サマースクール報告(3)

中学3年生のサマースクールは、3泊目の夜を京都の素敵な旅館で過ごしたのち、引き続き京都市内を見学しました。ちなみに旅館では、友禅染の体験もさせていただきました。それぞれに素敵な作品が出来上がりましたよ!

最終日(28日)の見学は、まず南禅寺から始まりました。少し雨が降っているのが残念でしたが、藤堂高虎によって建築されたという立派な三門や、明治のレトロな雰囲気を感じさせる水路閣を堪能しました。

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Suiro

次に訪れたのは、三十三間堂。1001体の千手観音像に、生徒たちは驚きながらも時間をいっぱい使って見入っていました。自分や、周りの友達、家族などとそっくりな表情の観音様を見つけて、報告してくれた生徒も。とても興味深いお堂でしたが、残念ながら撮影禁止のため、写真がありません。あしからず。

そして、最後は清水寺。まずは腹ごしらえ!と、清水寺近くのお店で名物の湯豆腐を堪能。

その後、集合写真をとって、有名な清水の舞台の説明を受けたのち、楽しみにしていた自由行動となりました。

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下の写真は、清水寺の境内にある地主神社で、恋占いをしているところ。女石から目をつぶって歩き、男石に触ることができれば、今している恋がかなう、とのことですが…

清水寺の参道で、お土産もたっぷり買って、大満足!

大きな事故や怪我なく、無事に東京に帰ってくることができました!4日間で本当にいろいろな経験をし、一回り大きく成長することのできたサマースクールでした。夏の終わりに大切な思い出ができましたね!

写真部 合宿で気仙沼へ

写真部は8月17日(日)~20日(水)の3泊4日で、宮城県気仙沼へ夏合宿に行ってきました。

17日(日)夜行バスで気仙沼へ出発。翌18日(月)の朝6時に気仙沼に到着し、まずは気仙沼魚市場へ。市場の方のご厚意で場内も撮影させていただきました。その後、食事を兼ねて仮設商店街の復興屋台村、南町紫市場へ。紫市場では事務局長さんに震災当時のお話しを伺いました。テレビの映像だけでは分からないお話で、本当の復興はまだまだこれからのようです。

2日目は、現在も土地の底上げ工事が続く鹿折(ししおり)地区へ行き、そこから徒歩で海に面する五十鈴神社へ。午後は階上(はしかみ)方面へ移動し地福寺、気仙沼向洋高校を訪れました。地福寺でご住職にお話しをしていただいた後に向かった気仙沼向洋高校では、無言でシャッターを切る時間が流れていきました。

2日目の夜に講評会を行い、プロジェクターで投影した作品を全員で感想を述べ合い、翌日リアスアーク美術館を見学して帰路につきました。

被災地に赴き厳しい現実に目を向け、それを写真という形で表現する…。部員たちにとっては初めての経験で少しハードルが高かったかなとも思いましたが、各自しっかりと受け止めてくれました。今後も写真やカメラを通して様々なことにアンテナを広げ、それを自分らしく表現していってほしいと思います。

サマースクール報告(2)

中学3年生はサマースクール2日目(8月26日)も元気に過ごしました。民泊先でそれぞれのご家族が用意してくださった体験を楽しみました。写真はその1つ、屋外に設置された石窯でピザを焼くところです。

3日目の27日は、いよいよ日野町とお別れです。体育館で離村式を行い、お世話になった町の方々が見送ってくださる中、出発しました。

高速を降りるとすぐ、広々とした琵琶湖の景色が広がっています。吹き抜けのガラス窓の向こうに琵琶湖大橋を望む博物館で、日本一の湖の成り立ちや人々の暮らしとの関わりを学びました。琵琶湖博物館を出て次は京都です。まず龍安寺の石庭を見学しました。

そして妙心寺で座禅体験をしました。生徒は全員初めての体験です。警策で背中を打っていただくことの意味を説明していただくと、希望して打っていただく生徒が多くいました。

サマースクールがはじまりました!

