森の教室〈2日目〉

〈2日目〉

心配していたお天気も回復し、袴岳を目指し山登りに出発です。3グループに分かれ、それぞれのグープに地元のガイドさんがついて一緒に歩きます。ガイドさんの話を熱心に聞く子、キノコを見つけては写真を撮りキノココレクションを作っている子、昆虫が苦手なのに他の人が気付かない昆虫ばかり見つけ「きゃー!」と悲鳴をあげる子、イモ虫が「かわいい~」と捕まえている子、思い思いに自然の森を満喫したようです。ガイドさんの話はとても興味深く、エゾハルゼミのたくさんの抜け殻や、ブナの実を食べるため木登りをしたクマの爪痕も見ることができました。ブナの実はクマやウサギ、ノネズミなど森の動物たちの大好物だそうです。おいしいのですべて食べられてしまっては子孫を残せないので、5~7年に一度大量に実をつけ食べきれずに残ったものが次の代へと成長します。みんなはいくつの植物を覚えたかな?

昼食は昨日蛍を見た赤池でお弁当です。山の空気の中食べるおにぎりは格別ですね。午後に湿原を歩いている頃、ゴロゴロという音が…。雨が降り出す前にバスに乗ることができ一安心です。8 kmという行程を誰一人脱落することなく歩ききったことを大変嬉しく思います。みなさん立派ですよ!頑張ったご褒美としてアイスが配られ子どもたちは大喜び。このあとは気持ちいい温泉と楽しいバーベキューが待っていますよ!