高大連携授業として横浜美術大学の内田均准教授が「日本のキャラクター文化」というテーマで高校一年生に授業をしてくれました。
「ポケモン」や「くまモン」など世界に誇る日本のキャラクターたち。皆さんは、これらがマスコットキャラクターとコンテンツキャラクターに分けられるって知ってましたか?授業では、それぞれのキャラクターのもつ社会的役割やその効果について学んでいました。
絵を描くことが好きな美術コースの人たち。でも、自分の作った作品ををどのように広げていくのか、そこにはどのような可能性があるのかを考えたことがある人は少ないのでは?でも、例えば「くまモン」の経済効果はなんと1000億円といわれます。自分たちの生み出す作品がどのような効果をもたらすのか、そして、そこにどのような権利が存在するのか、考えるよいきっかけになったことでしょう。
また、「ゆるキャラ」にしても、作り手の人たちが細かい微調整をしながらこだわりを持って作っていることを学んだ生徒たち。自分たちが学んでいる美術のスキルをどのように生かすのかを考えてくれたらと思います。