4日目、広島をあとにして、生徒たちが向かったのは山口県萩市。萩は、明治維新胎動の街。松下村塾をひらいて多くの若者を教育した吉田松陰をはじめ、高杉晋作、木戸孝允、伊藤博文など、近代日本の夜明けに関わった人物たちを多く輩出しています。

松下村塾を全員で見学してから、萩焼の絵付けを体験するコースと、萩八景をめぐる遊覧船体験をするコースの２手に分かれて、街に繰り出しました。

　

　

各コース体験が終わったあとは、ボランティアガイドさんと街を隅々まで見てまわったり、各々自転車に乗って、班ごとに自由に街を散策したりと、歴史風情溢れる城下町を楽しみました。戦火を逃れたために、江戸時代の古地図を今でも使える街。生徒たちは歴女なひとときを満喫したようです。

最終日は、秋芳洞・秋吉台へ。秋芳洞は、日本屈指の大鍾乳洞です。自然の作り上げた造形の神秘に、生徒たちは感嘆の声をあげていました。洞窟探検を終えた後は、秋吉台を自由散策。日本最大のカルスト台地に、ぼこりぼこりと無数に生えた(?)ような石灰岩柱に座ったり、登ってポーズをとったりしながら、最終見学地をあとにしました。

　 　

５日間お世話になったバスガイドさんと涙の別れをする生徒も出る中、空港から飛行機でひとっとび。無事に５日間の有意義な旅を終えた高２一行なのでした。