中学 読書感想文・読書レポート発表📗

中学1、2年生は読書感想文、中学3年生は読書レポートの優秀作品の発表を、2週にわたり中学朝礼で行いました。内容は3人3様でしたが、どの生徒も中学在校生全員を前に少し緊張しながらも、立派に発表していました。

 

3人ともに良かった点は、本の内容を簡潔にまとめたうえで、著者の伝えたいこと(主題)をよく読み取りながら作品理解に努め、主題に対しての自分の考えを十分に表現できていたところです。中学1、2年生の作品はどちらも自分と同じ年頃の人たちの心情が描かれた作品だったこともあり、とても素直な感想が書かれていました。

 

一方、中学3年生は社会に目を向ける本を読んでレポートを書くという、感想文よりも論理的な文章構成が求められる課題だったこともあり、現代社会にある問題に目を向けて、懸命に考えた姿がうかがえるレポートでした。「思考と表現」の授業がスタート(試行期間を含め)して3年経ち、読書感想文(レポート)の内容も充実してきていることがよくわかる内容でした。

他者に伝わる文章を書くコツは、内容と順番を考えること。常にこのことを意識して、年3回ある読書感想文に取り組むことで、論理的な文章を書けるようになります。これからもしっかりと取り組んで力をつけていきましょうね。