MYウニをゲットしました。成長が楽しみです。高一理科

先日高校一年生の生物の授業でウニの人工授精を行いましたが、これはその続編です。今日は希望者に『MYウニ』を配りました。これは、小さな培養フラスコにウニのプルテウス幼生が4~5匹入っているものです。これからは、生徒達が自分達でエサをやり水換えをして、この子達を稚ウニになるまで育てます。今はまだ4つの腕をもつ4腕プルテウスか6腕プルテウスですが、このあとさらに8腕へと変化していきます。そして8腕プルテウスの時に変態誘導物質を与えると、稚ウニへと劇的な変態をとげるのです。これからのMYウニたちの成長が楽しみです。

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“絆”が深まりました!! 第54回音楽コンクール 

第54回音楽コンクールが、先ほど終了しました。
今年で、54回目を数える歴史と伝統のある音楽コンクール。昨年の秋から、練習を重ねてきた中学1年生から高校2年生までの各クラスが、練習の成果を発表しました。

今年度は、中学生と高校生の合同での開催となり、内容もより充実したものとなりました。今まで中学生は、高校生の先輩の歌声を聞くことがCD以外でなかったため、合同開催となった今年は多くの面で刺激を受けることがあったと思います。
結果は、中学の部では3年生が実力を発揮し1位から4位までを独占し、高校の部では2年生が1位と2位を、1年生が3位を受賞しました。

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      中学の部 [E:note]     高校の部 [E:note]
[E:one]位 中3d      [E:one]位 高2D
[E:two]位 中3c      [E:two]位 高2C
[E:three]位 中3a      [E:three]位 高1A
[E:four]位 中3b   

審査員を務めて頂いた嶋田先生からの講評です。
昭和32年に始まった音楽コンクール。こうやって54回も続いてこれたのは、毎年皆さんたちが歌い続けてきたためで、素晴らしいことだと思います。今年も、皆さんがたによって新たに伝統の1ページが加わりました。

 

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高校2年生、素晴らしい歌声をありがとう。君たちの思いは後輩たちに確実に引き継がれたことでしょう。今から来年度の55回目の、音楽コンクールが楽しみです。

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人生を左右する場にいて身が引き締まりました…高3裁判傍聴

1月16日(月)午後、高校三年生の22名は、「教養講座」として東京地方裁判所へ裁判の傍聴に行ってきました。日比谷公園の霞門に集合し、歩いて裁判所に向かいました。左手には厚生労働省の建物、少し歩くと国会議事堂の屋根が視界に入ります。裁判所に到着し「一般」の入り口から持ち物検査などを済ませて中に入りました。 この日は午後の時間帯だけでも選べるほど刑事裁判が開かれており、中には裁判員裁判の「判決」の予定も含まれていました。東京地裁で約3時間、傍聴を終えてまとめた「裁判傍聴記録」の中から生徒本人の掲載許可が出たものを幾つかご紹介したいと思います。

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○ 初めて裁判を傍聴しましたが、とても静寂な雰囲気でこちらにも緊張感が伝わってきました。殺人未遂事件の法廷より、覚せい剤の事件の法廷は狭かったのが印象的だった。検察官の証人への尋問が厳しかったのもとても現実的でした。(M.S.)

○ 弁護人や検察官、裁判官など、被告人が犯した罪について諭しているように思えた。反省することや、罪の重さを熱心に言い聞かせていた。ただ、被告人があまり反省しているように思えなかったことと、再犯しているということが残念に思える。

○ ドラマなどで知った裁判風景とは違い、弁護人があっさりしていることに驚いた。また二種類の裁判をみたうち、被告人の罪が過失か故意であるかによって裁判官の対応が異なっている点も大切だと思う。(K.S.)

○ 被告人が外国人のため通訳人が一つ一つ述べていた。証人の証言などから、被告人は普段はとても真面目な人柄であることが分かった。裁判を通じて、たった一つの行動がその人の人生を変えてしまうことを実感した。(M.S.)

○ 被告人の様子は非常に反省をしていて、起訴状の内容を争ってはいませんでした。私が気になったのは、弁護人が「慰謝料の支払いで被害者の気持ちも和らいだ」と発言していたことです。被害者の心はそんな簡単なものではないと思いました。判決が気になります。(S.K.)

