漫画研究部は8月6日から3泊4日、夏合宿を行いました。コンテストと文化祭に向けて、朝から晩まで「描いて、描いて、描きまくる!」今年はOGの先輩も参加し、後輩へのアドバイスにも熱が入ります。
PCやiPadで資料検索し、細かい線や色にもこだわります。活動の合間にはみんなでラジオ体操。体をほぐして集中力を高めます。
気分転換に近所を散歩します。宿の軒先の提灯には、つばめが巣を作っていました。
最終日はBBQと花火で盛り上がり、部員同士の仲も深めることができました。
久々登場の漫研です。今回は「マコちゃん」を紹介します。「マコちゃん」とは、高一の部員がデザインした、漫研初!!のオリジナルキャラクターです。この「マコちゃん」、よく見るとかなり細かい所まで考えて生み出されたキャラクターなんです…
*三つ編みした髪の先は、作業ペースを上げるために進化し第2の手になっている!
*ネクタイのデザインはなんと「ペン先」!
*トレードマークのベレー帽にはトキワ松の缶バッジ!
*目玉焼きのような眼の下には締め切りに追われてできたクマが…
部内でも好評のこのキャラクター、高二が他の部員にも呼びかけて、誰もが描けるように練習しています。自分の好みにデフォルメするのも楽しく、それぞれの腕が鳴ります!
「マコちゃん」は今年の文化祭でも大活躍!大ポスターはもちろん、その他の掲示物、部員用のTシャツなど、様々な所で登場しました。
特に好評だったのは、販売コーナーの「マコちゃん缶バッジ」でした。漫研では今年、14年ぶりに缶バッジを作成・販売したのですが、これが「めちゃめちゃ可愛い!」と評判に。校内外のお客様に大変喜んでいただけました。ご購入いただいた方々、ありがとうございました!
漫画研究部は8月5日から3泊4日、秩父での合宿を行っています。主な活動は、コンテストと文化祭に向けての作品制作です。
朝から晩まで「描いて、描いて、描きまくる!」午前中は各部屋で下描きを進めます。時間に追われ必死に筆を進めますが、和気あいあいと楽しいひと時です。
午後は大部屋に集合して、全部員で課題に取り組みます。プロの漫画家(またはイラストレーター)さながら、真剣に黙々と描き続けます。なんという集中力!!
下描きが終わると、先輩に見せてアドバイスをもらいます。厳しくも的確なコメントに、やる気がますます湧いてきます。「これすごくいいね!」褒めてもらった時はとってもうれしい!!漫研ならではの熱いTシャツも発見しました。
お世話になっている「旅籠一番」さんの食事はどれも美味しくみんな大満足。朝食の後、外の空気を吸いに散歩に出かけました。まだまだ自然の残る秩父です。
漫画研究部のメンバーにとって、夏休みは作品制作を精力的に進めるチャンスです。そう、運動部に負けないくらい「熱い夏!」なのです。中学生、高校生が、それぞれの目標を決めて様々なコンテスト応募に向けて作品を制作中です。
さて、しばらく手を付けていなかった倉庫の整理を行ったところ、たくさんのお宝を発見!これまでの作品集です。漫研では毎年、年間の活動の集大成として作品集を作成します。最高学年が作成するのが「漫陀羅(まんだら)」です。これまで歴代の漫陀羅を並べると圧巻です。
それとは別に、中1から高二の部員で作品集を作ります。例年2冊セットなのですが、ネーミングが対になっていてとても洒落ているんです!「sugar & salt」、「黒猫 & 白猫」、「KING & QUEEN」、「珈琲 & 紅茶」、「Spoon & Fork」といった具合。今年はどのような作品集が出来上がるでしょうか。ネーミングも含め検討中です。
【漫研からのお知らせ】
歴代の作品集の中から、複数冊在庫があるものを今年の文化祭でも特別販売いたします。ぜひぜひお立ち寄りください!
―文化祭:9月26日(土)・27日(日)―
マン研(漫画研究部)では、大きな驚きと感動で今年度の活動をスタートさせました。部室の倉庫を整理していると…なんと、40年前に創設された当時の日誌が出てきたのです。
かなり年季の入った一冊のノートを開いてみると、そこに創設当時の苦労や、未来の後輩たちに向けての具体的なアドバイスが丁寧に、かつ熱く綴られていました。
そして、もう一つ大きなサプライズを発見!
なんと「ジャングル大帝」、「鉄腕アトム」、「ブラックジャック」などで知られる、あの手塚治虫さんを招いての講演会が、トキワ松学園で開催されていたのです。
貴重な先輩のメッセージを受け止めて、漫研一同、これまで以上に活躍しようと張り切って活動開始です!
手塚治虫氏 講演タイトル「落書きのすすめ」
自分の生い立ち、「まんが」というものについて、絵を描きながら語ってくれた。まんがの3つの要素は「省略、誇張、変形」だそうです。この要素は劇画にはないものだそうです。まんがはデタラメでよいとおっしゃいました。気楽に読み流すもので、じっくり読むものは別にあるとも言いました。まんがというものはデタラメと3つの要素があるもので、リボンの騎士のまつ毛の数は本当は3本であるはずがないし、ブラックジャックはありもしない病気を治してして、馬の脳を人間につけちゃうし…(中略)後輩諸君、まんがの3つの要素をしっかりと心に刻んでおきましょう。 ―昭和50年2月9日(月)の日誌より