心をひとつに!音楽コンクール

今年も音楽コンクールがめぐろパーシモンホールで行われました。クラス対抗で行われる行事としては最大の行事である音楽コンクールは、昨年秋の文化祭直後から曲決め・練習が始まり、本日まで各クラスが練習に取り組んできました。クラスによっては、曲決めや練習方法で意見が対立したり、うまくいかないことも多いこの行事ですが、そうした意見をぶつけ合うことや、どうしたらもっと上手になれるのかを考えることが、成長につながるというのもまた事実です。

また、今年で55回目を迎えた音楽コンクールは、昨年から中学と高校とを同時に行う形式となり、中学生が高校生の合唱を聴くことができるようになりました。まだ初々しさが残る中学1年から、完成度が高い高校二年の合唱まで、全てをお聞きになると、これもまた中学から高校への成長を実感することができます。

今年も、悲喜交々の結果となりましたが、どのクラスも本気で1番を目指したからこその嬉しさであり、悔しさでもあったのだと思います。さらなる高みに向かって、今後もこの音楽コンクールが本校を代表する行事であり続けてほしいと思います。

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↑左:いざ、めぐろパーシモンホールへ / 右:中高合同で行われる形式も今年が2年目です。

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↑中学の部 第1位 3年a組 自由曲「虹」

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↑ 左:第2位 3年c組 自由曲「青い鳥」 / 右:第3位:1年b組 自由曲「ひろい世界へ」

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↑中学の部コメント賞 1年a組 「光の中へ さあ君と」

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↑高校の部 第1位 第1位:二年A組 「狩人アレン」

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↑左:第2位 二年D組 「雪の祭り」 / 右:第3位 二年B組 「予感」

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↑左:第3位 一年E組 「時の旅人」 / 右:コメント賞 二年C組 「青葉の歌」

英語検定試験頑張りました

26日(土)午後、校内で英語検定試験の一次試験が行われました。

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            英語科教諭です!

今回は、2級に約80名、準2級に約100名など中学1年生から高校3年生までの希望者250名あまりの生徒たちが受検しました。

本学園では、英語検定・数学検定・漢字検定の各検定試験を中学生の間に必修で受検します。各教科とも、授業や放課後の講座でより高い級の合格を目指して勉強しています。今回の英語検定に向けても生徒たちはそれぞれ頑張って努力してきました。

良い結果が出ることを祈って結果を待ちましょう。

天体観測 ~ 中学3年 理科 ~

1月24日(木)の放課後、中3の恒例行事である天体観測が行われました[E:moon3]

本校の屋上で天体望遠鏡を使って、月の表面の観察を行いました。

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天体望遠鏡も倍率が異なる3台が準備され、のぞく望遠鏡によって異なった月の表情を見ることができ、生徒たちも感激[E:sign01]「さむーい[E:sad][E:down]」から「すごーい[E:happy02][E:up]」の嵐となりました。

教科書でしか見たことのないクレーターを、天体望遠鏡を通して自分の目で見ることができたことに、興奮[E:note]さらに理科の先生の丁寧な説明を聞き、生徒たちも多くを学んだようです。

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寒い屋上での観察は大変でしたが、最後は先生方が準備した温かいスープで身も心も温まりました[E:catface]

 

 

 

高二理系クラスの自由研究が始まりました!

毎年この時期になると、高校二年理系クラスの生物選択者は、自分達が研究したいテーマを決めて実験に取り組みます。この研究は生徒たちが中心となって行うため、数多くの失敗があります。

しかし、この失敗体験が重要で、「どうして上手くいかなかったのか」ということを、とことん考え抜きます。そして、何度もチャレンジを繰り返していく中で本当の力がついてくるのです。今年もそのチャレンジが始まりました。3月にはこの研究を発表するプレゼンテーションも開かれます。今年はどんな成果が得られるか、楽しみです。

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ダンス部 目黒区ふれあい館まつり

 1月13日(日)に目黒区中央体育館で行われた「ふれあい館まつり」にダンス部がチアダンスでオープニングを飾ってきました!

