一生に一度かもしれない『ブタの眼の解剖』

高一進学クラスの2クラスが、生物Ⅰの授業でブタの眼を解剖しました。

教科書で「環境と動物の反応」のいろいろな受容器のうち、眼の構造について詳しく学んだ後だったので、実際に実物で確認してみようという試みでした。最初本物のブタの眼を見たときには「キャー!」という悲鳴にも似た声が上がりましたが、解剖が進むにつれて本物の圧倒的な迫力のとりこになり、静かにじっくり観察する生徒が増えてきました。実際、ガラス体も水晶体も透明でとてもきれいですし、網膜はピンク色で視神経とつながる盲点の観察も出来ました。

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今週の月曜日には、サイエンス講座で東京工芸大学のロボット博士鈴木先生の講義がありました。そのとき鈴木先生は「ロボットの目を開発していると、つくづく人の眼がよく出来ていることに感動する」と言われていました。今回はブタの眼でしたが、その精巧なつくりを堪能できたのではないかと思います。3学期にはウニの人工授精もあります。お楽しみに!

理科サイエンス講座 ロボットにとって「視る」ということは?

トキワ松の理科では、学期に一度、理科の様々な分野の大学から先生をお招きして、サイエンス講座を開いています。今回は、東京工芸大学でロボットビジョンの研究をなさっている鈴木秀和先生から、ロボットについて大変興味深いお話をうかがいました。

ロボットの眼とは何でしょう?一口にロボットと言っても、いろいろな種類のロボットがあるので、その機能によって、ロボットの眼は「操作する人の目」だったり、「センサー」だったり、「カメラ」だったりと様々です。人間の眼は本当に良くできている器官なので、それをロボットがマネするのは容易ではありませんが、そのロボットの機能によって広範囲が見えるカメラにしたり、サーモグラフィーにしたりすることで、最近ではロボットの見ている世界もかなり多種多様になってきているようです。
近年、ロボットが「視」てそれをもとに「自分の意志で動く」ということがようやく少しずつ可能になってきました。これから先、私たちとロボットには、どんな未来が待っているのでしょうか。とても楽しみになった1時間でした。

また、鈴木先生は、おもしろいお話だけではなくて、ロボットもたくさん連れてきてくださいました!本当の犬みたいに動くAIBOや、自分の意志で迷路を進むロボット…。生徒たちは、講義が終わった後もずっとロボットと触れ合って満足そうな顔を見せていました。

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あなたの夢は何ですか?

11月12日(土)、中学生対象に進路講演会が行われました。講師は2004年度にトキワ松学園を卒業された高島渚さん。皆さんの先輩です。
高島さんは日本体育大学を卒業した後、青年海外協力隊に志願し、2年間、アフリカのニジェールという国で現地の子どもたちに体育を教え、現在は東京の中学高等学校で体育の教師として活躍していらっしゃいます。中学時代からさまざまなことに挑戦して頑張った高島さん。その限りない挑戦が、高島さんの人生を支えてきており、最後にメッセージもいただきました。

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~~~高島渚さんからのメッセージ~~
皆、辛いこと、嫌なことから逃げたいと思います。逃げるのは簡単なことです。しかし、辛いものこそ、成長につながるいいチャンスです。人は面白いもので、嫌な思い出を後でいい思い出に出来る力を持っています。これから、皆さんはいろんな壁にぶつかることがあるでしょう。決して、そこで逃げたり、諦めたりしないで欲しいと思います。これは、自分の試練だと思って、その試練と戦ってみてください。戦うことで自分の自信になります。また、戦う武器として、自分の経験、自分の考え、知識が必要です。自分の目や体で見て、感じてください。今、皆さんはとてもよい環境がそろった学校にいます。勉強をしなさい!赤点とらない!と言われていると思いますが、すべては自分の為。親や先生の為に勉強する必要はありません。成功に失敗はつき物です。失敗を恐れず、あなた達らしく、今後の学校生活の中でいろんなことにチャレンジしてください。家族や先生、仲間はあなたを応援し、支えてくれます。私は、この学校でかけがいのない仲間に出会うことが出来ました。今も私の宝です。

      
      ~~講演会の感想から~~~
*はじめに思っていた将来の夢から、色々なことを学び考えていく中で違う夢に変わっていった様子がよくわかりました。自分の好きなことが将来の職業につながるといいなと思います。この仕事をやってよかったな、と思える仕事に就きたいです。だから中1の今からいろいろなことにチャレンジしたいです。
*私も様々なことに取り組みたいと思います。そして自分の好きなことやりたいことを仕事に出来るのは幸せだと思いました。たとえ大変なこと、嫌なことがあってもあきらめずにそれを乗り越えたときに思い出になるというお話に共感しました。私も将来の夢を実現できるように頑張ります。
*私は失敗することを恐れて、自分から何かをしようとは思いませんでした。でも失敗したからこその成功があると思うと、なんでもチャレンジしたいと思います。
「やってみなくちゃわかならい」という高島さんの言葉は私にとって目標です。

中高生ダンスコンテスト「teens DANCE ARENA」全国決勝大会進出!

