漫研 発掘!40年の歴史!

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マン研(漫画研究部)では、大きな驚きと感動で今年度の活動をスタートさせました。部室の倉庫を整理していると…なんと、40年前に創設された当時の日誌が出てきたのです。

かなり年季の入った一冊のノートを開いてみると、そこに創設当時の苦労や、未来の後輩たちに向けての具体的なアドバイスが丁寧に、かつ熱く綴られていました。

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そして、もう一つ大きなサプライズを発見!
なんと「ジャングル大帝」、「鉄腕アトム」、「ブラックジャック」などで知られる、あの手塚治虫さんを招いての講演会が、トキワ松学園で開催されていたのです。

貴重な先輩のメッセージを受け止めて、漫研一同、これまで以上に活躍しようと張り切って活動開始です!

 

手塚治虫氏 講演タイトル「落書きのすすめ」
自分の生い立ち、「まんが」というものについて、絵を描きながら語ってくれた。まんがの3つの要素は「省略、誇張、変形」だそうです。この要素は劇画にはないものだそうです。まんがはデタラメでよいとおっしゃいました。気楽に読み流すもので、じっくり読むものは別にあるとも言いました。まんがというものはデタラメと3つの要素があるもので、リボンの騎士のまつ毛の数は本当は3本であるはずがないし、ブラックジャックはありもしない病気を治してして、馬の脳を人間につけちゃうし…(中略)後輩諸君、まんがの3つの要素をしっかりと心に刻んでおきましょう。                          ―昭和50年2月9日(月)の日誌より

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