校長先生の授業 ~和室での礼儀作法~

中学校の道徳の時間では、年に数回、金谷校長が授業を行います。現在は、中学2年生を対象に「和室での礼儀・作法」をおこなっていますが、「友人の家に遊びに行ったときに、靴はどう脱ぐのがよいか」「和室があったときに、襖はどのように開けるのがよいか」「和室での立ち座り・礼の仕方」など、しっかりと1時間をかけて学びます。

流派により多少の礼儀や作法の違いはありますが、大切なのは、いかに相手を思いやり、不快にさせないかということです。どこへ行っても恥ずかしい思いをしないで済むとともに、国際的に活躍し、日本文化を紹介できる女性になってほしいと思います。

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前向きに、新年度をスタート!!

新年度がスタート。各クラスで自己紹介をする様子が見られますが、高校三年生のあるクラスでは、ちょっと変わった自己紹介をしていました。

突然、担任の先生から真っ白の紙を渡されて、「自分の長所を30個、書き出してみよう。」との指示が。10個ほど書くと「う~ん、何かあったかかな?」「私の良いところって何?」「欠点ならたくさんあるのに」とあちらこちらで困った顔が。近年はAO入試などで自己アピールをしなければならないことが多いのですが、良いことと言われるとなかなか出てこないもの。困っている生徒に、「欠点を言い換えてみよう」と担任からアドバイス。例えば、

×優柔不断→○思慮深い
×頑固→○意志が固い
×飽きっぽい→○多趣味、好奇心旺盛 などなど。

言い方を変えるだけで欠点が長所になるものです。その後、何とか書き出した長所を使って一分間の自己紹介をしてもらい、最後に班員から一言ずつ誉めてもらいました。

つい足りないところや欠点にばかり目がいきがちですが、「視点を変え」てみる。そして、良い言葉を使うことで「前向き」な気持ちになり、進学への道を切り開いてほしいものです。

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中3 理科2分野最後の観察

中3理科2分野の最後の観察は、丸1日かけて屋上で太陽の動きを観察することでした。
幸い3クラスとも観察の日はよく晴れて、寒いながらも絶好の太陽観察日和でした。透明半球に太陽の動きを書き込み、計算で太陽の動く速さと日の出の時刻を推定します。結果は、どの班もその日の本当の日の出の時刻にほぼ近い時間になりました。つまりどの班も正確な観察だったということです。観察成功!

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この太陽の動き(日周運動)は、実は地球が自転しているための見かけの動きです。このような観察を通じて、生徒達は日頃は全く感じることのない『地球の自転』を1日かけて実感いたしました。

「沼わたり」中1・体育の授業~PA~

中学1年生の体育は、週に2時間あります。3学期は「陸上(マラソン)」と「PA」でした。
本日紹介するのはPAの方です。毎週毎週、色々なアクティビティーで盛り上がります。
【PAの約束事(*1)】を頭に入れながら、目標達成の為にみんなで協力します。
今回は「沼渡り」です。島から島へクラス全員がロープを使って移動します。
島と島の間は“底なし沼”という設定です。
まずは、2M先にぶら下がっているロープを引き寄せることに一苦労です。

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様々な意見を出し合い、最初はだれもが無理だと思えたロープを引き寄せることに成功し、
そのロープを使い、何回も往復し、何とか目標を達成しました。
そして大事なことは、ただ「楽しかった!」ではなく、『振り返りの時間』です。
活動後、自分の言動や、クラスとしてどうだったか考えます。そこで気付いたことを
今後の生活に生かすことに意味があるのです。こんな意見が聞こえてきました。
「ロープを引き寄せることは無理だと思ったけど、みんなで協力したらできた!」
「一人だったら目標は達成しなかった。」
「諦めずに何度も挑戦したらできた!!」
さあ、6日から学年末試験です。この時に学んだチャレンジ精神で試験を乗り切ってください!!
【*1】 ①チャレンジ バイ チョイス・②仲間を責めない

Ⅰ)ルールを守る Ⅱ)公正に Ⅲ)安全に Ⅳ)楽しく)

立派な研究者です。

高校二年生の「生物」の授業は、毎年恒例となっている「自由研究発表会」。

3、4人でテーマを決め、仮説を立て、実験をし、考察をしたものを発表しました。

今年のテーマは

「アルコール発酵」「葉緑体に含まれる色素」「カタラーゼの働き」「メダカ・金魚の体色変化」「グリセリン筋の収縮」。

「グリセリン筋の収縮」のプレゼンでは、参観にいらした学年主任の先生に体験していただき、生徒たちに分かりやすく説明していました。

今回の経験を生かして、これからも様々なことに興味を持ち、実験をしていきましょう。

将来、ノーベル賞を取るような学者さんになるといいですね・・・。

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「明日は晴れのち雪でしょう」気象予報士船木正人氏講演

テレビ朝日ANNスーパーJチャンネルの天気予報を担当している気象予報士の船木正Photo_4人さんが、本学園の「サイエンス講座」のために来校してくださいました。

サイエンス講座は、学期に1回、大学の先生や様々な分野で活躍していらっしゃる方に講演をしていただく講座です。これまでも東京 工芸大の先生の「CGの世界」、津田塾大の先生の「五目並べの必勝法」、国立極地研究所の先生の「南極について」、東京海洋大の先生の「海と川の生物が棲む環境」といった楽しい講座が開かれました。

