スキー教室のためのスキー研修合宿

トキワ松学園では、60年以上前(今年度で61回目。1月5日~8日・黒姫スノーパークにて実施。中学一年生は全員参加で他学年は自由参加。)からスキー教室を行っています。時代と共に発展し、現在では先生方、そして資格を取得した卒業生もコーチとして参加し、最終日にはSAJ(全日本スキー連盟)のバッジテストを行います。

この研修合宿は、SAJに加盟、SAT(東京都スキー連盟)に所属しているクラブチーム「ヒムメルスキー同人」の方々から最新の滑りを学びます。今年は12月27日~29日まで志賀高原で行いました。特に今シーズンはSAJの実技種目が大幅に変更され、新しい視点での見方が必要となってきます。

P1010600とても充実した3日間となり、先生方や卒業生も新しいスキー理論を学んで来ました。                          生徒の皆さん、楽しみに待っていてください!!

ラクロス部生徒がユース選手に選ばれました!

こんにちは!ラクロス部です!2部リーグ準優勝に引き続き、嬉しいご報告をさせていただきます。
12月23日(月)、3名の選手がU18選考会(選ばれた人は、ユース選手となります)に参加して参りました。結果、高2の宮腰さんがU18に選ばれました!
 
宮腰さんは、中学1年次よりラクロス部に所属し、ラクロスが大好き。本校ラクロス部smash stars(以下、スマスタ) のアタックリーダーを務めています。昨年度選ばれた古久保さんと同様、学校生活では校友会(生徒会)に所属し、とても忙しい部員の1人です。忙しい学校生活の中でも、ラクロスへの思いは人一倍熱く、7人の同学年の部員とともに、「もっとうまくなりたい」「もっと強くなりたい」と互いを高めあいながら、頑張ってきました。後輩の部員に対しても、「本当はもっと優しくしてあげたい。でも、チームのために・・・」という断腸の思いで、厳しい指導を行っています。全ては、チームの規律を乱さないために、チームが強くなるために、勝つために、なのです。
 
宮腰さんのU18の活動は、来年1月から始まります。たくさんの全国レベルの選手たちに囲まれ、あらゆる面において、自分を磨いてきてもらいたいと思います。
 
スマスタは、3月に控えた全国予選に向けて、日々練習に励んでいます。体力の強化、各ポジションの動きの確認など、やらなければならないことはたくさんあります。各自、自分にできることをやり、チーム力を向上させることが目標!次の春の大会で、高2は引退を迎えます。少しでも長く、高2がプレイできるよう、後輩たちも頑張っています!!

クリスマス・通い合宿~水泳部~

水泳部【TCST】は、現在30名(高三・8名除く)の部員がいます。

部員たちは下記の方針の下、競技力の向上だけでなく、人間形成にも重きを置いてトレーニングに励んでいます。

~感謝~                                                              ①速くなる                                                                ②チームワークの徹底                                                        ③ルールを守り・マナーを身につける                                              ④何事も諦めない  

【TCST】は、毎年この時期に、クリスマス通い合宿を行っています。今年は25日~26日の2日間です。

       ↓朝練時は外気温との差が激しく、プールサイドは蒸気で25M先が見えません!                

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                                                       朝練・・・・・・・・・7:40~9:00(スイム・キック練)                                        陸トレ・・・・・・・10:30~11:00(サーキットトレーニング)                                  昼練・・・・・・・・11:00~12:00(スイム・メドレー練)                                         昼食&昼寝                                                          夕練・・・・・・・・15:00~17:30(スイム・自由形練)

 ↓プールサイドでサーキットトレーニング!      ↓90分の昼寝も練習の一環です!!

