森の教室〈1日目〉

7月24日~26日『森の教室』が開催されました。森の教室とは、希望者対象で斑尾高原の散策をして自然観察をする宿泊行事です。今年度は中学1年生38名、中学2年生3名が参加しました。

本日から3回に分けて森の教室の様子をご報告します。

〈1日目〉

お昼に到着した斑尾は雨模様です。山歩きの予定を変更して籐細工に挑戦しました。同じ説明書を読んで作製しているのですが、出来上がったかごは大きさも形も個性的。それぞれ頑張ったところ、工夫したことを自慢気に話していました。やり方が分からなくなるとすぐに聞きたがる子どもたち。指導して下さった斑尾高原ホテルの方がおっしゃった「ぜひ悩んで欲しい」という言葉がとても印象的でした。ボタン一つで何でもできてしまう現代。自分の手と脳を使いながらの作業は新鮮な経験になったのではないでしょうか。悩みながら試行錯誤しながら作った大切なカゴにみんなは何を入れるのかな?

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夕食時には雨も上がり、美しい山並みと夕焼けを眺めることができました。ホテルの方の話ではこんなにくっきり山の稜線が見えることは珍しいそうです。夕食後、蛍が見られる赤池へ出発。蛍の光は美しく、手のひらで光らせたり服につけたりとみんな大喜びでした。また、人工の光が全く届かない赤池では、自然の暗さを体験できましたね!