3学期サイエンス講座~ネバネバ食品の科学~

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トキワ松学園では、各学期に1回、理科の専門家の先生をお招きしてサイエンス講座を開催しています。3学期のサイエンス講座は、「マヨネーズを作ろう!~ネバネバ食品の科学~」と題して、東京海洋大学名誉教授の小川廣男先生をお迎えし、楽しい実験講座を行っていただきました。小川先生は現在トキワ松学園の法人事務局長で、食品物性学(食べ物の食感・弾力・粘性について研究する学問)の分野で有名であり、テレビ番組にも出演しています。

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中学生には少し難しかった「低分子」「高分子」の話も、レジ袋やすずらんテープを伸ばしたり裂いたりする実験を通して、分子のつながり方を体感することができました。

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テレビ番組でも取り上げられる「ダイラタンシー現象」。机にこぼした液体をビーカーに戻しなさいという難問が出されましたが、先生のヒントのおかげで全ての班がクリアすることができました。

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最後にメインの「マヨネーズ作り!」。サラダ油、お酢、卵黄を少しずつ混ぜていき、だんだんクリーミーになっていく様子に歓声が上がりました。そのあと、別の班のマヨネーズと食べ比べをしたり、カップに詰めてお土産にしたりと、とても楽しい実験講座となりました。

私たちが普段食べている食品の中にも、たくさんの理科のテーマが含まれていることを感じることができました。これを機会に、理科の授業と身近なできごとを結びつけて考えられるといいと思います。