世界に向けて英語で自分の意見を発信できる人になる

トキワ松学園では、世界に目を向け、自らの意見をしっかりと発信できる女性を育てることに力を入れています。英語の授業でも、女性問題、労働問題、環境問題、民族紛争の問題などを題材にして、英語でレポートを書いたり、プレゼンテーションを行ったりします。2日の高三E組の授業には、特別講師として特定社労士・行政書士・キャリアコンサルタントの山下尚子さんにおいでいただき「女性が働くということは、どのようなことなのか?」というテーマでお話しを伺いました。

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労働省(現厚生労働省)にお勤めだった経験をもとに昭和から平成へと時代が移っていく中で「男女雇用機会均等法」「育児・介護休業法」などの成立と「女性の労働」問題の変化などのお話しをしてくださいました。英語の授業ということもあり、英語を仕事で使うことがほとんどなかった山下さんが、、国際会議(APEC)に出席することになった時のお話に生徒達は特に興味を示したようでした。英語が母国語でない人たちの英語・・・授業の綺麗な英語とは全く違うもの・・・を聞き取ることの大変さ、事前に会議の細かい内容がわからない中、ぶっつけ本番で提案されることに対して英語でしっかりと日本の主張をしなければならなかったというお話しに、これから社会に出ていく生徒達は、世の中の大変さ、英語をしっかりとやっていくことの大切さを感じたのではないでしょうか。

これから英語の授業の中で、労働問題について学習していきます。今日のお話を参考にして頑張っていきましょう。