このクリスマス・通い合宿で一日中水泳のことを考え、心身を鍛えます。今年度の高校二年生が掲げた合宿目標は『完全燃焼!!』。この目標達成に向け、TCSTの部員全員で頑張ります。

図書室オリエンテーリング~5冊の本を探せ!~

 

 

期末テストが終わったテスト休みの間、中学1年生は、図書室でオリエンテーリングを行いました。

目的は、索引と目次を使いこなせるようになること、また、本の基本情報がわかる奥付について知ってもらうこと。トキワ松学園では、さまざまな種類の資料の中から、その時にもっとも必要な資料を選択し、使いこなせるようになってほしいと、図書資料を使った調べ学習を各教科で行っています。そのベースとなる知識として、目次、索引、奥付など、本の基礎的知識と、請求記号を呼ばれるラベルに書いてある文字情報の見方を学びます。と言っても、座学では飽きてしまうもの。今回は5冊の本を見つけながら、これらのことを自然と身に付けてもらえるよう、オリエンテーリングの形をとりました。

まずは課題のプリントが配られ、司書教諭から説明があります。プリントには最初の一問のみが書かれ、その本を探しに行きクリアすると、本の中にある次の課題に進むことができます。もらった課題のプリントの内容が全員違うことを聞き、説明中もすぐにやりたくてうずうずしていた生徒たちは、われ先にと本棚に向かいます。「本が見当たらない」と言いながら探す生徒あり、次から次へと一心不乱に解く生徒あり、全問クリアできた人は、借りたい本を探したり、本を読んだりすることができるため、みな一生懸命に課題を解いていきます。

解き終わった生徒たちからは、「大変だったけど、次からは本をすぐに調べられそう」「いつも読まないような本が見つかって嬉しかった!」など、楽しみながら学んだ様子が伝わってきました。しっかり身に付けて、今後の調べ学習に役立ててほしいです。

いのちの大切さ、重みについて考える「いのちの講演会」

 

 トキワ松学園では「生と性教育」の一環として、年に3回「いのちの講演会」を行っています。全学年を対象とした今回の講演は、フォトジャーナリストの佐藤慧氏をお招きし、「共生の世紀に向けて~未来を紡ぐ生き方~」と題し、南部アフリカや中米での地域開発、ザンビア共和国での学校建設、東北の被災地の子供たちの様子をお話ししてもらいました。

 佐藤さんはアフリカを中心に取材をされています。また岩手県盛岡市のご出身でもあり、ご家族は陸前高田市に住んでいらっしゃいました。先の震災でご家族も被災され、復興支援団体「みんつな」を立ち上げながら取材を続けておられます。震災だけではなく、世界で起こっている不条理な出来事を私たちの「未来の糧」とするにはどうしたらよいのでしょうか。そのようなお話を、それぞれ印象深い写真を交えてしていただきました。以下は生徒たちの感想文です。

▽佐藤さんは自分のつらい経験を私たちが理解できるように丁寧にお話しして下さいました。私なら自分の大切な人が亡くなってしまったら、またその話を他の人に伝えようとは思いません。ですが、佐藤さんが私たちに伝えてくださったことにより、私も自分の深い傷をもう一度振り返り、整理し、受け止めるべきなんだと思うことができました。貴重なお話を聞くことができました。お話をしてくださってありがとうございました。

▽私は進学先を美術大学の映像学科を志望しています。理由はドキュメンタリー映像を作りたいからです。そのため今回佐藤さんのお話しは将来についてとてもためになりました。佐藤さんの「ご遺体の写真を取らない」という考え方、その理由にとても感動し、とても共感しました。私は自分の作品を前向きなものにしていきたいと思っています。

▽私は佐藤さんのお話を聞いて、いのちよりも重いものはないと改めて思いました。終わらない戦争、埋まることのない経済格差、生まれてからすでに決められている寿命の長さ。私たちが見ていない、本当に理解していない所や意識の中でとても残酷なことが今も起きているということ。佐藤さんのお話と写真を通して「知らない」ということの罪。また気付いていてもどのように手をつくせば良いのかわからない現実。たくさんの人間の問題に直面し、深く考えさせられました。私たちは自分本位に生きるのではなく、分け合うことができると私は考えています。完璧な平等は難しく、相手を受け入れることはもっと難しいかもしれませんが、世界中の人々が分け隔てなく肩を並べることができた時、私はそれを本当の平和と呼べるのではと思います。

美しい歌声、そして合同合唱~音楽鑑賞教室~

  

毎年12月に行われる音楽鑑賞教室。オーケストラやバレエ、和楽器など様々なジャンルの音楽や芸術を鑑賞しますが、今年度はチェコ少年合唱団「ボニ・プエリ」をお招きし、美しい歌声を鑑賞しました。

透明感のある歌声で宗教曲やヨーロッパの歌、チェコの歌や踊りの他にも、日本の歌、クリスマスソングなど親しみのある曲をたくさん披露して下さいました。

また、ボニ・プエリの皆さんと高一・高二の音楽選択生、コーラス部による合同合唱を行いました。自信を持って歌えるようになるまで苦戦しましたが、一生に一度かもしれない貴重な経験が実現し、生徒たちにとって大満足の1日になりました。

ラクロス部 Autumn Cup’2013 2部リーグ準優勝!!