○ テレビで見るのとは違う気持ちで傍聴することができた。人の人生を左右する場だから空気が重く、こちらまで緊張した。(W.S.)

○ 裁判を傍聴する前は漠然と「被告人は悪いことをしたのだから、早く処罰されればいいのに」と思っていたが、被告人の答弁を聞けば聞くほど、被告人だけが悪いわけではないかもしれないと思えた。しかし、被害者の女性の事件当時受けた恐怖心や今置かれた状況のことを考えると、許されることのない犯行だと思う。今回の傍聴を通じて、裁判は被告人と被害者の人生が決まる大切な場ということの意味が分かったので、とても良い機会だった。(R.T.)

いのちの教育 救急救命講習がはじまりました 

「他人の命も自分の命も大切」。トキワ松学園では、様々な機会を利用して「いのちを大切にする意識」を生徒たちに持たせたいと考えています。特に保健の授業の中では、「生老病死」にテーマを絞り、健康で豊かな人生を築くための基礎を養う指導を目指しています。

そのような中で、毎年、高一の3学期には救急法についての授業「命を救う救急手当」が行われ、目黒消防署と救命協会の方に学校で心肺蘇生法の実技講習をクラスごとにしていただいています。  

生徒の皆は、真剣!!自分の身近な人の突然の事故や、もし倒れている人に遭遇したらなど、その場をイメージして講習を受けました。 他では、なかなか体験できない「赤ちゃんの人形」を使っての救急法も学びました。 来週には、AEDの扱い方の講習を受け、全員が東京消防庁の「救命技能認定証」を取得します。

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生命の不思議さを感じています。 高一生物「ウニの人工授精と発生の観察」

「生命の不思議さ、素晴らしさに改めて気づいてほしい」。そういった思いで高校一年生の「生物」の授業で行っている『ウニの人工授精と発生の観察』が今年も始まりました。

生きているウニ(本物のウニを見るのも初めての生徒がほとんど)から卵と精子を取り出し、一人一人が顕微鏡で、卵と精子の受精を観察します。受精した瞬間に受精膜がゆっくりできてくると「わぁー」という歓声があがります。このあと生徒達は、自分達で受精させた受精卵がプルテウス幼生にまで発生していく過程を観察します。また、今年はお茶ノ水大学の協力を得て、希望者一人ひとりに培養容器を渡して稚ウニまで育てるという試みを行います。自分達の手で育てるため「マイウニ」として愛着もわくことと思います。

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         先生の顕微鏡の画像がテレビに映し出されます。

優秀作品発表! 図書室しおりコンテスト&表紙コンテスト

11月の「トキワ松読書週間」で行なった しおりコンテスト表紙コンテスト。12月に全校で投票を終え、しおりコンテストは上位5作品が、表紙コンテストは1作品が優秀作品として選ばれました。
なお、しおりコンテストの応募作品は、図書室の期間票(何日まで借りられるかを示す票)として、すでに使われています。また、表紙コンテストの優秀作品は、今月末に発行予定の「美登利2号」の表紙として採用予定です。「美登利2号」の発行も楽しみにしていてくださいね。
                                       表紙コンテスト最多得票作品
                        「星をまく人」
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                しおりコンテスト上位作品
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                       「プラムガール」   「スターガール」  「ジュラシックパーク」
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   「星の王子さま」(小さな王子さま)         「片目のオオカミ」     

いのちの教育 ~移植コーディネーターに講義をしていただきました!~

 “いのちって?”トキワ松学園に入学すると、“いのち”について考える機会が多くあります。その中の一つで、12年前から、高校の保健の授業に臓器移植を組み込んでいます。11年前から、「生老病死」というストーリー性を持たせ、高校一年生で「生」について1年間学び考え、高校二年生では「死」に絞って授業をしています。
 高校二年生の2学期中の授業はすべて臓器移植について学びます。すぐに臓器移植の話しをするのではなく、生理学的な脳の話に始まり、脳の機能・特徴、4つの権利(臓器を提供したい・したくない・移植を受けたい・受けたくない)があることを徹底させ、続いて欧米との死生観の違い、拒絶反応、世界・日本の歴史や諸問題と展開させていきます。そして、最後に4つの権利について考えます。
 今回は初めての試みで、11月29日、30日の2日間、移植コーディネーターの方にお越しいただき、クラス毎に50分間「いのちの大切さ」という講義をしていただきました。実際の対応や症例を交えながら講義は進み、生徒たちは真剣に講義に聞き入り、貴重なお話を聞くことができました。

