読書の秋

11月26日(水)に中学1年生、2年生から一人づつ中学朝礼で読書感想文の発表をしてもらいました。感想文のテキストは、「船乗りクプクプの冒険」(北杜夫)と「宇宙のみなしご」(森絵都)と、どちらも小説となりましたが、ともに中学生らしい素直な感想文でありながら、作品の主題や作者の主張についてもよく考えられた、充実した内容の発表となりました。トキワ松学園では、中学1年生から高校3年生の1学期まで、学期ごとに感想文を書いてもらっています。一冊の本を読み、内容を理解するだけではなく、著者の意図をくみ取り、自分の意見、考えを発展させていく。そんな生徒の読書活動を国語科と図書室が協力し合って、育てています。良い作品の発表を聞くことで、相乗効果で生徒たちの全体の表現力も伸びていきます。12月3日(水)は、中学3年生。発表が楽しみです。

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