸っぱい恋の味?!)

風鈴やきらめく水に飛び込んだ   (水泳部の生徒の作品です)

浮かぶ鯉なびく姿に子を想い    (お母さんみたいな作品!)

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風薫る五月にどうぞ皆さんも今日の一句を・・・。

見慣れたものにこそ発見を!

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校庭の草花を摘んで観察した前々回の授業に続き、前回の授業では、各自家から持ってきた葉っぱの観察をして、スケッチを描きました。そして、今回の授業は、花(オオアラセイトウ)の観察を行いました。いつも見慣れている葉や花でも、よく見てみると面白い発見がいっぱい!普段気がつかないような細かいところを見たり、線と点だけで描く精密スケッチにも少しずつ慣れてきています。傑作作品はこれから順次理科室の廊下に展示したいと思いますので、是非ご覧下さい。

標本を作ろう

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オリエンテーション期間も終わり、いよいよ授業が始まりました。トキワ松学園の理科では、「何気なく見ているものでも詳しく見ると発見がある」をテーマに授業を始めています。中学1年の授業の始めは、「標本を作ろう!」。この春も、校庭にはたくさんの花が咲いているので、草花を摘んで教室に持ち帰ります。持ち帰ったものをよく観察して、特徴を3つ挙げました。

中学2年生は「原子」の授業。すべてのものは原子で出来ているということは、私たちも原子で出来ているということになります。原子の大きさと、私たちの大きさをいろいろな例をつかって比べながら説明してみましたが、実感できたかな??