トキワ松の教育 ~数学3/3~

3回シリーズでお伝えしている、トキワ松の教育。本日は『数学』3回目(最終回)です。今回は、高校特進講座の様子を紹介します。

高校では、毎週金曜日の7時間目に、高校一年生の特進クラスと高校二年生の理系クラスの希望者を対象に、数学特進講座を行っています。目的は、センター試験レベルの大学入試問題に対応できる力を養うことです。

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数学の問題を解くときは、

 ① 問題を理解する

 ② 求めるものは何かを把握する

 ③ 与えられた条件を整理する

 ④ どんな方法で答えを導くか方針を定める

(既習の定理や法則の中で、何をどのように使うか)

 ⑤ 実行する(計算力、記述力)

といった、数学的な思考力と表現力が必要です。

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これらの技術を習得するため、特進講座では、まずは自分で考え、行き詰まったら互いにアイデアを出し合い、なるべく生徒たち自身の力で解答を導くことを目標にしています。じっくり考えて問題に取り組むことで、数学への理解が深まり、大学受験はもちろん、生きていく上で必要な、論理的思考力と、難しい問題も簡単には諦めない精神力を身につけることに役立っています。