トキワ祭表彰式

先週末に行われたトキワ祭は、天候に恵まれて今年も多くのお客様をお迎えすることができました。アンケートにもお褒めの言葉を多く頂き、また、課題に関しては来年度に改善したいと思います。

さて、今週の水曜日に「トキワ祭表彰式」が行われました。エントランスの吹き抜けに飾られた大ポスターの「グッドデザイン賞」、および参加団体を審査対象とした「校長賞」の表彰が行われましたので、ご報告いたします。

 

 

はじめに「グッドデザイン賞」の表彰です。

昨年に引き続き、今年度も力作が目立ちました。受賞した作品以外にも素晴らしいものが多く、ここ数年で大ポスターのクオリティーが確実に上がっていることを実感しました。グッドデザイン賞に輝いたのは以下の3作品です。

(左)華道部は花札の図をモチーフにした落ち着いたデザインで、草花の鮮やかな色合いと細かい部分まで表現した切り絵が素晴らしく、(中央)吹奏楽部はこれから吹奏楽の公演がはじまるようなシーンを、メルヘンチックなデザインに仕上げている点が評価されました。また(右)美術部は色鉛筆を並べたシンプルな構図ながら、一目で美術部とわかるデザイン。展示の際によく見えるように工夫された点が評価されました。

 

続きまして「校長賞」の表彰です。今年度は3団体が受賞しました。

1団体目:中2a組「オリンピックについて」

タイムリーな話題を企画として取り上げ、オリンピックの歴史や招致活動など今後のためになる説明だけでなく、ライフル射撃を模した競技を体験できるコーナーなどもあり、お客さんが楽しむことのできる発表となっている点、また2020年に開催が決まった東京の、どこでどの競技が行われるかを地図上で表現し、オリンピックをより身近に感じることができた点、ワープロ打ちの説明など、丁寧で見やすい展示を心がけている点などが評価されました。

 

2団体目:中3c組「忍者について」

サマースクールで見学した映画村での興味・関心を発展させて文化祭のテーマとして発表した点、忍者が実際に使っていた手裏剣などの道具や、隠し通路、忍者の侵入を知らせる仕掛けなどを実際に制作・再現し、教室全体を使ってお客さんが飽きないような工夫がなされていた点、忍者に関する研究をさまざまな資料を利用して発表し、わかりやすくまとめていた点が評価されました。

 

3団体目:高一D組「TAINAI FANTASY」

人間の身体と最先端医療という難しいテーマを、分かりやすく伝えようとしていた点、iPS細胞の研究施設を訪問するなど、発表内容の質の向上に努めていた点、体内迷路を製作して、多くの見学者が楽しめる工夫をしていた点が賞の決め手となりました。

 

この3団体以外にも、中学1年生の学年参加「中1のすべて」が特別賞を受賞しました。

中1の学習内容がわかりやすく展示され、英語劇やぶどう算など、来場者に見てもらうことや体験してもらうことを意識した発表だったこと、また、文化祭初参加ながら、中1の3クラスが協力して一つの発表を作り上げたようという努力が見られた点が高く評価されました。

表彰後は、今年度の文化祭実行委員への花束贈呈、校長講評がありました。更なる「質の向上」をめざして、来年度も頑張ります。実行委員の皆さん、在校生の皆さんお疲れさまでした。また、ご来校いただいた皆様、ありがとうございました。