スポ―ツ祭東京のスコットキャラクター「ゆりーと」も一緒に踊ってくれました。「皆様の元気な笑顔と踊りで寒さも吹き飛びました。」と会場の方も喜んでくれました!
ジュニアの新体操の演技も応援しました。これからも目黒区の皆さんと一緒に歩んでいけたらと思います。応援よろしくお願いします。

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「しおりコンテスト」優秀作品発表

図書委員の企画で昨年11月に行ったトキワ松読書週間では、「気になる本」アンケートと、学校にちなんだ内容の作品を紹介する「校内読書ツアーガイド」、そして毎年恒例の「しおりコンテスト」を行いました。

今年度の「しおりコンテスト」では、全部で44作品出され、例年にない出品数の多さでした。12月に投票を行い、その結果、以下の作品が上位5作品に選ばれました。出品数が多かったためか、得票数も分散した傾向がありましたが、これらの5作品は安定した得票数を得ての当選です。作品が選ばれた方々、おめでとうございます!そして、投票してくれたみなさん、ありがとう!

上位に選ばれた5作品をはじめ、今年度出された44作品は全て、図書室で資料を借りる際の期間票(返却予定日が記されたもの)として、早速使われ始めています。図書室に来たときにはチェックしてみてくださいね。

左から「ちいさなちいさな王様」「遠い海から来たcoo」「人間失格」「星の王子様」「秘密の花園」

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むすめふさほせ・・・

センター試験の第一日目が行われた本日、本校では恒例の「かるた会」が行われました。中学と高校別にクラス対抗で行われるこの行事のタイトルは、同じくクラス対抗で行われる「音楽コンクール」「文化祭クラス表彰」とともに「トキワ松三大タイトル」の1つと(一部でそう)いわれています。

さて、この「かるた会」。近年、ドラマや漫画などで百人一首の競技かるたが取り上げられていることで愛好者が急増し、本校でもこの行事に力を入れている生徒が増えています。クラスの代表の4人の枠に入りたいのに入れないという生徒がいたり、水曜日の7時間目に行われるランクアップ講座などでも「百人一首」を選ぶ生徒が増えてきて、この「かるた会」のレベルも年々上がっています。

今年の栄冠は、高校は一年A組、中学は2年c組に輝きました。この行事の特徴として、必ずしも上級生が勝つとは限らないというものがあります。準決勝からは、上の句が読まれている間にほとんどの札が取られるというレベルの中で、来年も白熱した勝負が期待されます。

そして、非常に冷え込みが激しい中、センター試験を頑張っている高校三年生のみなさん。将来進みたい進路、行きたい大学のためにぜひがんばって下さい!教職員みんなで応援していますよ!!

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↑左:今年度初参加の中学1年生。真剣なまなざしで取り札を追いかけます! 右:残り数枚で白熱!!

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↑左:先生も必死。応援に力を入れたり、写真を撮ったり。 右:激戦の記録、勝ち上がり表。

電子黒板での授業・・・高1数学

現在、社会・国語・英語・数学といった授業で電子黒板を使った授業が行われています。
まだまだ本格的にはこれからですが使い方によって生徒にとってわかりやすい授業にする道具としては今後期待できそうです。
今日は、数学Ⅰ「データの分析」の授業で電子黒板を使用した授業が行われていました。
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前半は四分位数(しぶんいすう)の求め方と箱ひげ図の書き方、後半は分散と標準偏差について授業を行いました。
複雑な内容にも関わらず、みんなよく集中して一生懸命計算していました。
生徒のモチベーションを高めるよう今後もいろいろな工夫をしていきます。

裁判傍聴・・・高三教養講座

1月15日(火)高三の教養講座の一環として、東京地方裁判所、高等裁判所の傍聴を行いました。いつもニュースの向こうの裁判所。実際に裁判を見るのは初めて!という生徒たちは真剣な表情で傍聴していました。以下は生徒たちの傍聴レポートです。

① 自動車による業務上過失致死;運送会社に勤める4トントラックを運転していた男性が、交差点で左折する時に男性をひき、死なせてしまった事件。遺族は被告人にも家族があることから、重い刑罰を受けなくてもいいが、法律に従って罪を償ってほしい、と言っている。 