 

今回、船木さんは「気象予報士の仕事 天気予報ができるまで」と題して、中学1年生~高校三年生までの約50人の生徒を前にお話をしてくださいました。Photo_3

天気予報のない時代の「観点望気」や「ツバメが低く飛ぶときは雨になる」といった言い伝え、そして現在の「数値予報」、天気を予報 することに関してクイズも交えながらわかりやすく楽しく説明をしてくださいました。気象予報士の試験の合格率は約6%ということや韓国には「キムチ予報」というものがあるといったことに生徒たちはびっくりしていたようです。生徒たちは改めて「自然」に対して興味を持ったのではないでしょうか。今日参加した生徒たちの中に、気象予報士になり、ニュースに登場する生徒が出るかもしれませんね。

遠近法でこんなに描けた!高一美術「横浜美術大学特別講座」

2月21日、高校一年美術コースの生徒を対象にして、横浜美術大学の先生による特別授業が行われました。

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今回授業をしてくださったのは、大学で共通講義科目をご担当の辻康介准教授。

「透視デッサン」という不思議なタイトルの授業でしたが、始まってみると何と楽しいことか! とてもよく工夫された授業で、本来なら難しい遠近法がみるみる描けてしまうではありませんか! しかもだれもが素晴らしい出来ばえ。満足度百パーセントの「特別授業」でした。

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恋をしてドキドキ!?

トキワ松学園の高校保健のテーマは「生老病死」です。
高校一年生で「生」を、高校二年生で「死」を学んでいます。
現在、高校二年生は、尊厳死・安楽死についての授業が行われています。

今日は、心温まるエピソードを紹介します。
この日の授業で寿命について、こんな話をしていました。

先生:「ある説では、多くの哺乳動物は一生で打つ心拍数によって寿命が

    決まっているといわれているんです。

    だいたいどの哺乳類も15~20億回ぐらいの心拍数で寿命だそうです。

    例えばネズミの心拍数は1分間に約600回、ゾウは1分間に約20回ぐらいです。

    だからネズミの寿命は2~3年、ゾウは約80年といわれています。

    ヒトは例外だそうですが、現在、日本の女性の平均寿命は86歳で

    世界一長寿といわれていますね。・・(略)・・スポーツ選手やスポーツを

    する機会が多い人は普通の人より多く打つから、早死するということかな?」

生徒:「先生!では恋をしてドキドキしすぎていると早死にしてしまうのですか?」

心がほのぼのした瞬間でした。

ランクアップ講座 ~PAハイエレメント 高校一年生 ~

昨日(13日)放課後に、ランクアップ講座『PA ハイエレメント』を、高校一年生対象に行いました。

今回は、応募者に余裕があったので、フルコース(3種類のハイエレメント)を体験することが出来ました。3種類もチャレンジするのはかなりハードです。が、そこは元気のある高校生。全員チャレンジをしてくれました。

さすがに、全て登りきることはできませんでしたが、それぞれ一度は体育館の天井に触ることができました。よく頑張りました。

チャレンジした生徒の感想です。

大変だったけれど、最後に登りきることができてよかったです。楽しかったです(手がふるえて書くのが大変です)

大変でつらかったけれど、楽しかったです(足けがしたけど)。とてもいい経験ができました。2つ達成できなくて残念だけと、高三の時にagain!

初めてだったがとても楽しくできて良かったです。1つだけ最後までいけなかったのが残念です。また挑戦したいです。(手がふるえて書くのがつらいです)

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天体観測 ~ 中学3年 理科 ~

1月24日(木)の放課後、中3の恒例行事である天体観測が行われました[E:moon3]

本校の屋上で天体望遠鏡を使って、月の表面の観察を行いました。

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天体望遠鏡も倍率が異なる3台が準備され、のぞく望遠鏡によって異なった月の表情を見ることができ、生徒たちも感激[E:sign01]「さむーい[E:sad][E:down]」から「すごーい[E:happy02][E:up]」の嵐となりました。

教科書でしか見たことのないクレーターを、天体望遠鏡を通して自分の目で見ることができたことに、興奮[E:note]さらに理科の先生の丁寧な説明を聞き、生徒たちも多くを学んだようです。

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寒い屋上での観察は大変でしたが、最後は先生方が準備した温かいスープで身も心も温まりました[E:catface]