中高生徒会 合同リサイクル運動「みんなの表彰台プロジェクト」

近年、プラスチックの処理や海洋プラスチック汚染が大きな問題となっています。日本は一人当たりのプラスチックごみ排出量が世界第2位となっており、プラスチック資源循環の取り組みが必要とされています。トキワ松学園では、以前から英語の「GS(グローバル・スタディーズ)」などで、この問題について調べたり、解決策を議論してきました。

そんな中、トキワ松の生徒会では「みんなの表彰台プロジェクト」に参加し、リサイクル活動をしようと考えています。この活動は、市民が参画して使用済みプラスチックを回収し、TOKYO2020オリンピック・パラリンピックの表彰台を製作するプロジェクトで、オリンピック・パラリンピック史上、東京2020大会が初めてだそうです。

まず、中高合同の代表会議にリサイクル活動に参加している「テラサイクル」の方にお越しいただいて講演をしていただきました。そのあと、みんなで討論会を行いました。

リサイクルには様々な方法があることを学びました。ゴミになったものを違う使い方をする「アップ・サイクル」。ジュースパックからバックを作ったものを見せていただきました。また不要になったものを崩して細かく粉砕し、別のものにしていく「マテリアル・リサイクル」。もちろんその場合でもCO²は排出されますが、いちからつくるよりも環境負荷が少なくなります。ブロックなどは洗剤容器から作っているので、ほのかに洗剤の香りがしました。

生徒会が実施するリサイクル活動はプラスチック容器の回収です。中間テスト終了後から実施します。

回収対象のものは、ヘアケア製品(シャンプー・リンスなど)台所用洗剤、衣類用洗濯洗剤、柔軟剤、消臭剤です。混ぜるな危険と書いてあるものは回収できません。壊れたり、割れたりしていても大丈夫です。使い切ってから持ってくるようにしてください。どの会社の製品でも構いませんので、より多くの空き容器を持ってきてください。

皆さんの力で表彰台をたくさんつくりましょう!ご協力よろしくお願いいたします。

(中学代表会議 ボランティア活動分科会より)

表彰台プロジェクトウェブページ