高1 楽しみました!歌舞伎鑑賞教室

6月16日(土)高校1年生は国立劇場の歌舞伎鑑賞教室に参加しました。この日を楽しみに待っていたという生徒も多く、開演前は期待に満ちた表情が輝いていました。

いよいよ幕が開くと、時間を忘れて歌舞伎の世界に引き込まれて行きました。今年の演目は「連獅子」。親子の獅子の情愛を迫力いっぱいに描いた作品です。子の父を慕う健気さ、厳しく接しながらも子を心配そうに見守る父。その演技と舞に心打たれ、思わず涙した生徒もいました。また、間狂言のふたりの僧のユーモラスなやりとりでは、会場中が笑いで包まれました。そしてラストの激しい舞。長い髪を豪快に振る迫力に圧倒され、大きな拍手が沸き起こり、幕となりました。

終演後もロビーでは「楽しかった」「他の演目も見たい」「すごい迫力だった」などという感想が聞こえて来ました。日本の伝統文化に触れた一日。素晴らしい思い出として、生徒一人一人の心に刻まれたようです。