Autumn Cup’2013 第11回中高女子ラクロス秋季関東大会において、トキワ松学園ラクロス部「Smash Stars」は2部リーグで準優勝を遂げました。

 

春の大会を終え、高校3年生が引退し、新チームが掲げた目標は『勝利!!』。2部リーグ制覇を目指して練習に励んできました。

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9月から始まった予選では順当に勝ち進むことができ、決勝トーナメント進出を決めました。

11月からの決勝トーナメントでは、練習の成果を発揮し、準々決勝、準決勝と接戦を勝利。

そして迎えた決勝戦。秋晴れの中、横浜美術大学のグラウンドで行われ、一進一退の試合展開の結果、5対3での惜敗となりました。厳しい練習を乗り越えてここまで来れたことは、良い経験となりました。

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『部長からの言葉』

今回のオータムカップで私たちの代での出場は、最後となりました。
代が変わってから「勝つ」というチーム全体の目標をたて、先輩の引退から厳しい練習をし、秋の大会に向けて励んできました。

決勝戦という、かつて先輩が立っている姿をみてあこがれていた舞台に立てたことが、今でも夢のようです。そして、皆で円陣を組んで入場した時の一体感は、今までになく最高の気分でした。

残念ながら決勝戦では勝つことはできませんでしたが、負けることの悔しさ、また勝つことの嬉しさ、チーム個々の反省点、一つの目標に向かってチーム一丸となることの楽しさを知ることができました。きっと、一生懸命に大会に向けて励んできた部員には共有できる感情だと思います。

今回学ぶことができたことをバネに、冬からは全国大会への予選、春の大会に向けて頑張っていきます。

 

写真部 都大会で8作品入選!

「第36回東京都高等学校文化祭 写真部門中央大会」(都大会)の一次選考で、本校写真部から8作品の入選が決定しました!

さらにこの中から高文祭中央大会の最優秀賞・優秀賞・佳作が決まります。昨年は見事最優秀賞を受賞しましたが、今年はどうなるでしょうか…。乞うご期待!

 

【 第36回東京都高等学校文化祭 写真部門中央大会 】

主  催  東京都教育委員会・東京都高等学校文化連盟

開催日時  平成25年12月22日(日)~26日(木) 午前10時~午後5時

(初日は関係者のみ午後5時まで、最終日は午前11時00分まで)

会  場  都政ギャラリー(都議会議事堂1階)

〒163-8001 新宿区西新宿2-8-1

都営地下鉄大江戸線「都庁前駅」A3出口より徒歩1分

【 東京都高等学校写真連盟HP 】http://www.geocities.jp/tokosharen/shashinten.html

トキワ松の教育 ~数学3/3~

3回シリーズでお伝えしている、トキワ松の教育。本日は『数学』3回目(最終回)です。今回は、高校特進講座の様子を紹介します。

高校では、毎週金曜日の7時間目に、高校一年生の特進クラスと高校二年生の理系クラスの希望者を対象に、数学特進講座を行っています。目的は、センター試験レベルの大学入試問題に対応できる力を養うことです。

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数学の問題を解くときは、

 ① 問題を理解する

 ② 求めるものは何かを把握する

 ③ 与えられた条件を整理する

 ④ どんな方法で答えを導くか方針を定める

(既習の定理や法則の中で、何をどのように使うか)

 ⑤ 実行する(計算力、記述力)

といった、数学的な思考力と表現力が必要です。

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これらの技術を習得するため、特進講座では、まずは自分で考え、行き詰まったら互いにアイデアを出し合い、なるべく生徒たち自身の力で解答を導くことを目標にしています。じっくり考えて問題に取り組むことで、数学への理解が深まり、大学受験はもちろん、生きていく上で必要な、論理的思考力と、難しい問題も簡単には諦めない精神力を身につけることに役立っています。