書道部 紙すき体験&書道展鑑賞

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書道部の恒例、春の研修旅行?!今年は日本橋の小津和紙を訪問して紙漉き体験です。部活で何気なく使っている半紙がどのようにできるのかを体験しました。工房では、材料となる楮(こうぞ)や、それを職人さんが皮をはいだり、手作業でごみを取ったり、冷たい川でさらしたりと手間暇かけて加工する様子を詳しく説明していただきました。紙を漉くのに使う「漉き簀(簾のようなもの)」もA4版のサイズで作るのに3ヶ月もかかるんだそうです…。

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一通り説明していただいた後、いざ、紙漉き! 簡単そうに見えますが、やってみるとかなり難しい…。ちょっとしたことで楮(こうぞ)の繊維がずれたり、ムラができたりしてしまいます。丁寧にゆっくり作業しても逆にうまくいきません。手早く正確な動作が求められるんです。

普段、失敗したらすぐに捨ててしまう半紙も作るためには、たくさんの手間暇と職人さんの熟練の技術があることを知りました。書道の道具を作ってくれてる多くの人たちに感謝です。

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さて、ちょうどお昼時になり、お腹を空かせた一行は上野へ移動。アメ横でご飯。屋台で食べたり、アイスを食べたりと思い思いに楽しみました。

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午後は、上野の東京都美術館で開催されていた謙慎書道会の展覧会を鑑賞しました。謙慎展はトキワ松の元理事長である西川杏太郎先生の祖父・西川春道先生と父である西川寧先生が創設にかかわった歴史ある書道展です。生徒たちは自分の身長よりも大きい作品にビックリしながらも、じっくりと鑑賞。様々な表現方法があることに刺激を受けながら自分もこんな作品が書きたいとイメージを膨らませていました。

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最後は、書道部の先生の作品の前で記念撮影。書道の魅力をたくさん感じた一日となりました。