「私は無罪だと思います・・・」日大で模擬裁判参加

高校2年D組では「刑事裁判」「法医学」をテーマにした映画を文化祭で上映します!
今回は、その勉強を兼ねて、大学での模擬裁判、法医学講座に参加してきました。

①模擬裁判(裁判員裁判)参加&見学

7月17日(日)、日本大学法学部のオープンキャンパス内で行われた
模擬裁判員裁判に参加してきました!

被告人である高校1年生男子が公園で20歳男性を自転車をめぐるトラブルから死亡させてしまった、という事件で前半は法廷劇、後半は裁判員参加者を募っての話し合い(評議)を行って判決を下す、という内容でした。

模擬裁判に参加した生徒の感想;
模擬裁判に参加するのは初めてで、裁判を見たことすらなかったのですべてが初めてでとても緊張しました。大勢の人の前で自分の意見を述べるということは、自分が思っていることの半分くらいしか言えないんだな、と思い大変さを実感しました。
模擬裁判の最後にしてくださった、船山泰範先生(日大法学部教授)の法律の話がとても興味深かったです。

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                     マイクから左三番目が本校生徒

模擬裁判を傍聴した生徒の感想;
検察官と弁護人のやり取りがどちらも正しいようで、被告人を有罪にするか無罪にするかを決めるのが難しいと思った。また証人がいることで、この裁判の評決は大きく変わると思った。裁判員制度が導入されて、一般の国民の意見が聞き入れられることで、公正な判決ができるのではないか、と思っていたが、法律用語も難しく、なかなかな裁判員が言いたいことを言い、納得すること、質問することが難しいと感じた。
 
②法医学講座聴講(押田茂實名誉教授)
前回の7月12日の講義に続き、19日にも法医学の授業を見学してきました。
今回のテーマは「日本の常識、海外の常識」。
いかに安全、安心を構築することが難しいか、という内容でした。

参加した生徒の感想;
今回の授業を受けて、海外と日本の違いを知ることができました。押田先生だからこそきける授業だと思いました。もしまたこのような機会があったら、オープンキャンパスなども利用して、講義を受けてみたいです。
今回の授業を受けて、大学の授業の様子、進行の仕方など授業内容以外のところでも学べることが多くありとてもよい機会だと思いました。

次回は8月後半、東京地裁、高裁へ裁判傍聴に行きます。