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なお、この2日間の様子は日本臓器移植ネットワーク東日本支部発行の「東日本支部つうしん」に紹介されました。

<生徒たちの感想>
保健の授業で移植コーディネーターという名前とお仕事の内容を学び、元々興味をもって  いました。今回お話を聞き、私が想像していたよりもはるかに重く深く、とても辛い職業なんだとわかりました。・・・(略)・・・「死」は誰にでも突然起こりうることなので、一日一日を大事に生きようと思いました。

保健の授業でいのちについて考えてきて、今日、コーディネーターさんの普段はあまり聞けないことが聞けて本当によかったです。・・・(略)・・・将来、必ず関係することなので、きちんと考えていこうと思いました。改めていのちの大切さを考えることができました。

            
症例を聞き、涙が出てきそうになりました。移植がどれだけ深い意味をもつものなのかがわかり、すごく考えさせられました。他人事ではなく、自分の身のまわりに起こりうることなので、決して簡単に決めたりできないと改めて思いました。

私は家族でよく臓器移植の話をします。私の家族は皆、意思表示をしています。・・・・(略)・・・そこで私は、実際に意思表示カードに書くとなると自分の意思にまだ自信を持てない部分があることに気付きました。そんな中、高二の保健の授業や、今回の話を聞き、無理に意思を表示する必要はないのだと思いました。自分の意思に自信が持てるようになるまで、より深く考え、それから意思表示しようと思いました。

なお、三学期は「生命倫理」「安楽死・尊厳死」について学びます。

「この子は何を食べていたのだろう」・・・中3理科実験

今週中学3年生は理科2分野の授業で食物連鎖実感実験を行いました。題して『この子は何を食べていたのだろう?』実験です。

今年は新鮮なアジ、イワシ、サンマを解剖して胃や腸の中身を取り出し、双眼実体顕微鏡で観察しました。生徒達は久々の解剖で大興奮!内臓を取り出すだけでなく、眼の水晶体を取り出したり耳石を探したり三枚におろしてみたり(?)と自主的な学習にも取り組み、大満足の様子でした。さて、肝心の胃腸の中身ですが、ウロコやプランクトンのかけら、海藻の切れ端等が出てきました。中には胃がペッタンコの魚もいて(つまり何も食べていない)、自然界の厳しさも学ぶことができた実験でした。

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寒さにも負けず!元気いっぱいです!!

ここのところ、寒気の影響を受けて、寒い日が続いています。日本海側では積雪が多く、平年の2倍というところもあるそうです。

現在、体育の授業で高校一年生はサッカー、中学一年生は持久走を行っています。                        

Photo Photo_2      ↑高校一年生のサッカーの様子                  ↑中学一年生の持久走の様子             

それぞれの授業の最終的な課題は、サッカーは「ゲーム」と「リフティング」です。持久走は12分間で何周走ることが出来るか「12分間走」です。今日も最高気温が6℃と寒かったですが、寒さにも負けず、元気いっぱいでした。

ダンス部・・・「目黒区2012新春ふれあい館まつり」に出演しました。

1月15日(日)目黒区立中央体育館で行われた「ふれあい館まつり」のオープニングに、総勢50名でチアダンスを披露してきました。

目黒の地域の方々や、体育館を利用している新体操クラブの皆さんからも温かい拍手や「トキワ松学園の皆さんの一生懸命な姿に、涙が出ました!」などの感想をいただきました。出演後には、お雑煮やお汁粉をいただき、生徒たちもとても喜んでいました。
地域の方々とのつながりを大切にしながら、これからも活動していきたいと思います。

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なお、ダンス部は、前日の14日(土)に代々木第二体育館で行われた「ダンスドリル冬季大会」に中高あわせて28名の生徒が参加しました。

結果は、中学生が、SOLO部門優勝 &   HIPHOP部門準優勝 でした。

団体部門では、それぞれの作品のカラーが出せました。ソロの2名は、大きな舞台にも負けずに堂々とした演技ができました。お疲れ様!