被告人は終始うなだれていて、とても反省している様子でした。本当に自分のしたことを悔やみ、罪を償おうとする姿勢がとてもよく伝わってきました。私は中央の席に座っていたのですが、左側に座っていたのはおそらく遺族の方だと思います。男の子、女の子もいて、ずっとすすり泣いていて、とてもかわいそうだと思いました。自分の父親が突然事故で亡くなってしまうなんて、想像するだけでも悲しくなるのに、その犯人が目の前で話している姿を見るというのは私だったら耐えられないと思いました。しかし被告人が反省している姿は、遺族の方にも伝わったのではないかと思います。今回初めて裁判を見ましたが、また見てみたいと思いました。とても良い経験ができました。(A・N)

 証人の証言というものを初めて見ました。一言一言がとてもリアルで、被告人側の家庭の事故後の生活の様子などがとてもよくわかり、交通事故などは他人事ではいられないと思いました。 殺そうと思って起こした事故でなくても、してしまったことは重い罪であり、いつ誰の身近に起こってしまってもおかしくないことだと思うと、本当に日々の緊張感を持って生活しなければならないと思います。日々の生活の中で普通にある車の事故だからこそ、より怖いと感じました。(M・H)

②覚せい剤の所持と使用;被告人は平成21年にも覚せい剤の所持と使用で2年服役している。しかし平成24年10月22日に再び覚せい剤を購入し使用してしまった。

 一度覚せい剤の気持ちよさを知ってしまうと、すぐには忘れられないということをこの法廷を通して学ぶことができました。被告人は「魔がさした」と言っていましたが、「魔がさして」という理由だけで罪を犯していいものではありません。犯行時はいつも親身になってくれた母の顔が浮かばなかったそうですが、その証言からも覚せい剤に対する欲が強いんだなと感じました。覚せい剤から抜けるのは大変ではあると思いますが、本当に反省してほしいです。(M・M)

③強盗致傷;酒に酔った男性がトンネル内で女性に対し「金を出せ」と脅迫し、けがを負わせた。検察、弁護人、被告人ともに強盗致傷で一致しており、「どのような罪にするか」という量刑を決めるための裁判。

 裁判といえば、被告人の無罪か有罪かの判断とともに、弁護士は被告人を無罪にするように求めるというものだと思っていたので新鮮でした。犯罪を犯すのはもちろんいけないことですが、酔って記憶にない状況下はとても辛いだろうと思いました。ただ被告人はとても背が高かったので、被害者の方のことを思うと抵抗もできなかったと思います。今回の被告人は28歳の時にも一度犯罪を犯しているということで、初犯ではなかったのでとても生々しく感じました。(略)以前の犯罪から常に気をつけてはいたということですが、やはりお酒で酔ってしまって、このような状況になってしまったので、飲酒運転などその他の犯罪にもつながらないようお酒を飲む際は本当に注意が必要だと思いました。(A・O)

 

トキワ松の教育で私はこう育ちました・・・中学入試説明会

1月12日(土)中学入試説明会&算数勉強教室が三階ホールで行われました。算数勉強教室に参加した小学生からは「楽しく勉強ができて、先生もわかりやすく解説をしてくれて良かったです。安心して入試ができそうです」「わからない問題や苦手な問題の解説を聞いてわかったのでよかったです。」「在校生(中3・高一)のお姉さんたちが優しくてとても面白くて安心しました。ここに来るのが楽しみになりました。」といった感想を書いてくれました。

また、説明会では、高校三年生の英語のプレゼンテーションと国際基督教大学の大学院に在学している卒業生が、トキワ松学園での生活を語りました。

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    高3英語プレゼンテーション マリアン先生のインタビューに答えて

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   卒業生が「トキワ松学園での生活を語る」

卒業生の岩田さんは「トキワ松学園で英語力とプレゼンテーション力がしっかりと鍛えられた。授業や部活動で国際問題に触れることが多く、貧困、環境問題、児童労働の問題、飢餓など外に向けて広く関心を持つことができた。これから就職して取り組もうとしている児童福祉の問題も、広い視野を持つ中でたどりついたものだ。トキワ松学園は、様々なことに関心を持ち学ぶことができる環境がありました」といったお話を受験生の保護者の方に語ってくれました。

小学生の皆さん、君たちもトキワ松学園で色々なことに挑戦し、充実した6年間を過ごしてください。