中学3年生は、昨日から待ちに待ったサマースクールがはじまりました。

初日は、新幹線を米原で降り、滋賀県日野町に向かいました。

はじめに、ボランティアの方々が日野の街を案内してくださり、

日野商人、蒲生氏郷など、日野にまつわる興味深いお話をたくさん聞くことができました。

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トキワ松学園のサマースクールの特徴は、民泊をして、農作業などの田舎体験をさせていただくことです。

町内散策のあとに、楽しみににしていた民泊の入村式と対面式がありました。

生徒たちが会場の体育館に入ると、受入家庭の方々がすでに待っていて、あたたかく迎えてくださいました。

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少し緊張していた生徒たちでしたが、それぞれの家庭で大歓迎を受け、早速体験をはじめている第1日目でした。

ダンス部 中学生が準優勝!

8月20日、全国中学校・高等学校ダンス部選手権の全国決勝大会に中高合わせて出場してきました。代々木第2体育館にて、全国から強豪が集まる中、自分たちの満足のいく演技を踊ることができました!

高校は出場校も多く、残念ながら受賞することが出来ませんでしたが、中学はみごと準優勝という結果を残すことが出来ました!また、特別賞とW受賞という快挙!!

 

審査員の演出家テリー伊藤さんからは、中学生らしい演技がよかったといっていただきました。特別賞のRoni賞では、ガールズブランドのRoniの洋服デザインをさせていただける権利をいただき、「職業体験という意味でこれからも自分たちの才能を磨いて下さい」というお言葉をいただきました。

この受賞はもちろん生徒たちの努力の結晶でありますが、Wさんのお母さんが13着の衣装をつくって下さったり、OGや高校生が作品をみてくれたりと多くの人たちの手で勝ち取った賞です。そのことに感謝し、今度は文化祭に向けて頑張りましょう!

チリメンモンスターをさがせ!理科部サイエンスリンク参加

8月17日(日)、日本科学未来館で開催された体験型科学イベント「第5回サイエンスリンク~カガクの星をつなげよう~」に、本校の理科部が参加しました。

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P8171596サイエンスリンクとは、東京大学・東京工業大学・お茶の水女子大学などの大学生の団体が、子どもたちに、自分たちの大好きな科学の面白さを伝えるイベントです。トキワ松の理科部の企画は、昨年大好評だった「チリメンモンスターを探そう!」。今年の夏も、理科部員は本当に休む間もなく、たくさんのお客様、親子で楽しんでいただけたコーナーとなりました。

お客様には、チリメンジャコの中に混ざっている海の小さな生き物たちを見つけてもらいました。

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P8171611_2イワシやアジなどの魚以外にも、タコやエビ、珍しいタツノオトシゴやフグなど様々な海の生き物の子どもたち『チリメンモンスター』を探して、オリジナルのチリモンカードをつくり、お土産にしていただきました。

 

中学3年a組 農林水産省訪問!

中学3年a組の文化祭テーマは「第一次産業」についての調べ学習を発表します。農業や林業、水産業について、7月30日(水)に8名の生徒が農林水産省へ訪問し、第一次産業の現状についてお話いただきました。

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はじめに「消費者の部屋」でこども農林水産白書を使ってお話をいただきました。農業チーム、林業チームなどそれぞれに質問をし、文化祭での発表に向けて学習しました。また、消費者の部屋では、全日本カレー工業協同組合の方が「カレーフェスティバル」を開いていて、カレークイズに答えると、スパイスやカレールウのおみやげをいただきました!文化祭の参考になり、とても勉強になりました。

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パスをいただき、一般の方では入れないような場所に案内していただきました。いつもテレビでみている、農林水産大臣が会見する記者会見室に通していただき記念撮影。

昼食は、国内産の食材を使った農水省内の食堂に連れて行っていただきました。

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午後には、就農・女性課の方に質疑応答していただきました。第一次産業の現状や「農業女子プロジェクト」農業と女性の関わり方についても詳しく聞き、興味を持って話を聞くことが出来ました。貴重な時間をつくっていただき、ありがとうございました。

普段元気な3年a組の皆ですが、一人一人がしっかり質問し、真剣な眼差し、真面目な態度に感動しました。この貴重な経験を文化祭にいかしましょう!