11月20日(日)に日本工学院で行われた中高生ダンスコンテスト「teens DANCE ARENA」関東予選大会チームコンテスト部門に4チームが参加しました。高二のチームが準優勝することができ、高二マリアがつくったグループが3位に入賞しました。3月に行われる全国決勝大会に進むことができました。

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       Toki★Lock                   GAGA松
             

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               みに’s(準優勝)                   P.A.M(3位)

今日は、数学検定です。

今日の午後は、数学検定が校内で行われています。

中学3年生が全員必修で3級を受検します。他学年でも高一から高三の希望者40名あまりが、2級や準2級を、中1中2の30名が、4級と5級に挑戦します。

本学園では、毎年、英語検定、漢字検定、数学検定が必修や希望者対象で校内で受検できます。また、昨日は、書写検定(硬筆・毛筆)も校内で実施されました。

色々なことにどんどん挑戦して実力をつけていきましょう。

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       打ち合わせ中です           私が監督です

素敵な女性になれるかな…高一制服着こなしセミナー

高校1年の家庭科の授業で、毎年恒例となっている「制服着こなしセミナー」が行われました。
わがトキワ松学園の制服を手掛けてくださっている日本メンモウ株式会社のデザイナーの方においでいただき、より一層素敵な女性になるためのヒントをいくつか教えていただきました。
1、 制服の意味
2、 第一印象の重要性
3、 美しい立ち振る舞い      など

何げなく着ている制服にもいろいろな意味があり、学校それぞれの思いが込められているということに改めて感じた1時間でした。また、「筋肉痛になりそう!」と声が聞こえた?!美しい立ち方、お辞儀の練習も習得しました。元気な挨拶が評判の我が生徒も、この後の授業の号令は、お淑やかになったとか・・・。

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高大連携、多摩美出張授業・・・高二美術コース

高二美術コースの今日の授業は、多摩美術大学のプロダクトデザインの教授、和田達也先生の授業でした。

美術大学とは何か、デザインとは何か、といったテーマを深く掘り下げて、いろいろな画像をご用意くださり、わかりやすくお話をしてくださいました。生徒たちは、俄然「やる気」をかきたてられたようです。

トキワ松学園の美術コースでは、このようにさまざまな美術系大学から先生をお招きして授業をしていただきます。来週は、高校1年生の美術コースに併設の横浜美術大学から先生においでいただき授業をしていただきます。

本学園の先生たちの授業だけでなく、いろいろな角度からのお話を伺うことで、生徒たちは、広い視野を身につけ、様々な情報を手に入れていきます。

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English Day!!

       昨日、中学生は、English Dayでした。各学年の様子を紹介します。
中学1年生↓

中学1年生にとって初めてのEnglish Day は、英語劇に挑戦しました。Going Abroadというトキワ松の生徒達が成田からUKにホームステイに出かけ、その行程で色々な楽しい思いをしたり、トラブルに巻き込まれたりするというオリジナルストーリーです。生徒達は、英語のセリフを覚えるばかりでなく、演技にも磨きをかけ、小道具や衣装に工夫を凝らして本番を迎えました。舞台に乗る緊張感や達成感は、きっと一人ひとりの心に残ったことと思います。来年はどんな成長や挑戦が見られるか、今から楽しみです。                                                                

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中学2年生↓

中学2年生は、日本に住んでいるフィンランド、イラン、エジプトの方に英語でインタビューし、その内容をまとめてプレゼンテーションをしました。今年は劇や、テレビ番組、人形劇、紙芝居など工夫を凝らした発表がいっぱい!発表する側も、見る側も楽しいEnglish Dayでした。

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中学3年生↓

中学3年生は「世界の女性」をテーマに調べ物をし、発表の準備をしてきました。今日は、11日のクラス発表会で選ばれた各クラス1チーム(10人~11人)が舞台に立ち、中国、ルーマニア、エジプト、サウジ・アラビアについて劇やプレゼンなど様々な形で発表をしました。各国の女性がどのような生活をしているのか、その国ではどんな女性が活躍しているのか、聞いている生徒達も興味津々でした。発表する側も聞く側も良い緊張感を持ち、最後のEnglish Dayにふさわしい会を全員で作ることが出来ました。

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子どもたちの目が輝きました!本の読み聞かせ 小中交流

中学2年生と3年生はトキワ松の小学生に絵本の読み聞かせにいきました。
迎えてくれたのは、明るく純粋な小学校1年生と2年生、3年生のまなざしでした。
きらきらした瞳でまっすぐにこちらを見つめ、登場人物にぴったりと同化して物語に入り込んできます。そんな小学生に後押しされて、普段、演劇部、ミュージカル部、マンドリンギター部などでも活躍している生徒たちは、とても楽しい時間を過ごすことができました。

生徒たちが選んだ本は,中学2年生が「けばけば」「ふうばあちゃんの赤いくし」「ハリネズミのピックル」、3年生が、「わかがえりの水」「おんちょろちょろ」「コンとあき」「ずーっとずっと大好きだよ」でした。

人の前で読んでみて、初めて気付くこともたくさんあり、読み手の中学生もちょっぴり成長できる素敵な体験でした。

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アフリカン・フェスタへGO!

国際交流部は定期的に校外に出て異文化に触れています。今月のお出かけは横浜・山下公園で開催された「アフリカン・フェスタ」です。
広々とした山下公園内では、大使館コーナーやNGOコーナーがあり、アフリカ諸国について学んだり、アフリカで活動する多くの団体について知ることができました。他にも、カメルーンやコンゴの音楽を楽しんだり、アフリカに送るカード作り、アフリカファッションコーナーなど体験型のブースもたくさん!
部員が一番楽しみにしていたのは、もちろんアフリカの食べ物です!みんなアフリカ各国のお店を見比べて、食べたことのないものに挑戦!ケバブやジブチのお料理、ラクダのシチュー、ケニアのコーヒー・紅茶などいただきました。ラクダのシチューはどんな味がしたのでしょうか?
生徒たちにとっては普段はあまりなじみのない遠く離れたアフリカ大陸ですが、今日のフェスティバルをきっかけにアフリカ諸国について更に関心が高まったようです。

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