「風呂敷の結び方講座」~文化祭に向けて~

高二Dでは文化祭で「風呂敷」について探求発表します。クラス展示と共に、お客様に用途に合った結び方をレクチャーするために、まずは自分たちが上手に結べるよう、講座を受講。「京都和文化研究所 むす美」より講師の先生をお招きし、基本の平包み、二つ結びからワイングラスや丸いものを包む時の結び方を教えていただきました。祝いのときと不幸の時の包み方が違うこともわかり、風呂敷は「物を贈る側の気持ちを包む」ということを実感しました。これから私たちも風呂敷を愛用したいです。

写真部 都高文祭地区大会で入賞!

7月27日(日)~8月1日(金)第37回東京都高等学校文化祭 写真部門地区大会(都高文祭、文化部の都大会)が開かれました。

今回は56校615作品(過去最多)の応募があり、約20作品が入賞しました。トキワ松学園写真部からは1作品が佳作で入賞しました。

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過去4回の大会では、本校から毎回複数の入賞がありましたが、今回は1作品のみ。少し寂しい結果でしたが、それだけがすべてではありません。

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本校から5名の部員が、東京都高等学校写真連盟の生徒委員として、今回の大会運営を支えました。生徒委員長、副委員長も本校部員です。

表彰式の受付、講評会・表彰式の司会、委員長挨拶など、大会の運営にかかわる仕事を連盟理事の先生方と他校の生徒と協力して行い、それぞれの役割を立派に果たしました(連盟理事の先生方からもお褒めの言葉をいただきました)。

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8月後半には、撮影会のほかにも合宿、総文祭優秀校東京公演・学芸大学東口商店街のあい菜祭りの撮影など、活動が続きます。体調に注意しながら、秋のコンテストや12月の都高文祭中央大会に向けて頑張ります!

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写真部 全国総文祭(全国大会)に参加しました

トキワ松学園写真部は、すでにこのトキログでもお知らせしている通り、第38回全国高等学校総合文化祭茨城大会(総文祭、文化部の全国大会)に、東京都代表として2作品が選ばれました。Imgp0275

7月28日(月)から30日(水)の3日間、総文祭写真部門の大会が茨城県つくば市で開かれ、本校写真部も参加してきました。今年は秋葉原から1時間程度のつくば市での開催でしたので、代表として選ばれた部員以外も一緒に参加しました。

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28日は開会式・講評会・生徒交流会が行われ、生徒交流会では他の都道府県の代表生徒とフォトブックを作ったりして交流を深めました。そしてその場にはなんと審査委員長である写真家のハービー・山口さんの姿が!さらに本校部員の写真を見て、「光の入り方がいいね」とお褒めの言葉までかけてくださいました(この部員が顧問に自慢したのは言うまでもありません…)!

29日は合同撮影会。筑波山、笠間、ひたちなか・大洗の3コースに分かれ、本校はひたちなか・大洗コースへ。那珂湊漁港で撮影をしていると、今度は審査員を務められた写真家の榎並悦子さんの姿が!せっかくですので、私たちと一緒に写っていただきました(撮影は顧問…)。

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最終日30日は審査委員長のハービー・山口さんの講演会と閉会式です。「劣等感や短所が人生の原動力となり、テーマや長所に結び付くこともたくさんある」、「神様はこつこつ努力する人にいい結果をくれる」といった、これからの時代を生きていく高校生にとって大切なお話をしてくださいました。

あっという間の3日間でしたが、この貴重な経験を今後の部活動や学校生活に役立ててもらいたいと思います。また、私たちを迎えってくださった茨城県の実行委員の先生方、生徒の皆さん、そして写真家のハービーさん、榎並さん、本当にありがとうございました!

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